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アウトプットすりゃいいって話ではない

アウトプット大全なんて本が話題になったのも記憶に新しい

樺沢紫苑著
学びを結果に変えるアウトプット大全
です。

まー、長ったらしく書いてましたが
結局は
インプットよりもアウトプットの回数を増やす事の大切さが書いてます

そりゃそうなんですよ

インプットと言われる
聞く、読む、感じる
ってのだけでは、大脳は必要とは判断しません。

そら1秒に何千万っていう感覚情報を
受け取ってるんですよ?

入ってくる感覚をすべて頭にいれてたら
簡単にパンクしますよ

脳は、
何が必要か?
何が不必要か?
というジャッジの天才

例えば、
僕は過去に
海外に2年留学してまして
その当時は英語が普通に話せましたが
今は全く無理です。
全くというレベルで話せません。

そんなもんなんですよ

あと、
僕は専門学校の外部講師もやってますが
学生にあるトピックの講義をしたあとに

では、今言ったことを話してみてください。

と課題をふると
あれ?えーっと。。
意味はわかってたんですけど、、

と、アウトプットできなかったりします

もちろんこれは
その子のやる気とか根性なんていう
昭和の残念な目線では解決しません。

人間はインプットの際には
基本的にはジャッジが優先となる

聞くか?聞かないか?
見るか?見ないか?
食べるか?食べないか?

しかしこれが
アウトするとなると
はじめて脳の回路は思考を開始するのです。

点と点を線で結ぶ作業が開始されるのです。

が、聞いていて理解できたはずの
その点は
自分の中の点ではなかったり
実はその点を分かってなかったり

点が分かっても、線で引くほどの知識がなかったり

あまりにもたくさんの事を知れるのです。

書く、話す、行動する

と言われるアウトプットの数を徹底的に増やす。

そうすると、
ある事に気づく

自分がアウトプットしている内容には
何が足りないか?

がね。

明らかに、
説明できていない所。
書けない所。

そこがあなたの抜けている部分。

なら、そこから
がっつりとインプットすればいい

その時のインプットは
何が知りたいかが
あまりにも明確なので
吸収力が違うのです。

ただ、
漠然とインプットしているのも
大事ですが

本質的に理解しないといけない事
本質的に理解してたい事

の場合は徹底的に
書くか話すかを繰り返してみてください

そして、とまったところは
必ず調べてください

そして、またアウトプットしてください。

そして、ただただインプットするのも
価値があります

その場合は
今読みたいもの
今知りたいもの
今興味があるもの
にしてください。

その内容が全く入ってなくても
記憶に刻まれてなくても
その時はオッケイ。

またアウトプットを再開した時
ふと、

あれ?そういえば、あれに書いてあったような、、
あら?どっかで聞いたことあるような、、

と、はじめてのインプットではなく
脳が思い出そうとするという過程に変わるのです。

全くはじめて脳に入力されていくのと
思い出そうと記憶に刺激が入るのとでは

また思考の深みが変わってきます。

思い返して見れば
僕は、小さい頃から
ずっとアウトプットしてた気がします。

何かに書いて
祖母や祖父に話をして

あれ?となったところは
また自分で調べて
そして、理解できたらとても気持ちよくて
また書いて
話しして
それを繰り返していたなぁと。(´ε` ) 

それは今でも活きていて

専門学校の講義では
90分を2コマのアウトプットとかすると

まだまだ自分のアウトプットの中から
また興味が湧いてくるのですよ。

ほっんとに終わりがない。

自分の20年以上携わる知識でも
アウトプットをひたすらに繰り返していて
分かってくるのは

心底、自分がまだ何も知らないという事実。

アウトプットは
自分がいかに無知か
そして
知を得ることの喜びを
教えてくれました

ここで留意してほしいのは

結局は
アウトプットをひたすらに繰り返している専門学校の先生達ですら

疑問をもつ

事をやめた時、すべてがとまります。

自分のアウトプットの中には
おそらく足りない部分がたくさんあるのに

それを、疑問に思わない。

何が足りてないか? 

それを考えて、またインプットして
アウトプットしなければ

あっという間に、思考は終わる。

考えるのをやめた人間は
おそろしい。

ただ、アウトプットすりゃいいのではなく

アウトプットから
自分には何が足りていないか?
を知るのです

ちゃんチャ(•ө•)

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