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命と命の連なり 神話は今も生きている ことの葉綴り五九一

巳の日+深呼吸で落ち着こう

おはようございます。日暮れが早くなり、今日は雨で気温も秋らしくなり、お出かけの際には羽織るものがあるといいそうですね。
早速ですが、十月十二日(火)の暦は、六曜は「先負せんぶ」で万事に平静が吉。落ち着いていきましょう。午後が吉。
十二直の「あやぶ」も、何事も控えめが吉で物事を危惧する日。ただし婚礼などのお祝いごとはよし! やはり深呼吸して落ち着きたいですね。
二十八宿は「」はお仕事やお稽古始めにいい日。
そして、「巳の日」で、金運財運の吉日。さらに「母倉日ぼそうにち」で、婚礼によい吉日。天が人々を慈しんでくださる日。
午前は、慌てず心落ち着けて、時間にも余裕をもっていたいですね。
またこんな嬉しいお知らせを頂戴しました! 皆さん、いつもありがとうございます!

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<ことの葉綴り>全体のご案内
この「言の葉綴り」は、神話の物語を神さまごとに「マガジン」に分けて、すべて読めるようになっています。
「神さまも“失敗して成長した”」と、魅力的な神さまごとに18のマガジンに分かれています。

最新のマガジンは、倭建命やまとたけるのみこと(日本武尊)さまの物語です。

今回も、神話の物語の続きをはじめます。宜しくお願い致します。

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倭建命様の異母兄弟が、第十三代成務天皇に

第十二代、景行けいこう天皇さまには、八十王やそはしらのみこの御子がいる中で、皇位を受け継ぐ太子ひつぎのみこ三王《みはしら》だけでした。

その中の一柱が、これまでご一緒に、物語をみてきた倭建命やまとたけるのみこと(日本武尊)さまですが、若くして身罷られてしまわれましたね。
倭建命やまとたけるのみこと(日本武尊)さまのご活躍により、熊曾や東征を平定されました。そして…景行けいこう天皇さまの後を継がれたのは……。


あとの二王は、倭建命やまとたけるのみことさまとは母の違う異母兄弟の、若帯日子命わかたらしひこのみことさまと、五百木入日子命いおきのいりひこのみことさま。
このご兄弟の母は、第十代崇神すじん天皇の孫、八坂の入日賣命やさかのいりひめのみことで、夫の景行けいこう天皇いとこにあたります。

そして、若帯日子命わかたらしひこのみことさまが天皇に即位されて、淡海おうみ(近江)の国志賀の高穴穂宮たかあなほのみやで、天下を治められました。
第十三代、若帯日子命わかたらしひこのみこと天皇こと、成務天皇さまです。

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倭建命様の平定後に……

この宮は、今でいうと滋賀県の大津市です。大和の国から少し離れていますね。
そして、この天皇の御代には、大きな制度を決められていきます。
まず、宮廷の重臣たちの中で、最高の地位である「大臣おほおみ」を、建内宿禰たけしうちのすくねに任命されます。
そして、中央集権の力をしっかりと構築されて、次には、大小の国々の境界を定めて、そこに国造くにのみやつこの地方長官や、
大縣おおあがた小縣おあがた縣主あがたぬし(地方官)を定められて、地方の行政を、しっかりと整備をされていったのでした。

これも、義母兄弟の倭建命やまとたけるのみことさまが、艱難辛苦の旅で、各地を平定されていったがあったからこその、地方をもまとめる基礎ができたのですね。

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大臣・建内宿禰たけしうちのすくねのご先祖!

また、最高の「大臣おほおみ」となった建内宿禰たけしうちのすくね……実は、かなり前に、この「ことの葉綴り」に登場しているのです! 

この建内宿禰たけしうちのすくね(武内宿禰)は、第八代の孝元こうげん天皇御子子孫にあたるのですね~。
詳しくは下記をご覧くださいね。


命と命の繋がり……って、不思議ですし、すごいですよね。
私たちも、もしかしたら何百年千年二千年前に、どこかでご先祖がつながっているやもしれませんよね(^^)
神話って、そんな命の繋がり、ご縁についても感じさせてくれますね。ではまた次回! いつも、有難うございます。今日も佳き日をお過ごし下さい。

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―次回へ
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