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J1参入プレーオフを占う。

こんにちは。
J2リーグは、42試合がおわり、最終順位が確定しました。
J1への最後の椅子を争う熾烈な戦いが間も無く始まるので、今日はその戦いを見ていきたいと思います。

また、開催に先立ちまして、公式サイトもOPENしています。

J1参入プレーオフとは。

本大会は、明治安田生命J2リーグ年間順位3~6位のクラブのうち、出場条件を満たしたクラブで、1回戦、2回戦を行いその勝者と明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブが決定戦を行います。決定戦の勝者が、J1に残留または昇格できるものです。J2出場クラブは、ファジアーノ岡山(明治安田生命J2リーグ3位)、ロアッソ熊本(同4位)、大分トリニータ(同5位)、モンテディオ山形(同6位)となります。

1回戦は10月30日(日)、2回戦は11月6日(日)、決定戦は11月13日(日)に開催いたします。

https://www.jleague.jp/news/article/23601/

トーナメント表

現時点では、J1のチームが未定です。
また、この表では左側のチームがホームになるようにしています。

過去のJ1昇格プレーオフ

2012年

準決勝は以下の2試合です。
 
 京都サンガ(3位) 0 vs 4 大分トリニータ(6位)
 横浜FC(4位) 0 vs 4 ジェフユナイテッド千葉(5位)

 
共に、下位チームが勝利した準決勝でした。この試合は、現在の方式と同じく、順位表が上位のチームの本拠地で行われました。

決勝は、国立競技場で行われました。
 
順位的には下位であった大分トリニータが、千葉を1vs0で倒し、J1昇格を決めました。

2013年

準決勝は以下の2試合です。
 
 京都サンガ(3位) 0 vs 0 Vファーレン長崎(6位)
 徳島ヴォルティス(4位) 1 vs 1 ジェフユナイテッド千葉(5位)
 
京都サンガと千葉は二年連続で同じ順位となり、プレーオフに臨みました。準決勝は2試合とも引き分けになり、レギュラーシーズンでの順位が上位の京都と徳島が決勝に進出しました。

決勝は、国立競技場で行われました。
 
順位的には下位であった徳島ヴォルティスが、京都を2vs0で倒し、クラブ史上初のJ1昇格を決めました。

2014年

準決勝は以下の1試合です。
 
 ジュビロ磐田(4位) 1 vs 2 モンテディオ山形(6位)

 
このプレーオフは異例の形式で行われました。
プレーオフ圏内の5位と入ったギラヴァンツ北九州でしたが、J1ライセンスを保有しておらず、プレーオフ参戦ができなかったため、3チームで争われる形になりました。
順位的には、一番上である3位の千葉が決勝でまつ展開で、下位の山形が勝利を掴みました。

決勝は、味の素スタジアムで行われました。
 
順位的には下位であったモンテディオ山形が、千葉を1vs0で倒し、J1昇格を決めました。

2015年

準決勝は以下の2試合です。
 
 アビスパ福岡(3位) 1 vs 0 Vファーレン長崎(6位)
 セレッソ大阪(4位) 0 vs 0 愛媛FC(5位)
 
準決勝では、3位のアビスパ福岡が6位の長崎に勝利。C大阪は引き分けながら、年間順位が上位であったため、決勝に進出しました。

決勝は、ヤンマースタジアム長居で行われました。
 
スコアは、引き分けでしたが、年間順位が上位であるアビスパ福岡がJ1に昇格しました。
プレーオフを経て、3位のチームがJ1に昇格するのは初めてのことです。

2016年

準決勝は以下の2試合です。
 
 松本山雅FC(3位) 1 vs 2 ファジアーノ岡山(6位)
 セレッソ大阪(4位) 1 vs 1 京都サンガF.C.(5位)
 
二年連続で4位になった、セレッソ大阪は、京都と引き分けながら規定により決勝に進出。岡山と松本山雅の一戦は、岡山が勝利しました。

決勝は、キンチョウスタジアムで行われました。
 
4位のセレッソ大阪が、6位のファジアーノ岡山に勝利し、J1昇格をしました。

2017年

準決勝は以下の2試合です。
 
 名古屋グランパス(3位) 4 vs 2 ジェフユナイテッド千葉(6位)
 アビスパ福岡(4位) 1 vs 0 東京ヴェルディ(5位)
 
準決勝は、年間順位が上位のチームがそのまま順当に勝利しました。

決勝は、豊田スタジアムで行われました。
 
試合は引き分けでしたが、年間順位が上位の名古屋グランパスがJ1昇格を決めました。

2018年

*2018年よりJ1参入プレーオフに名前が変更され、勝利チームはJ1の16位との入れ替え戦に臨むことになりました。

1回戦は以下の1試合です。
 
 大宮アルディージャ(5位) 0 vs 1 東京ヴェルディ(6位)
 
順位的には下位であった、東京ヴェルディが勝利を掴みました。
また、4位のFC町田ゼルビアはJ1ライセンスを保持していなかったため、プレーオフには参加していません。

2回戦は以下の1試合です。
 
 横浜FC(3位) 0 vs 1 東京ヴェルディ(6位)
 
順位的には下位であった、東京ヴェルディが勝利を掴み、ジュビロ磐田がまつ入れ替え戦への挑戦権を得ました。

入れ替え戦は、ヤマハスタジアムで行われました。
 
  ジュビロ磐田(J1 16位) 2 vs 0 東京ヴェルディ(6位)

J1のジュビロ磐田が、意地をみせ東京ヴェルディを退け、J1残留を決めました。

2019年

1回戦は以下の2試合です。
 
 大宮アルディージャ(3位) 0 vs 2 モンテディオ山形(6位)
 徳島ヴォルティス(4位) 1 vs 1 ヴァンフォーレ甲府(5位)
 
順位的には下位であった、モンテディオ山形は大宮に完勝し、2回戦にコマを進めました。また、ヴォルティスとヴァンフォーレの試合は引き分けでしたが、規定により徳島ヴォルティスが2回戦にコマを進めました。

2回戦は以下の1試合です。
 
 徳島ヴォルティス(4位) 1 vs 0 モンテディオ山形(6位)
 
順位通りの結果となりました。徳島が、山形を下し、入れ替え戦に進みました。

入れ替え戦は、BMWスタジアムで行われました。
 
  湘南ベルマーレ(J1 16位) 1 vs 1 徳島ヴォルティス(4位)

J1の湘南ベルマーレは、引き分けに終わりましたが規定に救われ紙一重で残留できました。

2020年・2021年

新型コロナウイルス感染拡大の影響により実施せず。

今年のJ1参入プレーオフ

今年のJ1参入プレーオフを見ていきましょう。

改めて、トーナメント表です。

<1回戦> ファジアーノ岡山 vs モンテディオ山形

3位の岡山と6位の山形の一戦です。
今年の、J2リーグでの当該チームの対戦成績を見てみましょう。

<第8節>*再試合になった試合です。
 モンテディオ山形 0 vs 2 ファジアーノ岡山
<第35節>
 ファジアーノ岡山 2 vs 1 モンテディオ山形

今季の試合では、2試合とも岡山が勝利しています。
一方で、岡山が最終節で敗れているのに対し、山形は勝利を掴み劇的な展開でプレーオフに入ってきており勢いはあります。
 
しかし、個人的には、岡山の勝利の可能性が高いとみています。

<1回戦> ロアッソ熊本 vs 大分トリニータ

4位の熊本と5位の大分の一戦です。
今年の、J2リーグでの当該チームの対戦成績を見てみましょう。

<第16節>
 大分トリニータ 1 vs 2 ロアッソ熊本
<第23節>
 ロアッソ熊本 1 vs 2 大分トリニータ

今季の試合では、2試合ともアウェイチームが勝利しています。
今回のプレーオフは、熊本ホームではありますが、大分と熊本は近いということもあり、多くのサポーターが駆けつけるでしょう。
 
個人的には、大分の勝利の可能性が高いとみています。

*ここからは、仮に、予想通りに行った場合です。*

<2回戦> ファジアーノ岡山 vs 大分トリニータ

3位の岡山と5位の大分の一戦です。
今年の、J2リーグでの当該チームの対戦成績を見てみましょう。

<第17節>
 ファジアーノ岡山 1 vs 0 大分トリニータ
<第26節>
 大分トリニータ 2 vs 2 ファジアーノ岡山

今季の試合では、前半戦は岡山が勝利していますが、後半戦は引き分けになっています。
年間順位が高い方のホームでやりますので、岡山ホームでの開催となります。個人的には、固い試合展開になると思います。
 
個人的には、岡山の勝利の可能性が高いとみています。

<入れ替え戦> J1 16位 vs ファジアーノ岡山

これまでの入れ替え戦でJ2チームが勝利を掴んだ例はありません。
そして、J1も接戦であるため、現時点で16位がどのチームかわかりませんが、岡山としては悲願のJ1昇格を掴みたいところでしょう。

最後に

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