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田園に風たなびく「佐佐牟江宮跡」元伊勢巡礼 神話は今も生きている ことの葉綴り 八七七

日の光、日光の日

おはようございます。暑い日が続いていますね。
七月二十六日(火)は、弘法大師さまこと空海さんが、今から、約千二百年前の八二〇年(弘仁11年)木県の日光山と名前を命名された日。
それまでは「二荒山(ふたらさん)」と呼ばれていましたが、お大師さまが実際に山に登られて、荒の字はと……お考えになられ、読みを「にっこうさん」にして、光の字をあてられて、「日光山(にっこうさん)」になったそうです。
さて暦は、六曜は、「先負せんぶ」で、午後が吉。平静を心がけて控えめにするとよし。十二直は、物事を納め入れる日の「おさん」」。買い物、五穀など取り入れる、新築するのに良い日。二十八宿は「翼」とかいて「よく」で、植木の植え替え、種まき、耕作はじめ、旅行に吉です。
酷暑で、夏バテに気をつけなきゃですが、朝日など日の光は、感じたいですね。
今日も皆さん、佳日でありますように!

さて、倭姫命やまとひめのみことさまが、天照大御神さまのお鎮まりになる宮処を求めて、ご巡幸された聖地を巡る旅の続きです。


今回の元伊勢ご巡幸旅の流れは……

今回の巡礼旅で巡ったのは、
愛知県一宮市「酒見(さかみ)神社」さん。

三重県桑名市多度町「野志里(のじり)神社」さん。

三重県亀山市の「布気皇舘太(ふけこうたつだい)神社」さんと、「忍山(おしやま)神社」さん。

三重県津市「加良比乃神社(からひの)神社」さん。

三重県松阪市「阿射加あざか神社(大阿坂おおあざか)」さんと、阿射加あざか神社(小阿坂こあざか)さん。

三重県松阪市の「神戸神館神社(かんべこうだてじんじゃ)」さんと「神山(こうやま)神社」(三重県松阪市)さん

三重県松阪市「櫛田神社」さん。

三重県松阪市「魚見神社」さん。

天照大御神さまが伊勢の神宮にお祀りされるまでの物語、下記のマガジンにまとまっています。

現在のお参りしているのは、「神話15 天照大御神の御杖代 元伊勢 倭姫命様 2 伊勢 1」です。
よかったらご覧ください。

他の「元伊勢」編マガジンです。



倭姫命やまとひめのみことさまが御船を停泊した「佐佐牟江宮ささむえのみや

櫛田川の河口で、倭姫命やまとひめのみことさまの御船に魚が集まり、自然に船に乗ってきたことを喜ばれた「魚見神社」さん。
そこから、次に向かったのは、三重県多気郡明和町山大淀にある、「佐々夫江行宮跡ささむえあんぐうあと」です。

県道60号線沿いに広がる田園から、細い道を少し入ったところに「佐々夫江行宮跡ささむえあんぐうあと」の印を見つけました!!
日の丸のような「日本遺産」の機が風になびいて、そこに「佐々夫江行宮跡ささむえあんぐうあと」の解説板がありました。

そこから、目をこらすと、草原の中に、囲いがあり、そこが、実際の佐々夫江行宮跡ささむえあんぐうあと」と、一本の木が立っているのです。

これは、倭姫命やまとひめのみことさまご一行が、「魚見社」から、さらに御船を進めて河口に進み、そして御船を停泊したところ。
そこに倭姫命やまとひめのみことさまは、「佐佐牟江宮ささむえのみや」をお造りになられたのです。
大若子命おおわぐごのみことさまが、この国を誉めたたえられます。そして、その地に「|佐佐牟江社《」もお定めになりました。

その跡地とされているのが、田園風景の中に一本の木と石碑のあるところなのです。

のどかです~。
でも、2千年間、伝承が失われずに、田園の中に残っているなんて奇跡のようですね。

そこから県道60号線と挟んで、海岸の方へ車で3分ほどのところにご鎮座するのが、「竹佐々夫江神社たけささぶえじんじゃ」さんです。
そこへも向かいます。

―それはまた次回に!

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