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暦 四季と共に暮らす ことの葉綴り其の四

暦 四季と共に暮らす

平成最後、令和元年に向けた

手帳のコラムを執筆する機会をいただいた。

1日1ページの書き込み式。

御代替りの記念年でもあるので

「ぜひ宮中祭祀も綴りたい!」

「伊勢の神宮のご神事も」 と。

そして、毎日、その日にあった神様や仏様について

はたまた食やヨガなど

人が、幸せになるようにと願いを込めて

言の葉を綴らせていただいた。

1日1日、365個のコラムと

神社のお参りのしかた

神社の種類とそのご利益

また暦に記される吉兆の種類と吉日も

作業量は膨大だったけれど(苦笑)。

それでも、この手帳を使ってくださる方が

日々、神さま、ご神事、仏さまと出会ひ

少しでも幸せになりますように!

と、願ひを込めて綴らせてもらった。

私がこれまで学び歩んできたものの

“集大成”のようにも感じて

大変だけれど、幸せな時だった。

例えば 
本日八月二十一日は、
愛知県の萱津神社さんの
「香乃物祭 漬込神事

御祭神の鹿屋野比売神(かやぬひめのかみ)は
我が国で唯一のお物の祖神であり
もろもろの病を免く縁結びの神といわれる。
今日の神事は、お漬物発祥のご神威を称へて、
漬物文化の興隆を祈るお祭りだ。

この一冊を綴ることで気づいた、
日本人の先人たちの
神さま、仏さま、
日月星、四季のうつろい
自然とともに、
神さまとともに、
ご先祖とともに
仲間とともに、
共に生きてきたこと
命が受け継がれていくということ。
その尊さに心震えた

その言の葉も綴りたい!!!

だから、三百六十五日の
私たちが受け継いできた叡智を
忘れられそうな“宝物”を
ここに、綴ろうと思ふ。

「日めくり ことの葉綴り。」も。

ちなみに、
今日八月二十一日の「香乃物祭 漬込神事」
その由来は、
海岸に近かったこの土地の人たちが、
ウリやナス、藻塩とともにご神前にお供えし、五穀豊穣を祈った。
このお供えを、甕の中に入れたところ、程よい塩漬けになった。
神からの賜りものと、万病を治すお守りにした。
これが、お漬物の始まりと伝わっているそう。
東征の道すがらこの神社にお立ち寄りになった日本武尊に
お漬物を献上して、霊験あらたかなことを話したところ、
尊は感慨深げに、「藪ニ神物(やぶにこうのもの)」と仰られたとも。

ご神事の当日は、
全国の漬物即売会もあるそう。
自家製漬物コンテストや、
授与品に「一夜漬けぬか床」もでるそうな!

今日は、好物のらっきょうのお漬物で朝ごはん!

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#エッセイ #コラム #日記 #暮らし #写真


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