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ことの葉綴り。百五十

150回になった!

おはようございます。「ことの葉綴り。」150回目となりました。
“サボリ屋”が、よく続いているものだな~としみじみです。
コロナでの自粛がきっかけで、再開したのですが、
書き溜めはしていなくて、その日、その日PCに向かってから
その時の感覚で、書いています。
ほんとうは、毎朝同じ時間にアップしたほうがいいのかもですが、仕事もあるので、無理せずに、時間帯もバラバラです。
ほんとうに、漢字の多い神話の物語。派手でもないけれど、       読んでいただき、感謝です。

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こころの格差

近年、多くの人は、日本の神話を読んだことがないみたいです。
若い学生さん世代は、とくに、今は、子ども時代に絵本でも
見たりしないのかもしれません。

最近よく、SNSで、人を攻撃したり、暴言を吐く人もいます。
なぜ、日本人は、「不寛容」の心になってしまったのだろうって思います。

経済が成長していた時代はすでに「昔」。
今は、経済格差が広がっている。
でも、この格差が、経済だけではなく、
こころの面でも急激な格差が広がっている気がするのだけれど……。

コロナ禍で、私たちの「暮らし」は変わったといいます。
けれども、その前から、人類初の超高齢化社会を迎えていたし、
人口減少で、働き手はどんどん減っていく。
これから、どんどんインフラも縮小していくはず。

地震、台風、大雨と、自然の猛威も待ってはくれない。

「あたり前」だと、”思ってた“ことが、あたり前ではない。

私たちが生きる社会を、どうすれば、ゆるやかにサイズダウンしていけるのだろうかと、考えたりします。

きっと、日本だけじゃありません。
地球規模での、「岐路」に私たちは立っているんですね。
大きな時代のうねりの中に……。

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幸せで在る、コト**

だからこそ、日々の暮らしの中で、「今」、「在る」ものを
「ありがたい」と素直に感じられて、
感受性豊かにこころ穏やかに、
精神を整えて、身体健康で、
ささやかなことに幸せを感じて生きていけたらいいな
って、
いつも感じます。

私は、神道人なので……、
古来から、先人たちが大切にしてきた、
森羅万象の目には見えないもの、その自然の働きの中に
カミを感じて、畏敬の念を抱く……。
「つながり」は、目の前の人や、ものだけではなく、
神代から、受け継がれてきた「いのち」の連鎖。
目にはみえない、結びの糸。
ご縁を結ぶこと。
四季のうつろいを、体感して、歌を詠むこと。
神や仏に、手を合わせて祈ること。
四季の旬のものをいただく食文化
職人の技が光る伝統の技
舞、能、歌舞伎、雅楽などの伝統文化
自然とともに、
家族や仲間、人とともに
ご先祖とともに
神や仏とともに祈り暮らしてきた
暮らしの中の「叡智」こそが、
生きるための「宝物」になる気がしている。
人生を生きるうえでの「軸」になるとも思う。

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日本人が今、忘れ去ってしまいそうなもの。

ところが、盆栽、茶道、鍛冶、杜氏と
日本の伝統に魅せられて、ひたむきに修行して
研鑽を摘まれる、外国籍の方も増えている。

ありがたいことだと思うんです。

だからこそ、私も、あきらめずに
その「宝物」はここにあるよ~と、
神話の物語や、やまとごころを
日々、少しずつでも、ここに
ことの葉を綴っていこう、と思う。
日々、一枚一枚の、ことの葉を……

神代からつづく「今」って
この地球上にだって、そうそうあるもんじゃ~ありません(^^)。
その「宝」を遺して、次の世代にバトンタッチしていくために!
「宝」が、こころを豊かにして、人生の軸を養うと信じているから……。

ことの葉を綴る……それが、私にできるコトだから……。

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―次回へ。

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