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夏休み

大人になってからはっきり夏休みだと思っての夏休みははじめてかもしれないと、夏休みが終わってみてからじわじわ感じている。特に予定を立ててどこかに行ったというわけではないのだけれど、いっとき仕事のことをすっかり忘れてやりたいことをしたという実感があるのからかもしれない。19時過ぎにスーパーに向かう横断ほどのから見るほとんど日の落ちかけた空の色は茜色ではなくて黄金色のようで、もっと夜になって空を見ると月がまんまるに光っていて、でも調べてみると満月まであと3日もあって、それなのにこんなに光っている月をしみじみ眺めてしまうような、知らず知らずのうちに空いた空白を埋めるような時間を少しづつ日を分けて感じられたような気がするのでした。

一人暮らしをしていると、二人で過ごすよりも四人で過ごすよりももちろんお金はかからないので、私は私が稼いだお金を私とちょっとの私の周りにいてくれる人のために使っていて、やっぱりお金を稼ぐということの大事さを感じてはいるのですが、ここ最近お金をたくさん遣ってしまうことを意識するようになったのは本でした。部屋にはもう数えていないほど本屋で気になって立ち読みして読みたいと思って買った本が何冊も何冊も本棚に納められてあった私はただただその本を読むことを楽しみに毎日毎日本を読み進めているのですけれど、外出すると街にある本屋にどうしても立ち寄ってしまい、そのたびにしっかりと時間をかけて本屋中を眺め回した結果、一冊二冊と気になる本を見つけてしまい、その本を購入してほくほくしながら帰る帰り道を楽しむというどうしようもないような愉しみを見つけてしまったのです。

日を追うごとに、本当にあっという間に毎週毎週過ぎてしまうので、その時間が増えるほど私の部屋の本棚はどんどん埋まっていってしまいます。今年の夏休みはそんな本をたくさん読むことに決めて、そうして本を読んでいました。

たくさん本を読んだので、その本を読んだときのメモをここに書こうか書くまいか、考えているところでした。

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