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総コレステロールが低いとガンになりやすいのかを検討する。

和田秀樹氏の以下の本を読みました。

私もスタチン(ロスバスタチン2.5mg)を服用している者です。参考までに、私の血液検査の値の経過をメモしたいと思います。35歳のときは、総コレステロール194で、動脈硬化指数は2.2でした。それから、ジグザグとしたグラフでですが、一貫して、それらの値は上昇し始め、47歳の血液検査のときに、総コレステロール278で、動脈硬化指数は4.7となり、「コレステロールを下げるお薬が必要です」と、いつもお世話になっている医師に言われ、47歳の4月2日から、スタチンを飲み始めました。その半年後の血液検査で、総コレステロール151(スタチン飲んでマイナス50くらいになった)で、動脈硬化指数は2.2(約半分となった)となりました。総コレステロールの正常値の範囲は、「130~219」であり、まあちょうど良い値になったといえるかもしれません。さらに、その約2年後の49歳のときに受けた血液検査では、総コレステロール155で、動脈硬化指数は1.5と、動脈硬化指数(正常値の範囲は2.9以下)はさらに低下しました。本書のグラフによると、死にやすい値に調整されてしまったと言えるかもしれません。しかし、スタチンを飲む直前の値の総コレステロール278も、グラフによると死にやすい値で、どうしようもないとも言えるかもしれません。本書では、「コレステロールは下げるな」と言われているけど、私個人の値の経過を見ると、年を重ねるごとに、内臓の機能が加齢とともに衰えて、コレステロールも適正値に調整することができなくなったと解釈できるかもしれません。そこで、スタチンというお薬(効く仕組みも本書で書かれています)で、若さを回復できる、若返りのお薬とも解釈できるかもしれませんが、スタチンを服用しはじめました。スタチンのおかげで、動脈硬化を防ぎ、血管が柔らかいままなら、申し分ないとも言えるかもしれません。スタチンがあるので、安心して、肉(10日に2日、鶏肉を1回に付き350グラム摂取します。それ以外の日は、鶏肉のから揚げを40グラム分の1個食べます。)を十分に食べたり、その他の動物性たんぱく質の食品(卵・牛乳・魚)を食べれているとも言えるかもしれません。それでも、明治維新直後の1890年の日本の食肉消費量が、本書のグラフで言うように、世界各国の中で、こんなに少ないとは思いませんでした。江戸時代が各時代のなかで、縄文時代・弥生時代も含めて、いちばん背が低かったとも言われていますからね。栄養学的にも、江戸時代は限界だったわけです。肉の消費量が増えたことで、平均寿命が上がってきたと言われているなかで、日本は肉の消費量がアメリカの半分(日本の現在の食肉消費量は45.9kg)なのに、平均寿命が世界で上位なのは、他のものでも、バランスよくタンパク質(卵・牛乳・魚・大豆)を摂取しているからかもしれません。肉の消費量を多くするため、もっと低価格で、たくさんの肉を提供する焼き鳥屋みたいなものを作ってもいいかもしれません。スーパーに入っている焼き鳥屋(焼き鳥日本一)は、肉の量が少なく、価格もちょっと高くて、日常的に食べるには、手が届きません。セブンイレブンもホットスナックで、低価格でたくさんの鶏肉が入っている焼き鳥の提供を終わらせてしまったし、何らかの政策的な意図を感じます。本書の1890年の図表で紹介されている、肉食でトップを快走している(アメリカの2倍の年間100キログラム食べている)オーストラリアも、現代では、平均寿命では、日本よりやや低いです。その当時、肉食でトップを快走していたオーストラリアも、平均寿命は50歳くらいだったようで、あと30年の伸びは、動物性タンパク質の摂取だけでなく、衛生環境の改善や医学的な進歩(医学史)もあってのことだと思う。本書がグラフで指し示すように低コレステロールの人のがんによる死亡が多くなるのはなぜなのだろう。やはり肉食による良質なタンパク質摂取が少ないからではないかと思うのである。コレステロールは、適正値の範囲内にいるのがいいのではないでしょうか。スタチン飲んでも、肉食(その他の牛乳や卵や魚などの動物性タンパク質の量も含めて)が多い人は、大丈夫なのではないだろうかと思う。『患者よ、がんと闘うな』の近藤誠氏の本によると「コレステロールは細胞を作る材料となるので、がんの防波堤になる」とやはりコレステロールに肯定的な見解を述べられています。総コレステロールの正常値の範囲は、「130~219」と広い範囲となっており、その基準値の範囲内にあれば、細胞を作ったりするのに、適正な量は確保されているはずで、それ以上のコレステロール値は、血管にとって、害悪となる可能性もあります。ところで、日本って、牛肉の調理法がないですよね。日本は、和食の文化だからですかね。中華料理とかだと、「牛バラ肉のあんかけ御飯」とかいうように、牛肉の調理法がたくさんありますよね。あと、私の中華料理の1つの解釈なのですが、牛肉や豚肉を「シューマイ」や「豚まん」とかで、何かで包んだりして、大事に食べさせますよね。昔から、肉は、長寿の源とわかっていたんでしょうね。現在の中国の年間の食肉消費量は50kgだそうです。中華料理には、食肉を調理する料理がたくさんあるような気がします。日本の和食だと食肉をあまり食材として使わないですよね。和食だとタンパク質は、豆腐とかの植物性タンパク質とか魚が多いですよね。食肉の調理法をもっとテレビとかで紹介する必要がありますよね。イオンなんかでも、牛肉のバリエーションが少ないですよね。ステーキか半調理された牛肉かの2種類しかないですよね。私個人の年間あたりの食肉消費量は、だいたい見積もって、35kgですね。あと、15kgは増やしてもいいと思いますね。イオンのトップバリューのシューマイ(約100円。タンパク質が12.3g摂取できる)とかを動物性タンパク質が少ないときに、食卓にもう1品として並べるといいかもしれません。これはおいしいという「鉄板」の調理法を「鶏のもも肉」では持っていますし、空揚げ用の鶏肉も、もっとうまく調理すべきだと思います。日本だと、スーパーで売ってる、アメリカ産かオーストラリア産の牛肉を塩・こしょうをかけて、フライパンで焼いて、焼肉のタレをつけて食べるくらいしかないし、スーパーで売ってる、アメリカ産かオーストラリア産の牛肉も、あまり、おいしくない割りに1パック1000円とかで高いですよね。タレなどで半調理されたアメリカ産かオーストラリア産のカルビ牛肉もありますけど、それだと、量が少ないかもしれません。厚切りで、700グラムで700円くらいの牛肉が欲しいですよね。厚切りだと、塩・こしょうをかけて、フライパンで焼いて、焼肉のタレで食べると、ごはん(糖質)は要りませんよね。ステーキ用の肉は、今の値段の半額でないと鶏肉のほうをチョイスしてしまいます。日本でも、イオンで扱っているステーキ用の牛肉よりおいしく感じる、ステーキ屋のファミレスは、たくさんできたけど、350gぐらい食べれば、お腹いっぱいですよね。日本は「焼き鳥」の文化もあるし、鶏肉がいいかもしれませんよね。焼肉屋さんや牛肉を使った中華料理ならいいけど、牛肉は、調理法の選択肢も少なく、食指が動きません。クックパッドなんか見ると、牛肉を使ったレシピがたくさん紹介されていますが、牛バラ肉の方が使いやすいようです。私の家の最寄のイオンでは、牛バラ肉は売っていません。牛こま切れ肉は売っているのですが、使いやすい牛バラ肉は売っていません。しかも、牛肉は鶏肉より高い・・・。和牛は高いし・・・。しかし、私は、ごはん(白米・玄米・糖質)を摂らないので、鶏肉の私の「鉄板」の調理法のほうがいいんですよね。肉だけで食べれるわけです。私の個人的な経験則ですけど、スポーツやった後の回復にも、牛肉や豚肉より、鶏肉のほうが優れている気がします。中高齢者は、スタチンで、コレステロールを適正値に誘導しながら、動物性タンパク質をたっぷり摂取するというのが、良いのではないでしょうか。やっぱり経済産業省と農林水産省と外務省で話し合って、低価格で、量が多い、串に刺した、焼き豚・焼き牛肉・焼き鳥などを、おいしいタレで提供するお店をスーパーの内外に作ってもいいのではないでしょうか。晩御飯に、もう一品追加で、動物性タンパク質を日本人に食べてもらう、お店を流行らせるべきです。本書によると、コレステロールの値が高いほうが、脳出血発生率が低くなるという明確なグラフが出ていますが、私の場合は、動物性タンパク質を多く摂取したから、コレステロールの値が高くなったわけではありません。加齢による臓器の衰えで、コレステロールの値が高くなったわけです。だから、大事なのは、コレステロールの値が高くなって、脳出血発生率が低くなるというルートではなくて、動物性タンパク質の摂取量が増えた(加齢や動物性タンパク質の摂取量の増加により血中コレステロールの値が増える)から、脳出血発生率が減ったということではないでしょうか。そう考えないと、動物性タンパク質の摂取量が少なかった戦前から、私のように加齢による衰えで、年を取ったら、総コレステロールの値は自然に上がり、脳出血発生率は低かったのではないでしょうか。血管を丈夫にするのは、コレステロールではなく、動物性タンパク質の摂取量ではないでしょうか。コレステロールは、動脈硬化を促進するという説(本書では他の説も紹介されています)に立てば、文明の利器であるスタチンで、総コレステロールを減らすというのは、得策ではないでしょうか。本書の「総コレステロールと死因」の説得力があるグラフなのですが、コレステロールが低い人は、動物性タンパク質の摂取量が少ないから、そういう病気をしやすいということなのではないでしょうか。このグラフは、測定しやすいコレステロールだけに焦点を絞るのではなく、動物性タンパク質の摂取量も勘案すべきなのではないでしょうか。コレステロールが高く、かつ、動物性タンパク質の摂取量が低い人(私の47歳のときの血液検査)は各種の病気をしやすいということなのではないでしょうか。百寿者の動物性タンパク質の摂取回数のみ調べたグラフがありますが、百寿者の総コレステロールの値も併記すべきではないでしょうか。私は、動物性タンパク質(肉・牛乳・卵・魚)、その中でも肉の摂取を意識的に多く、摂取したいと本書を読んで決意しました。明治維新直後の1890年という古いデーターですが、年間あたりにすると、オーストラリアの30分の1しか、肉を日本人は摂取していないのです。その当時、世界で始めてオーストラリアは、平均寿命が50歳を越えたそうです。その当時の日本の平均寿命は30歳だったそうです。50歳を越えたのは1947年になってからです。世界からは50年遅れたそうです。私は、コレステロールを文明の利器であるスタチンで、適正値に誘導しつつ、血管を若く保ち、動物性タンパク質(肉・牛乳・卵・魚)、その中でも肉の摂取を意識的に多く増やすのが、正解ではないかと思います。コレステロールは、私の血液検査の例からもわかるとおり、動物性タンパク質(肉・牛乳・卵・魚)、その中でも肉の摂取を増やさなくても、加齢による臓器の衰えで、自然に増えていってしまい、動脈硬化へとつながり、各種の病気を誘引しやすいと思っています。文明の利器であるスタチンは、血管の若返りを図る夢のお薬ではないでしょうか。コレステロールは、食べたものが、そのままコレステロールになるのはごくわずかで、コレステロールの上昇は肝臓の代謝能力が加齢により衰えたことによるもので、となると、コレステロールが低いグループは、肝臓の代謝能力が高く、コレステロールが高すぎる人は、肝臓の代謝能力が低いと解釈できます。そのいろんな疾病で亡くなる人が、コレステロールが少ない人と多い人で多くなるということは、コレステロールには適正値というものがあるということなのでしょうか。コレステロールが高いほうが、がんで死ぬ人が少ないというデーターには、どうも承服しかねるところがあります。私も、上記のとおり、47歳の4月2日から、特に肉食などが多かったというわけではないのですが、「コレステロールを下げるお薬が必要です」と言われ、スタチンを飲み始めたのですが、そのコレステロールが多い状況だと、がんになりずらいというのなら苦労しないと思うんです。私も、35歳の血液検査のときから、ジグザグのグラフですが、コレステロールが上昇し始め、47歳のときから、スタチンを服用し始めました。肉食が多かったわけでもないのに、コレステロールが、ジグザグのグラフですが、コレステロールが上昇し始め、原因は、加齢による肝臓の代謝能力の衰えだと思うんです。コレステロールが高いほうが、がんにもなりにくいし、血管も丈夫にするというのであれば、加齢による肝臓の代謝能力の衰えで、50歳前後には、コレステロールの値が高くなり、栄養状態の悪かった戦前から、脳卒中や心筋梗塞で亡くなる人も少なかったと思うんです。脳卒中や心筋梗塞が栄養状態が悪かったときに多かったのは、肉食が少なかったからだと思うんです。肉食が少なく、良質なタンパク質の摂取が足りず、血管が弱くて、切れやすかったということだと思うんです。コレステロールは、スタチンなどで適正な値に誘導しつつ、肉などの良質なタンパク質を摂取するというのが正解だと思うんです。総コレステロールが180未満の人がガンになりやすくて、280以上の人がガンになりにくいというのは、やはり薬(スタチン)をうまく利用しつつ、肉などの動物性タンパク質をよく摂って、良質なタンパク質を血管や細胞に供給するということなのではないでしょうか。スタチンでコレステロールを適正値に誘導して、血管の病気(脳梗塞・脳卒中・心筋梗塞)を抑制しつつ、肉などの良質なタンパク質をたくさん摂取するということではないでしょうか。昔の人の血管が硬かった(動脈硬化)のは、良質な動物性タンパク質の摂取量が少なかったからでしょう。コレステロールが低かったのは関係ないと思います。大事なのは、動物性タンパク質(特に肉)の摂取ではないでしょうか。これが私の結論です。
ある医師がホームページで書いていた正式な話なんですけど、「2010年の少し前頃からスタチン系薬剤の長期使用により『冠動脈疾患』の発生や総死亡の減少効果がある」という確かな研究結果が世界から発信されています。また従来と比べてより科学的な方法で、『がん』の発生やそれによる死亡の抑制効果があるという証拠も出始めています。」と書かれています。和田秀樹氏のこの本は、学術的な検討が足りないか、スタチン服用者の不安を煽るだけのような気もしなくありません。

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