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櫛田神社 倭姫命様の櫛が…元伊勢巡礼 神話は今も生きている ことの葉綴り 八七三

大安+鬼宿日の吉日 金曜日

おはようございます。今日も30度超えの猛暑日になりそうです。皆さん、夏バテしていませんか? 私は気づくと昼間にカレー、夜はお素麺が続いています(^^)。
昨日は、天皇皇后両陛下が、明治天皇さまが明治四十五年(1912年)七月三十日に崩御されて百十年祭にあたり、明治神宮に参拝されましたね。

さて七月二十二日(金)の暦は、六曜は「大安吉日」で、すべてによしの大吉日。婚礼よし、何事にもよし。引っ越し、旅行、建築、終日吉。十二直は、「とる」で、物事を執り行う日。祭祀、お参り、種まき、建築、五穀の取り入れ、婚姻などのお祝いごとに吉です。
そして二十八宿は「鬼宿日きしゅくび」と、いわれ、“鬼さんは宿にいて出歩かないから邪魔されない”二十八宿中、いちばんの大吉日!!
この日は、「鬼殺隊」もお休みできそうですね(^^)

さて、今回も、「元伊勢巡幸地」巡りの続きです。



今回の元伊勢ご巡幸旅の流れは……

倭姫命やまとひめのみことさまが、天照大御神さまを伊勢の神宮にお祀りされるまで、ご巡幸された「元伊勢巡幸地」巡りの旅……。

今回の巡礼旅で巡ったのは、
愛知県一宮市「酒見(さかみ)神社」さん。

三重県桑名市多度町「野志里(のじり)神社」さん。

三重県亀山市の「布気皇舘太(ふけこうたつだい)神社」さんと、「忍山(おしやま)神社」さん。

三重県津市「加良比乃神社(からひの)神社」さん。

三重県松阪市「阿射加あざか神社(大阿坂おおあざか)」さんと、阿射加あざか神社(小阿坂こあざか)さんです。

三重県松阪市の「神戸神館神社(かんべこうだてじんじゃ)」さんと「神山(こうやま)神社」(三重県松阪市)さんです。

天照大御神さまが伊勢の神宮にお祀りされるまでの物語、下記のマガジンにまとまっています。

現在のお参りしているのは、「神話15 天照大御神の御杖代 元伊勢 倭姫命様 2 伊勢 1」です。
よかったらご覧ください。

他にも……こんなに「元伊勢」編マガジンがあります。

櫛田の由来は…神話は生きている

前回、ご紹介したのは、三重県松阪市の櫛田川沿いの「神山(こうやま)神社」(三重県松阪市)さんでした。

この「櫛田」の地名や川の名には、倭姫命やまとひめのみことさまのこんな伝承があります。
伊勢の国で、道案内となり巡礼の片腕となった、大若子命おおわぐごのみことさま。
その地元へお出かけになられたときに、大切にされていた「櫛」を落としてなくされてしまったのです。
そして、「櫛田」と名付けられて、「櫛田社」の宮を定められたのです。

倭姫命やまとひめのみことさまは、この巡礼の功労者である、大若子命《おおわぐごのみこと》さまをお祀りされるようになりました。

その「櫛田社」といわれるのが、三重県松阪市櫛田町にご鎮座する「櫛田神社」さんです!!

まさしくですよね!!


櫛田川の銘水の手水「櫛田神社」さん

「神山(こうやま)神社」(三重県松阪市)さんから、櫛田川を下流へと向かい、車で10分ほどのところにあります。
櫛田川を挟んで川の向こうは、明和町で、「斎王歴史博物館」があるあたりです。

鳥居をくぐると、手水舎が。
なんと櫛田川の地下水で、清く透き通った銘水で、夏は冷たく、冬は温かくと、四季を通して水温が一定なんだそうです。

参道を進むと、大きなお宮さんではありませんが、とっても清らかで楚々として神聖で、そして柔らかな気に満ちるご神域です。

そしてご神前へ。
「櫛田神社」さんの続きを次回ご紹介します。

ー次回へ。


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