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消雲堂自分史 阿武隈川

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駄目な人間の私が、どうやって生きてきたのかを再確認するマガジンです。自分のためのものですが、興味のある方はどうぞご覧下さい。
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記事一覧

湯島の夜「最近、amazon musicで聴く音楽たち」

湯島の夜「最近、amazon musicで聴く音楽たち」

80年代にはレコード屋で働いていましたから、色々な音楽を聴いていました。流行する音楽には一切興味を示さず、ただただ陰鬱なインダストリアルノイズミュージックやプログレッシブロックやニューウェーブなんかが好みでした。

東京でひとり暮らしを始めると、陰鬱嗜好に拍車がかかって、高田馬場や西新宿の輸入盤屋を覗いては死体や火葬場などの写真がジャケットになっているレコードを買いあさったのです。所謂ジャケ買いと

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シニアのためのAI教室 初回

シニアのためのAI教室 初回

今日は初心者文章教室(この夏で3年目になります)に続いて、シニアのためのAI教室(全3回)を開講しました。当初は申し込みがなく、やめようと思っていましたが、少数の申し込みがあったので、やむなく開講しました。

文章教室にも体験受講者がひとりいて、その方に対応するために平常よりも中身の濃い(自分で思っているだけかもしれませんがw)講座にしました。しかし、冷やかしのようで、その方は体験だけに終り、受講

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災害の多様性「占領謀略事件」参

災害の多様性「占領謀略事件」参

はじめに下山事件とは関係の無い個人的な話をしておきます。

下山事件の舞台となった常磐線の小菅から綾瀬駅周辺には、鳥羽伏見戦争、勝沼戦争で負けた新撰組が隊士再結成のために駐屯した地『慶応4年 (1868)3月のことです』であり、僕が宣伝のお手伝いをさせていただいているミドリ安全さんの関連部署があるところです(ちなみにミドリ安全さんの本社は渋谷区広尾にあります)。

新撰組は関係ないじゃないか? い

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昔は良かったと言ってもいいんだぜ!

昔は良かったと言ってもいいんだぜ!

「昔は良かった」とか「昭和は良かった」とか言うとバカにされるが、だからどうした? だって本当じゃねぇか!昔は、昭和(戦後だけね)は良かったんだよ。

昔は、昭和は貧富の差なんて特になくてさ、皆が貧乏だったし、人間らしい日々を送っていたんだよ。テレビ番組は今のように素人みたいな芸人やYouTuberと称する動画バカは皆無で、クレージーキャッツやドリフにコント55号など本物ばかりの破天荒で面白かったし

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災害の多様性「格差から生まれる心的災害」

災害の多様性「格差から生まれる心的災害」


「危機管理能力の低さが想定外を生む」

大谷翔平さんが会見を開き以下のように語りました。

大谷翔平さんは僕が想像できないくらいの「お金持ち」ですから、日本野球の成金レベルの人たちとは全然レベルが違うのですね。まさに天と地の差があります。前回記事でそんな日本野球の人たちと一緒にして申し訳なく思っています。

約7億なんて大金が詐欺られても経済的軽症に過ぎないかもしれません。自分に背番号を譲ってく

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月に萌える

月に萌える

15階建ての11階に住んでいたときに会社を辞めてフリーになった、フリーになったと言っても勝手に自称しているだけで無職のようなものだった。退職金も少ないし、のんびりしてはいられないのだが、生まれついての怠け者なので真面目に仕事を探す気もなかった。少ない人脈から仕事のネタを探すのだが、どうにもうまくいかない。

何か仕事をしてみようと近所の釣具店で土日だけバイトをしてみたが、数字が嫌いなので、計算も苦

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カルチャースクール新講座(案)

カルチャースクール新講座(案)

カルチャースクールでの僕は酷く人気がない。生徒さんは驚くほどに少ない。知名度はもちろん、AI時代のいまどき文章講座なんていうのはウケないらしい(笑)。ならばAI講座をやればいい・・・といっても生徒さんは皆高齢者だから、AIなんて関係ないかもしれない。

高齢者さんたちは、まずAIなんて関係ない、難しいだろうと思うが、「相談相手になってくれる、必要な文章を作ってくれる、絵だって描いてくれる」という、

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懐かしい建物

懐かしい建物

今、住んでいる地方の町のことです。以前は旧中心地にヨーカドーが建っていて、田舎の百貨店の役目を果たしていました。その周辺にはケンタッキーやマクドナルドなどもあって、まあまあ賑やかな町でした。ところが市役所が移転した地域が現在の中心地となり、その周辺から開発されてイオンができたと思ったら、以前ヨーカドーがあった旧中心地は廃れてしまったのです。

んで、現中心地が栄えるかと思ったらそうではないのです。

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彼女たちの人生

彼女たちの人生

先ほどまでWOWOWで伊藤蘭さんのコンサートを観ていた。80年代の懐かしい匂いを感じながらKindleでGPTによるAI画像を生成した。AI画像生成は「メモ代わり」になるから便利だ。Kindleも同期しているからこちらがモバイルでのスケッチブックになる。

22歳の頃、僕は東京の二子玉川にあったレコード屋でアルバイトしていた。写真が趣味だったので、そこの店長に「アイドルの写真を撮ってこい」と言われ

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明日のカルチャー課題

明日のカルチャー課題

明日は自分が生まれ育った家の図を描いてみることと、その家での記憶を箇条書きで書き出してもらうということをします。

僕は福島県のいわき市で生まれましたが、そのいわき市での記憶は全くありません。それから4歳くらいから6歳くらいまでを同じ福島県の県庁所在地福島市で暮らしました。

当時住んでいたのは2階建てのアパートで、僕たちは1階の端っこに住んでいました。アパートの裏には「弁天山」という山があって、

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篠山紀信さんのこと・・・合掌

篠山紀信さんのこと・・・合掌

僕はいい加減な性格ですから若い頃は、才能もないくせに「漫画家になりたい」「小説家になりたい」「カメラマンになりたい」「フォーク歌手になりたい」なんて、いくつも夢がありました。いずれにもなれなかったのですから、それは本当の夢に過ぎなかったんですがね・・・w。

漫画家になりたくて、美術研究所に通いながら絵を描いたけれど、スポーツ新聞の挿絵も描いたけれど不評・・・そのヘタクソ加減に愛想が尽きて(という

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怠惰者の挽歌

怠惰者の挽歌

あと数日で67歳になるお爺さんです。年が変われば運も変わるってことは・・・絶対にないけど、いや、あるかもしれない、いや、絶対にないし、うんにゃあるって・・・って期待感と、のちに訪れるかもしれぬ絶望感を味わう(笑)。

厄年みたいについていないときは、バカだから占いとか見ちゃうじゃん。良いことばかり言う手相なんかも必死になって見ちゃう。運命は変わらないけれど、やれるだけやらなくちゃバチが当たるのです

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while True:    print("地球は回転しています...")

while True: print("地球は回転しています...")

高齢者オタクは、本日、横浜鶴ヶ峰にある両親の墓がある霊園まで行きました。親不孝な僕は実に4年もここに来ていません。はい、4年ぶりの墓参なのです。

千葉の自宅からは私鉄、総武快速(東京から横須賀線になるのかな?)、私鉄、バスと乗り継いで時間がかかるのです。時間の問題よりも大きな生活負荷になる交通費がかかります。妻とふたりで往復の交通費は4日分くらいの食費になるのです。

4年ぶりですから丁寧に墓石

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