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倭姫命様の上陸跡鳥居+明治天皇百十年祭 元伊勢巡礼 神話は今も生きている ことの葉綴り 八八一

明治天皇百十年祭!神職さんが舞う神楽舞

おはようございます。猛暑が続いていますね~。
台風5号の影響でお天気、崩れやすそうですね。
七月三十日は、東京の明治神宮のご祭神、明治天皇さまが崩御されて百十回目のご命日にあたり、「明治天皇百十年祭」が執り行われます。
明治神宮のおみくじは、明治天皇皇后両陛下の詠まれた和歌になっていますよね。

あさみどり
澄みわたりたる大空の
廣きがおのが
心ともがな

……代表的な御製(ぎょせい)に作曲・振付をし、神職さんが舞う「明治神宮大和舞」が、奉奏されます。

新しい大鳥居 明治神宮

さて暦は、六曜は、「友引」で、朝と夕が吉。何事も勝ち負けのない日とされます。十二直は「のぞく」で、障害を取り除く日。掃除、種まきに吉。二十八宿は「てい」で、婚礼、開店。開業、新たなことに吉。そして、ご神事やお参りにいい「神吉日」です。

さて、明治天皇のご先祖垂仁すいにん天皇さまの皇女、倭姫命やまとひめのみことさまが、皇祖神・天照大御神さまのお鎮まりになる宮処を求めて、ご巡幸された聖地を巡る旅……。

いよいよ伊勢の国に入られて、「伊蘇宮いそのみや」さんとされる「磯神社」さんの続きです。



今回、元伊勢ご巡幸旅の流れ……

今回の巡礼旅で巡ったのは、
愛知県一宮市「酒見(さかみ)神社」さん。

三重県桑名市多度町「野志里(のじり)神社」さん。

三重県亀山市の「布気皇舘太(ふけこうたつだい)神社」さんと、「忍山(おしやま)神社」さん。

三重県津市「加良比乃神社(からひの)神社」さん。

三重県松阪市「阿射加あざか神社(大阿坂おおあざか)」さんと、阿射加あざか神社(小阿坂こあざか)さん。

三重県松阪市の「神戸神館神社(かんべこうだてじんじゃ)」さんと「神山(こうやま)神社」(三重県松阪市)さん

三重県松阪市「櫛田神社」さん。

三重県松阪市「魚見神社」さん。

三重県多気郡明和町「佐佐牟江宮跡」

三重県多気郡明和町「竹佐々夫江神社たけささぶえじんじゃ」さん

三重県多気郡明和町「竹大與杼たけおおよど神社」さん

三重県多気郡明和町の大淀の海岸

三重県伊勢市磯町「磯神社」さん

現在、お参りしている物語は「神話15 天照大御神の御杖代 元伊勢 倭姫命様 2 伊勢 1」で、綴っています。よかったらご覧ください。

他の「元伊勢」編マガジンです。



外城田川から倭姫命やまとひめのみことさまが上陸された跡地

第十一代垂仁すいにん天皇さまの御世、二十五年、皇女の倭姫命やまとひめのみことさまは、天照大御神さまを、「伊蘇宮いそのみや」お祀りされました。それが、「磯神社」さんの創祀とされます。

磯町の方々の、伊勢の神宮への崇敬の想いはとてもあつく、参道には、皆さんが奉納され鳥居が並びます。

拝殿には、「なで石」も!
なで石を撫でてお祈りする……これは、よく、神社で見かけますね。
さらに、小石で自分の体をさするとご利益あり! とあります。

こちらは、なかなか見かけませんよね~。

鎮守の杜に、差し込む光が、とっても色鮮やかでびっくりです。



参道を戻り、鳥居を出ると道の反対側には、つつじの名所の「磯つつじ公園」があります。
その道を外城田川ときたがわの方へと進んでいきます。

すると……外城田川ときたがわ沿いに、川に向かい鳥居が立っています。こちら、なんと、倭姫命やまとひめのみことさまが、御船から上陸された跡地なのです。


頭に天照大御神さまのご神体頭にをお載せして

以前、お仕事で、磯神社さんをお参りしたときに、宮司さんから、教えていただいたのです。
倭姫命やまとひめのみことさまは、天照大御神さまを奉り、小舟にのられたのです」と、教えていただきました。

遥か昔、大和の国から、天照大御神さまをお祀りしながらのご巡幸……そして、伊勢の国で、この外城田川から伊勢の地にと、ここで上陸されたのだ~と思うと、とっても感慨深かったです。

そして、さらなる、よき宮処を求めるために、倭姫命やまとひめのみことさまは、天照大御神さまのご神体をお大切に、お大切に、ご自分の頭におのせして、小さな舟で進んでいかれたのです……。

今回は奇しくも、倭姫命やまとひめのみことさまの鳥居と、明治神宮さまの新たになった大鳥居と「鳥居」が重なりました(^^)



―次回へ。

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