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内向型が生きやすい世界に変えていくには

他人とのたわいもない雑談が苦手、電話に出るのが億劫、飲み会も避けたい・・・

皆さんこんにちは。内向型心理カウンセラー/自己発見コーチのこーたです!
本日は、そんな内向型のあなたのため、生きやすくなる方法について、ご紹介します!

現在の社会では、何かと周りから交流や行動すべきだという風潮が強く、それ自体が大切なのはもちろん分かっているけどでも、うまくできなくて、かえって苦しくなる人もいるのですよね。特に内向的な性格の方にとっては、苦い思いをした方もいることでしょう。

そもそも内向型には、以下のような特徴があります。
 ・雑談になったら退屈に感じてしまう
 ・電話に出るのを避ける
 ・大勢の飲み会などの騒がしい場所とかたくさん人がいる場所が苦手

基本的には、内向型の性質に「1人の時間を大切にする」っていう特徴があるので、上記は結構共感できる人も多くのではないでしょうか。「交流した方がいい」と言われて、「頑張ってみるか」と思って交流したとしても、上記性質のためやっぱり疲れてしまうのですよね…そして、交流することは疲れるからもういいかな~と思う人も。

一方で、外向型の人たちは、簡単に言うとエネルギッシュで、行動的な性質があります。 そしていろんな人と関わり、明るく元気で、とても華やかに見えますよね。

ただ、内向型の人っていうのは、少しばかり、変わった人っていう見られてしまったりすることがあって、元気がない人とか覇気がない人みたいな風に捉えられ、外向的になるようなアドバイスを受けることも多いですよね。「いろんな人と交流するといい」とか「いろんなとこに行くといい」と言われますが、実際はそれは外向型の人のやり方・生き方であるわけで、内向型がそのようにしてみると、結局疲れてしまい、長続きもせず、「私ってだめだな・・・・」と自分を責めてしまい、自己嫌悪に陥ってしまうのです。変わりたいから頑張ってみる、けど疲れてしまい、結局変われなくて、というループを繰り返し、悩んでしまうことも多いのでしょう。

だからこそ、まず知ってほしいことは、内向型と外向型には、違いがあること。
真逆の性質に当てはまることを実践しても、なかなかうまくいかないですよね。内向型と外向型の違いって、単なる性格の違いでしょ?って思う方も多いのですが、実は脳の構造から異なる部分があるのです。

モチベーションの上げ方というのが、神経伝達物質から異なるのです。外向型は、基本的にドーパミンという神経伝達物質を使います。ドーパミンをどんどん出して、やる気を高めていくのです。いろんな人と交流をして話をしたりとか話を聞いたりとかすると、ドーパミンが放出され、やる気も高まり、さらに行動力にも繋がっていくのです。

一方、内向型は、ドーパミンではなく、アセチルコリンという神経伝達物質を使うのです。アセチルコリンって聞いたことないことない方も多いかと思いますが、これは、集中したり、思考や感情を通して放出され、幸福感を高めていく作用があるのです。つまり、内向型は、考えることや分析したり、観察したりする時間を作ることで、自分に対して刺激を与え、やる気を高めていくようにできているのです。

このように神経伝達物質、という点でも外向型・内向型は違いがあり、内向型は、外向型がやる気を高める方法を実践しても、ドーパミンがあまり放出されないので、大勢がいる場にいっても、退屈に感じたりするのです。また外向型も、一人でいることや考えこむことに対して退屈さを感じ、どこかに行きたいと思い、行動するようになるのです。なので、内向型が、多くの人と交流し、行動していくことをやってみて、それがうまくいかずに、自分を責める必要もないのです。

もちろん、社会で生きていくには、他人と関わることも必要です。内向型だから、といって他人とは関わらずにいられるわけでもないですよね。
だからこそ、内向型の性質をどう活かしていくのか、が大切になるのです。

内向型の人は、人間関係については、大勢とのコミュニケーションよりも、限られた人と深く付き合うことを得意としています。
1対1での会話となると、ついつい話過ぎて、盛り上がることもあるのではないでしょうか。集団では、聞き手に回っていた人も、1対1では、自分の話もするようになったり、興味関心の話題には積極的に話し出すなんてことも。内向型は、ワクワクすることに対しては、徹底的に追求する特徴があります。
そして、何よりも、内向型の大きな強みである、「他人の話を丁寧にしっかりと聞く力」。これらを一番発揮しやすいのが、少数での会話。広く人間関係を構築するよりも、深く関わることを大事にする人なんです!

だから、大勢の飲み会には、行かなくていいのです。行かないという選択をした方がいい。もちろん避けられないときもあるでしょう。その時は、なるべく少数の人と話すようにしたり、適度にお手洗いに立ち、自分の時間を作り、気持ちや心を落ち着かせるのです。無理をするのは、禁物です。自分の性格、性質を理解して、自覚して、その特徴の活かし方を見つけていくことで、この世界も少しずつ生きやすく変わってくるのです。

そう過ごしていくうちに、新しい出会いもあるでしょう。自分と趣味が合う仲間と出会えたり、深く追求できる人と出会えたり、仕事の仲間が出会えたり、プライベートの仲間が出会えたりもすることでしょう。

他者との交流に苦手意識を持つ、といっても、対・大勢か対・少数かで、内向型も過ごしやすさも変わるのです。例えば、上司になにか伝えるときに、周りが気になってしますのであれば、別途時間を作ってもらい、打ち合わせをする、という風に時間や場所を分けることもポイントです!

このように、内向型は生きづらい社会であるかもしれませんが、自分の強みや特徴も自覚し、それをどういう形で活かせるのかを考えることで、生きやすく変われるのです。内向型の皆さん、生きづらさをそのままにせず、自分らしく生きる方法を探していきましょう!

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こーた@内向型心理カウンセラー/自己発見コーチ(@kota_counselor)さん / X

引き続きよろしくお願いいたします<(_ _)>

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