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不妊治療と漢方

こんにちは(^ ^)クマです!

今日は漢方についてお伝えします。

この間PMSの漢方をご紹介したので、不妊症で使う漢方もご紹介しますね。

それではどうぞ!



◎当帰芍薬散

*当帰と芍薬は滋養強壮作用で、体を栄養・慈潤させ、内分泌機能を調整してくれます。血を補うことに使用されます。

*当帰と川芎は血管拡張により血液循環をよくしてくれるため、体を温めることにも繋がります。

*当帰と芍薬と川芎は子宮筋の収縮を調整し、内分泌機能を調整して、月経を整えてくれます。また、子宮の筋肉に作用することで、生理痛にもよく聞きます。

*白朮と茯苓と沢瀉は組織中や消化管内の水分を毛肘に吸収し、利尿作用によって排出します。これによりむくみを解消し、下痢も止めてくれます。また、白朮と茯苓は消化吸収も高めてくれます。

子宮の筋肉に作用したり、血流をよくしたりすることから不妊症や月経困難症ではよく使用される漢方の一つです。

また、流産の予防として習慣性流産の方にも処方することがあります。

自律神経失調症にも処方され、気分を落ち着かせたりします。

むくみの改善にもいいので、生理中のむくみが気になる方にもおすすめです!




◎八味地黄丸

*牡丹皮と沢瀉は自律神経の興奮を抑えてくれるため、月経前のイライラにも作用します。

*茯苓と沢瀉は組織中や消化管内の水分を吸収して利尿作用によって取り除いてくれるため、薬物の慈潤性の行き過ぎを抑えてくれる効果もあります。

*桂皮や附子は循環を促進して体を温め、全身諸機能を高めてくれます。下垂体や副腎皮質の興奮、性機能促進などの作用を持ちます。そのため不妊症に効くと言われています。また、茯苓と沢瀉の利尿作用が附子と桂皮の補助により強めに作用します。

女性の不妊症にも用いられますが、男性不妊でもよく用いられる漢方です。性機能促進が期待できるので、精液所見があまり良くない方にもおすすめです。




◎桂枝茯苓丸

*桃仁と牡丹皮と芍薬は、うっ血を改善し、血液循環を改善してくれます。また、腹腔内の循環障害で生じた腫瘤を消退させる効果もあるそうです。

*牡丹皮は子宮粘膜を充血させて子宮機能を改善し、芍薬は子宮筋の収縮調整に作用します。

*茯苓は組織中の水分を血中に吸収してむくみを軽減させます。

*桂皮は血管拡張により主に動脈側の血行を促進させます。また、消化液分泌・蠕動運動により薬効の吸収を促進してくれます。

*動悸を沈める作用もあります。

冷えが気になる方は、血液循環をよくする作用が強いのでおすすめです。

月経異常、特に生理痛、経血に血の塊が混ざるなどの症状がある方にも改善が見込めるかもしれません。

子宮粘膜を充血させることから月経困難症や稀発月経、無月経、不妊症でもよく使用される漢方薬です。

炎症を抑える効果もあるので子宮内膜炎や子宮腺筋症、付属器の炎症にも用いられることが多いです。

子宮筋腫や卵巣嚢腫、不正出血などでも使われることがあります。



今日は主に使用される3つの漢方のご紹介でした。2つ目に紹介した八味地黄丸は男性不妊でも使われる漢方なので、ご夫婦で飲むのにいいかもしれませんね。

漢方は普通の薬に比べると副作用が出にくいので、通販やドラッグストアなどでも手軽に買えるものが多いです。是非気になるものがあれば試してみてください!


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