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履中天皇一 桜の花の美しい宮殿  神話は今も生きている ことの葉綴り七一二

大雪? 一粒万倍日

おはようございます。大雪になりそうです。今日もオンラインでのお仕事で助かりました。昨夜、粕汁鍋もつくって寒さ対策です(^^)
オリンピックもなんだか、すごい波乱含みですね。
そして二月十日(木)の暦は、六曜は「仏滅」で勝負なしの日。十二直は「さだん」で、物事の善悪が定まる日。建築、開店開業、婚礼の取り決め、移転や種まきに吉。
二十八宿は、「かく」で、衣類の新調、建築や改修、結婚に吉。
そして、一粒が万倍になる「一粒万倍日」で、婚礼や引っ越し、何かを新たに始めるのがにいい日。ただ仏滅なので効果は少なくなりそう。と、ご神事にいい神吉日かみよしにち」です。
皆さん、かなり寒くなりそうです。温かくして、温かもものを食べてお元気でお過ごしくださいね

さて、神話の物語、今回から、第十七代、履中りちゅう天皇さまの物語に入ります。

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第十七代、履中りちゅう天皇さまご即位

第十六代、仁徳にんとく天皇さまと、皇后石之日賣命いはのひめのみことさまの間には、四柱の御子がいらっしゃいました。

一、大江おほえ伊邪本和氣命いざほわけのみこと
二、墨江すみのえ中津王なかつみこ
三、たぢひ水齒別命みづほわけのみこと
四、男淺津間若子宿禰命をあさづまわくごのすくねのみこと

この御子の中で、長男の大江おほえ伊邪本和氣命いざほわけのみことさまが、皇位を継承されて、第十七代、履中りちゅう天皇さまへとご即位なさいました。

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桜の花びら舞う桜の宮

そして、大和の伊邪禮いはれ若櫻宮わささくらのみやをつくられて、そちらで天下を治められました。
これは奈良県桜井市市谷のあたりだと推定されています。
今も、その地域には「磐余稚桜宮いわれわかざくらのみや」というお宮があり、そこが履中りちゅう天皇さまの宮殿の伝承地とされています。

こちらに磐余いわれをお造りになり、この磯池で船遊びをされていると、季節外れの桜の花びらが舞い散ったそうです。
そのことから、磐余稚桜宮いわれわかざくらのみや」とお名づけになったと言い伝えがあります。
この言い伝えから、桜の樹を清水の湧き出る泉のほとりに植えた神話の物語もあり。そこは「桜の井戸」から、今も名に残る「桜井」という地名が誕生したそうです。

桜の宮って、お名前も美しいですね。
桜の花びらが風に舞う、春が待ち遠しいですね(^^)。大雪予報の朝に。

皆さま、寒い日ですが、今日も佳日でありますように!!!

続きは次回に致します。
今回はショートバージョンで失礼します!

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#みんなでつくるアルバム
#古典がすき

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