- 運営しているクリエイター
#ナチス
『実存主義とは何か』不安との向き合い方を学べる哲学読本!哲学者サルトルの名講演を収録した1冊
表紙からあふれ出る教科書感。
その表紙の印象を裏切らない、小難しい内容。
しかし、だからこそ、サクッと読めるよう大衆化された哲学読本では得られない、心に根差すような気づきがあると思うのです。
わかりやすくて好きだけどね、「ニーチェに学ぶ!生き方のヒント」みたいな本。わたしもよく読む。でも、できればその出典になっている本を、自分でかみ砕きながら理解したくないですか。誰かが介在しているということは
『夜と霧』世界的ベストセラー「心理学者、強制収容所を体験する」人の心の動きを見つめた名著
今日の一冊は、NHK の『100分 de 名著』にも取り上げられたことのある、『夜と霧』。第二次世界大戦中、ナチスにより強制収容所に送られたヴィクトール・E・フランクルの著書です。
当時のナチス・ドイツ関連の書籍としては、『アンネの日記』と並ぶロングセラーなんですって。
心理学者が見た、強制収容所における人の心の反応
著者のフランクルは心理学者で、この『夜と霧』は、『心理学者、強制収容所を体験