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倭姫命様ご巡幸地巡り一 阿紀神社さん ことの葉綴り七八七

おはようございます。GWのお休みまで残り三日ですね。
私は、一足早くのお休みで、念願だった倭姫命やまとひめのみことさまのご巡幸地のお宮を巡っています。
ずっとずっとお参りしたかったけれど、遠出ができなくて。
ようやくです。
ことの葉綴り」でもマガジンに、初代の豊鋤入姫命とよすきいりのひめのみことさま、そして倭姫命やまとひめのみことさまのご巡幸地の物語ををアップしましたが、今回は、倭姫命やまとひめのみことのご巡幸のはじまりのお宮から幾つか巡ります。
めっちゃ嬉しい(^^)

あっその前に、四月二十六日(火)の暦をご紹介!
六曜は「仏滅」で、勝負なしの日ですが、十二直は「とる」で、万物の決裁をして、執り行う日。祭祀、お参り、婚姻などのお祝い事に吉日。建築、種まき、五穀の取り入れにいい日です。
二十八宿の「」は、お稽古のスタート、お仕事始めに吉。
そして、ご神事や神社のお参り、お墓参り、ご先祖のご供養によい「|《かみよしにち》」です。
お仕事などで何かを取り決めて取り掛かるのにはいいのかもですね。
今日も、皆さん、お元気でお過ごしくださいね。

皇祖神の天照大御神さまが、伊勢の神宮にお祀りされるまで、二人の皇女が、神さまの御杖代みつえしろとなり、神さまの御こころのままに、永久にお鎮まりになる聖地を求めて、ご巡幸の旅にでられました。
そして、各地で、天照大御神さまをお祀りし祭祀を執り行っていたのです。それは「元伊勢」と呼ばれています。

この「元伊勢」のことを綴ったマガジンはこちらです。

今回は、倭姫命さまのご巡幸地をお参りしているのです。


大和国「宇多秋宮うたのあきのみや

叔母である初代の御杖代みつえしろ豊鋤入姫命とよすきいりのひめのみことさまと共に、大和国「御室嶺上宮みむろのみねのかみのみやで、二年ご一緒に、皇祖神はじめ、神さまがたをお祀りされて祭祀をおこなわれた倭姫命やまとひめのみことさまは、崇神すじん天皇の御世六十年に、大和国「宇多秋宮うたのあきのみやへと、天照大御神さまへとお遷しされて、四年間、こちらでお祀り申し上げました。

この「宇多秋宮うたのあきのみや」と推定されているのが
奈良県宇陀市の「阿紀神社」さんです。

鳥居に近づいたとたん、静謐で清らかな空気が伝わってきます。
木造の神明造りのお社も質素である神神しいです。
伊勢の神宮と同じ建築の社殿!!!

地元の方が大切に大切に、心を込めてお参りされて整備されている聖地です。
境内には、能舞台もあり、こちらも木造のつくりで非常に落ち着いた品があります!
今も「あきの蛍能」が六月に開催されているのです!

地元の方がお参りにいらしていて、「おはようございます」とご挨拶すると「よう、お参りです」と、優しく言葉をかけてくれました。

本当に静けさと清らかさと気品のあるお宮!
こちらに二千年前、倭姫命さまが、天照大御神さまをお祀り申し上げ祭祀をとりおこなわれていた……鳥居をくぐるだけで、心が熱くなりました!

そして、さらに「宇多阿紀宮 倭姫命 祭祀跡照巣」という、阿紀神社さん旧社地にも巡りあうのですが……。それはまた次回!


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