奥様は有名人!?の仲哀天皇 神話は今も生きている ことの葉綴り五九五
一粒万倍日+神吉日の土曜日
おはようございます。神無月も半ば、昨夜は十三夜の月がキレイでしたね。
十月十六日(土)今日は、一粒の種を蒔くと、稲穂が万倍にも実るという吉日の「一粒万倍日」! そこにご神事に関することが吉の「神吉日」」。お天気よければ、ぜひ、寺社仏閣へとお参りいかがでしょうか。
ほかの暦は、六曜は午前が吉で先んじることで幸を勝ち取る「先勝」」。十二直は、「閉」お金を納めるにもいい。
二十八宿の「柳」は、物事を断るのに吉です。
伊勢の神宮では、今夜も、最も重要なお祭り「神嘗祭」がとりおこなわれます。
さぁ秋の夜長の週末、皆さんは、どう過ごされますか?
<ことの葉綴り>全体のご案内
この「言の葉綴り」は、神話の物語を神さまごとに「マガジン」に分けて、すべて読めるようになっています。
「神さまも“失敗して成長した”」と、魅力的な神さまごとに18のマガジンに分かれています。
最新のマガジンは、倭建命(日本武尊)さまの物語です。
第十四代、仲哀天皇の系譜
倭建命(日本武尊)さまの皇子帶中津日子さまが、叔父である第十三代、成務天皇から皇位を継承されて、第十四仲哀代天皇として即位されました。
さて、こちらの物語をみていきますね。
ご即位されて、「穴門の豊浦宮」と「筑紫の訶志比宮」で、天下を治められた、とあります。
現在の山口県の下関市長府と、筑紫は、福岡県香椎だそうです。
これ、なぜか、大和(奈良)ではないのです。なぜでしょうね…。
そして、二人のお后と四人の御子がいらっしゃいました。
まず、大江王の娘、大中津比賣命を娶り、誕生された御子は、
香坂王
忍熊王
このお妃の父大江王(大枝王)は景行天皇の御子です。(倭建命さまの異母兄弟)。
母は、倭建命さまのひ孫、訶具漏比賣命……どちらも倭建命とご縁が深いです。
そして、倭建命の長男、帶中津日子仲哀天皇の妃になられた……。
もう~めちゃくちゃ、ややこし過ぎますね(苦笑)
子や孫や、ひ孫と、倭建命さまの子孫がいっぱ~い(^^)
奥様は有名人!?
もうお一人のお后が息長帯比賣命。
「こは大后なり」とあるので、こちらが皇后です。
そして誕生した皇子が、
品夜和氣命と、
大鞆和氣命。こちらはまたの名を、品陀和氣命。
息長帯比賣命も、すでに物語で紹介したことがあるのですよ。
皇后の息長帯比賣命さまは、第九代の開化天皇の御子で、日子坐王の子孫です。
これからご紹介する神話の物語は、この皇后さまが大活躍されていきます。
その皇子も!
―次回へ
#一度は行きたいあの場所
#私の作品紹介
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