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弱音と本音と

たまに、いつかオットの優しや強さから見放されてしまうんじゃないかと思う。仕事で疲れている彼の弱音を聞いては突っぱねるような言い方をしてしまうし、いざ自分が同じ立…

Camellia
11か月前
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脳みそのカスを垂れ流し

ここ最近、自由奔放に育児をしている人を見て、子どもの意思を尊重しながら最低限のマナーを促すっていうバランスはとても難しいなと思った。 たとえばの話だけど、我が子…

Camellia
1年前
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センチメンタルな旅

この話は過去に何度もしていると思うし、きっとこれからもふとした瞬間に思い出しては幾度となく語ってしまう。 少し遅めのお昼ご飯を済ませたベッドに連れて行き、二人で…

Camellia
2年前
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愛すべきストレス

情報過多の社会に産み落とされて何もかも嫌になることが度々あったけど、0歳時の赤ちゃんと生活していく中でその感情がより鮮明になってる。彼らは言葉もろくに喋ることが…

Camellia
2年前
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赤ちゃんとの生活など

ワタシは非常に大人げない人間なので、生後8ヶ月目の人生を迎える幼い子どもにも全力でイライラする。ついこの間までは赤ちゃんにイライラしてしまう自分を狂うほどに責め…

Camellia
2年前
3

「理解」は最大級の安心材料

妊娠中、周囲の人々に育児はもちろん大変だけれど生後3ヶ月を過ぎた頃から楽になってくるという話をよく耳にした。しかし、実際のところ生後3〜4ヶ月はワタシにとって苦…

Camellia
3年前
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2020年

2020年もあと少しで終わりを迎えて、あっという間にお正月がはじまり、次第に季節が移り変わって温かい空気に包まれる。今年はどんな年だった?という聞かれれば、「出会い…

Camellia
3年前
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暖かくて心地よくて甘ったるい

邦画は自分が育ってきた環境や文化が色濃く描かされていることが多いこともあって、洋画よりも感情移入しやすい場面が度々ある。もちろん、作品によっては洋画だって強い共…

Camellia
3年前
2

赤ちゃんは偉い

赤ちゃんは24時間365日可愛くて本当に偉い。年中無休のコンビニエンスストアと同じくらい偉いし、ご苦労さまという言葉をかけたいな。 育児って、本当に地獄絵図のような…

Camellia
3年前
6

愛情生活

秋が深まる季節になると、毎年恒例の立川昭和記念公園の紅葉デートが欠かせない。今年は新しい家族を交え、親子3人水入らずでのデートだ。去年の今頃は『いつか子どもを授…

Camellia
3年前
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不器用な愛情

先日、1年越しに友人と電話をした。彼女は2歳3ヶ月の娘を持つお母さん。ワタシよりも早く母になり、娘との日々を穏やかに楽しんでいる。彼女が娘をお産した当時、母親とし…

Camellia
3年前
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育児

妊娠中、周囲の人々から産後の壮絶な日々に関する話をよく聞かされたものだ。生後1〜2ヶ月は慣れない育児に振り回されるため、1番大変な時期だと言われる。3時間おきの授乳…

Camellia
3年前
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誕生

2020年10月5日、午前7時49分。3060g49cmの元気な女の子が誕生しました。命名は、「椿』。 彼女が産まれる前日の日曜日、夫が休みだったため2人でヴァイオレットエヴァーガ…

Camellia
3年前
6

大丈夫

子どもができると、自ずと先輩ママたちから有り難い助言をいただくことが多い。その中には、心を揺さぶられるほど力強い言葉もあれば、かえって不安を抱いてしまうようなも…

Camellia
3年前
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臨月

ここ数日、妊婦検診や母子学級などの予定が立て続けに入っているので、仕事を休んでいる。ひっきりになしに鳴り響くチャットワークの通知を尻目に穏やかな日々を過ごしなが…

Camellia
3年前
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一汁一菜

9月に入ってからすこぶる調子のいい日が続く。先月は、思うように身体と心がシンクロせず、早起きすることさえままならない日が続いた。夕飯の支度にも身が入らなくて外食…

Camellia
3年前
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弱音と本音と

たまに、いつかオットの優しや強さから見放されてしまうんじゃないかと思う。仕事で疲れている彼の弱音を聞いては突っぱねるような言い方をしてしまうし、いざ自分が同じ立場に晒された時は優しい言葉をかけてくれる彼の言葉に「そういうことじゃない何もわかっていない」って馬鹿な子どもみたいに駄々をこねる。何もわかっていないのは私なのに。 彼は私が自分で想像しているよりかもはるかに強い人間だと思っているし、それと同時に自分が理解しているのと同じくらい弱い人間だということも知っている。私だって

脳みそのカスを垂れ流し

ここ最近、自由奔放に育児をしている人を見て、子どもの意思を尊重しながら最低限のマナーを促すっていうバランスはとても難しいなと思った。 たとえばの話だけど、我が子たちを中心に世の中が回っているとしたら、娘や息子の好奇心を尊重して伸び伸びと好き勝手にやらせあげたかもしれない。でも、現実そうもいかない。外に出れば大勢の他者が存在していて、お互いに気持ちよく生活するためにも子ども自身の言動を制御することが時には必要な時もあるから。 ここ最近、この自由奔放な育児をしているご家族と同行

センチメンタルな旅

この話は過去に何度もしていると思うし、きっとこれからもふとした瞬間に思い出しては幾度となく語ってしまう。 少し遅めのお昼ご飯を済ませたベッドに連れて行き、二人で横になりながらコロコロと笑う彼女の丸いお腹をリズムよくポンポンと叩いているうちに突然入眠する姿を見ると本当に驚かされる。 さっきまで鈴が転がるように声をあげていたはずが、電池が切れたように目を瞑って寝息を立ててしまうのだから。その姿を目に留める中で、いま私の目線に写っているすべての流れをフィルムカメラで1秒ずつ切り取

愛すべきストレス

情報過多の社会に産み落とされて何もかも嫌になることが度々あったけど、0歳時の赤ちゃんと生活していく中でその感情がより鮮明になってる。彼らは言葉もろくに喋ることができず、目の前に広がる正解はすべて瑞々しいもものばかり。目に入るすべての情報が大きな刺激となって毎日が艶やかに彩られている。だからこそ、一つ一つの動作においても全力で向き合い、惰性という言葉の裏側を走り続けているみたいに。そんな赤ちゃんと生活をともにすると、世の中に溢れる情報のノイズがモスキート音のように鳴り響いて頭が

赤ちゃんとの生活など

ワタシは非常に大人げない人間なので、生後8ヶ月目の人生を迎える幼い子どもにも全力でイライラする。ついこの間までは赤ちゃんにイライラしてしまう自分を狂うほどに責めて自己嫌悪の泥沼にハマっていた。行き場のない感情を抱え込んだ心の淀みは涙になってボロボロと溢れてくることだって少なくない。しかし、己を責めてもこれといった解決策を導き出せるわけではなく、自分を追い込むことでさらに悪循環へとのめり込んでいく。 赤ちゃんにイライラしてしまうそもそもの原因は、産後のホルモンバランスによるも

「理解」は最大級の安心材料

妊娠中、周囲の人々に育児はもちろん大変だけれど生後3ヶ月を過ぎた頃から楽になってくるという話をよく耳にした。しかし、実際のところ生後3〜4ヶ月はワタシにとって苦行でしかなかったように思う。新生児期は実家に帰省していたこともあり、割とのびのび生活を送れたし、正直なところ我が子に対して「かわいい」という感情が明確には見えてこなかった。多分、これは可愛い?という気持ちで合っているのだろうかと、疑問ばかりが頭の中をぐるぐる巡る。あまりにも小さくてか細い赤子に対して、かわいいという感情

2020年

2020年もあと少しで終わりを迎えて、あっという間にお正月がはじまり、次第に季節が移り変わって温かい空気に包まれる。今年はどんな年だった?という聞かれれば、「出会い」の一言に尽きる。コロナウイルスの流行によって新しい生活様式が求められ、四季折々のイベントを思うように楽しむことができないまま時が過ぎた1年もあった。でも、私にとっては何よりも我が子と出会えたことが大きく刻まれているのだ。 2020年の幕開けは、年明け早々仕事に追われていた記憶がある。某テーマパークの新しいプロジ

暖かくて心地よくて甘ったるい

邦画は自分が育ってきた環境や文化が色濃く描かされていることが多いこともあって、洋画よりも感情移入しやすい場面が度々ある。もちろん、作品によっては洋画だって強い共感を得ることがあるが。単館系と呼ばれるような日常の延長線上を描いた作品においては、特に強い影響力を受けることが多い。かつては単館系の邦画を見漁っては、映画のワンシーンのような生活がしたいと常々思っていた。どんなにクソッタレな生活だって「映画」になってしまえば多少輝いてみてるような気がして。うだつの上がらない毎日から開放

赤ちゃんは偉い

赤ちゃんは24時間365日可愛くて本当に偉い。年中無休のコンビニエンスストアと同じくらい偉いし、ご苦労さまという言葉をかけたいな。 育児って、本当に地獄絵図のような毎日が展開されていくものだと思ってたってな〜って何度も振り返る。でも、現実はそこまでテンヤワンヤすることなく、穏やかな日々が流れていってるんだ。今日みたいに気持ちのいい曇り空のもとスヤスヤと寝息を立てる赤ちゃんはやっぱり偉い。 でも、もしも赤ちゃんがまったく可愛いくなかったらどうしよう?たとえば、薄汚いおじさん

愛情生活

秋が深まる季節になると、毎年恒例の立川昭和記念公園の紅葉デートが欠かせない。今年は新しい家族を交え、親子3人水入らずでのデートだ。去年の今頃は『いつか子どもを授かったら3人で遊びに来ようか』なんて話してたものの、まさか現実になってしまうとは思ってもみなかった。 これまで赤子との外出は抱っこひもを使って自宅の近所を少し散歩した程度だったが、今回はベビーカーを使って電車移動。義両親にいただいた立派なベビーカーを使って、はじめての本格的なお出かけに挑戦した。多少の不安はあったもの

不器用な愛情

先日、1年越しに友人と電話をした。彼女は2歳3ヶ月の娘を持つお母さん。ワタシよりも早く母になり、娘との日々を穏やかに楽しんでいる。彼女が娘をお産した当時、母親としての自覚がなかなか持てずに悩んだと言う。当時、電話をした時に「意思疎通ができないから犬猫を育ててる気分だし、犬の方がコミュニケーションが取れる」と言っていた。いい意味で変わっている女性だったので、面白い感想を述べるな〜くらいにしか思わなかった。しかし、いざ自分が子供を産み育てる立場になってみると、あの時彼女が述べた台

育児

妊娠中、周囲の人々から産後の壮絶な日々に関する話をよく聞かされたものだ。生後1〜2ヶ月は慣れない育児に振り回されるため、1番大変な時期だと言われる。3時間おきの授乳や夜泣きなど、これまでと異なる生活サイクルに身体がついていけず、心身共に疲弊している女性の姿を度々見かけては未来の自分を想像することに怯えてた。 いざ育児がスタートすると、それは想像よりも遥かに穏やかで気楽な日々で驚きを隠せない。1秒たりとも気が休まらないかと思っていた生活とは反面、ある程度自分の時間が用意されて

誕生

2020年10月5日、午前7時49分。3060g49cmの元気な女の子が誕生しました。命名は、「椿』。 彼女が産まれる前日の日曜日、夫が休みだったため2人でヴァイオレットエヴァーガーデンを観ながらのんびり過ごしていた。スーパーに出かけて秋鮭を手に入れ、今夜はムニエルにしようか?なんて話をしていたのを覚えてる。 19時ごろ夕飯の下準備をして、先にお風呂を済ませた矢先にトイレで破水。初めてのことなので本当に破水であるかの真意が分からず、病院へ連絡して21時半ごろ診察してもらう

大丈夫

子どもができると、自ずと先輩ママたちから有り難い助言をいただくことが多い。その中には、心を揺さぶられるほど力強い言葉もあれば、かえって不安を抱いてしまうようなものがあるのも事実。 はじめての経験なので、できれば不安な気持ちよりも寛大な心で子育てに挑戦したい。自分のペースで無理のないよう、丁寧に子どもと向き合いながら尊い時間を育んでいきたい。だからこそ、他人の心無い言葉に左右されることなく穏やかに過ごせればと思うものの、そうもいかないのだ。いっそのこと、『ほっておいてくれ!』

臨月

ここ数日、妊婦検診や母子学級などの予定が立て続けに入っているので、仕事を休んでいる。ひっきりになしに鳴り響くチャットワークの通知を尻目に穏やかな日々を過ごしながら。いっそのこと、明日から本格的に産休をとってしまおうか?とさえ考えているところでもある。9月の初旬はギリギリまで働こうかと意気込んでいたものの、臨月を迎えたいまとなっては日々を少しでものんびりと過ごしたいという気持ちが優先してる。業務の中で下手なストレスを感じるよりも、残り少ないマタニティライフをしっかりと向き合って

一汁一菜

9月に入ってからすこぶる調子のいい日が続く。先月は、思うように身体と心がシンクロせず、早起きすることさえままならない日が続いた。夕飯の支度にも身が入らなくて外食が増えるばかり。夜には、胃もたれと尿意に見舞われてろくすっぽ眠りに集中できない。 しかし、Septemberに突入した今、力配分を調整しつつも、少しずつ今までのどおりの生活を取り戻している。夕飯は一汁一菜を意識するほか、炒飯や丼ものなどの簡単なものを用意するように。やはり、外食よりも遥かに自分でこしらえた飯は上手い。