【武豊と馬を語る…。】スーパークリークと武豊。「この馬以外に乗らない」宣言は天才を天才にした……。
今回語るのは武豊とスーパークリークだ。武豊が名を轟かせ、伝説の始まりとなった馬こそスーパークリークである。武はデビュー年にオグリローマンで京都大賞典を勝つと、その後も快進撃を続け、加賀武見の新人最多勝記録を抜いて、新人賞を受賞した。これだけでも競馬界に現れたスターなわけであるが、武の快進撃は翌年も続いた。
デビュー二年目の1988年、武は一頭の駿馬と出会った。その名は「スーパークリーク」。武がその馬にまたがったのは、阪神芝2200mのオープン特別すみれ賞の時であった。スーパー