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カワカミ
2020年5月19日 21:48
追い越せない心の優しい反動の 間に合わせに とことば かろやかにその まなざしのカクシン めぐりゆく慈愛
2020年5月3日 23:31
小説をかくことのなにがむずかしいって白に 言葉が 反応しないこと電子に 文字を 打とうとすると瞬間に とまる 空間では 紙に書こうとすると宇宙は いつも 間に合ってくれない速記の検定でも とろうかしら?して、とっても けっきょくはまにあわないん だけど ね。あたしと現実みたいなものだから現実は はやくてあたしは のろまに 間に合わなくて現実が足一本 なくし
2020年5月2日 22:05
新幹線に 乗ると 雨窓に流されてツルツルと しっぽの方へすべっていったねぇ みて みてママきれいちいさな子ひかり しずく気付きその瞳に 水を光らせてとなりの母のうなずき雨とともに 流されたようだ 子は はたと だまりこみほおづえ を つく、
2020年4月28日 19:07
軽やかに踏み出したいそれは右足かも知れなくて左足かも知れなくて右足でなくとも左足でなくともあたしは歩けるんだと頭に知らしめたい
2020年4月26日 21:17
そして はたして祈りとは まだ太陽の空になじまぬ頃の目覚めの匂いのようだった
2020年4月25日 00:21
しゅんかんがいつも切迫していて私はばくはつしそうで…誰かがそれは君、生きてるからだなんて、うつくしいことばわたしがつかうにはあまりにかなしまぎれに、空間はよゆうをなくし………しょうどうが、すぎる。
2020年4月6日 17:18
わたしの ことばはいつも純度を保つには衝突が、すぎる
2020年4月15日 21:16
深みをだすためには下に青を塗るあなたの青はまるでマーガリン
2020年4月17日 17:12
しずかにねむる ぼくをつつむ不完全な夜の静脈
2020年4月19日 20:27
あなたの感情はあなたのものなのに勝手に受けとっては勝手に傷ついてまったくごめんなさいねとあやまりたい気分(わたしに!)
2020年4月20日 17:10
今ごろに気付いた春の目覚めが夜の瞳ほどに 静かに揺れ続けていたこと