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自分らしい幸せな生き方

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自分らしく、幸せに生きるにはどうしたらいいのか。心悦ぶ幸せな人生とは。自由に生きられるようになった今だからこそ、私の体験を通じて得た自分らしい道の見極め方について綴ります。
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#離婚

別れることが唯一の愛

別れることが唯一の愛

添い遂げようと思った。
結婚とはそういうものだ。
いいところも悪いところも
すべてひっくるめて、
一緒になるのが結婚で、
一緒に生きていく覚悟がなければ
結婚なんてしない。

誰にでも、長所も短所もある。
相手をすべて受け容れられなければ
結婚なんてできない。

だから、どんなことがあっても
別れようとは思っていなかった。

どんなひどいことをされても、
たとえ、家に帰るのがこわくても、
びくびく

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怒られる人だけでなく怒る人も傷ついている

怒られる人だけでなく怒る人も傷ついている

「あなたに未来はない」

どうすればいいのかと尋ねたら、
離婚するか引っ越しをしなさいと言われた。

家は35年ローンで買ったばかり。
離婚は全く考えていなかった。

離婚するか
引っ越しをするか
究極の選択だ。

どちらかをどうしても選ばないといけないなら、
引っ越しするしかないと思った。

でも、購入した一軒家を
おいそれと引っ越しできるはずもなく、
どうしたらいいだろうかと思いながら、
数か

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どんなにつらくても別れなかった訳

どんなにつらくても別れなかった訳

どんなに罵倒されても
どんなになぐられても
どんなに搾取されても
別れることを考えなかったのは、
結婚したら添い遂げるのが「道」だと思っていたし、
それが正当な人生だという感覚だった。

いや、それは表向きのきれいごとであって、
こんな私と結婚してくれる人は他にいないと思っていて、
一人ぼっちになるのが怖かったから。

一人で生きていくのを避けるために、
私は子どもが欲しかったし、
夫と離婚するこ

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結婚とは一緒に生きると決めること

結婚とは一緒に生きると決めること

結婚とは、好きな人と一緒にいたいから
するのではなくて、
この人と一緒に生きると決めたから
結婚するものだと思う。

若かりしころ、結婚したとき、
好きかどうかもわからなかった。
もちろん好意は抱いていた。
彼は、私が憧れる知性と教養を持っていた(と思う)
身体も、ギリシア彫刻のような
整ったかたちをしていた。
そのころ、週何回も水泳に通っていたらしい。

出会って3回目でプロポーズ

なんとなく

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