グラ

法政 長岡ゼミ

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法政 長岡ゼミ

マガジン

  • 妄想紙

    • 359本

    長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。

  • F&N

    • 71本

    F&Nは長岡研究室で発刊しているマガジンです。 Foot&Networkの略であり、半年間の活動で出会った人や活動について紹介していきます。これまでは冊子の印刷をしていましたが、オンラインでの発刊を行います。

最近の記事

仕事の対価

"仕事に関する古い約束事を通じて、金銭などの物質的な報酬を受け取るのが好ましいことだと繰り返し教え込まれる"(引用:WORK SHIFT p.352 l.7 著リンダ・グラットン) お金を得ることが悪いわけではない。むしろ仕事には正当な報酬が与えられるべきだと思うし、与えるべきだとも思う。 しかし、同時に仕事はお金が全てではないとも思う。自分は仕事を通じて成長機会を得られているかややりがいなど金銭以外の価値観を重要視していると感じる。 そもそも自分がどのように仕事をし

    • 「りんご」🍎🍏🐰

      「りんご」を思い浮かべる。 自分は皮も剥かれていない「赤いりんご」を思い浮かべた。 しかし、「青いりんご」や「うさぎのように切られたりんご」を思い浮かべる人もいるし、 それに付随して、「幼い頃、発熱した際に母が食べやすいようにひと口サイズに剥いてくれたりんご」の思い出を思い出したりする自分もいれば、別の思い出があったり「りんご」との思い出は特にない人もいる。 ヒトが事象や物事について深く思考するとき、そのヒト自身の体験や物語を踏まえた「オリジナルの振り返り」、言い換えれば

      • 主体的に、[Footwork&Network vol.25]

        春学期の締めとなるF&N。今回は去年の11月ごろに出会ってから今に至るまで一緒に活動させていただいている合同会社 Ucycleの代表細田侑さんについてと、一緒に動く中で感じたこと、今も考えていることについて書きたいと思う。 細田さんについて 細田さんは合同会社 Ucycle の代表。東京墨田区で「墨の市」というマーケットを隅田公園で開催したり、「すみだパークシネマフェスティバル」や「ことまちプロジェクト」、「継創」など多くのプロジェクトに関わっている。また、撮影や配信技術

        • アクティブノンアクション

          たくさん活動はするのだが、ビジョンの伴った(意識的)行動ができていない状態のことを指す。 就活にしても、越境にしてもアクティブに動くことで忙しさが生まれ、そこから得られるなんとなくやってる感で不安から逃避している自分がいた。 理想の自分や人生、自分と社会との関わり方について考えたいと思って始めた就活や越境だったのに、いつのまにか活動で得られる忙しさ自体に充実感や安心感を感じており、まさにアクティブノンアクションになっていたし、「動きながら考え、考えながら動く」ことができてい

        仕事の対価

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        記事

          共通のものさし

          4/29に越谷レイクタウンの水辺の利活用ミーティングに参加した時のこと。ゲストの猪原勇輝氏という世界で行きたいまちランキング2位に輝いたことで有名なまち盛岡、木伏の仕掛け人の方の話を聞いた。どのようにまちづくり、木伏を作ったのかというプロセスのお話を生で聞けたこともとても面白かったのだが、一番印象的だったのは「ここでビール飲んだらうまい」というきっかけについての話だった。 自身の「ここでビール飲んだらうまい」気持ちを起点に動き、人を巻き込み、木伏を作った。そして、まちづくりに

          共通のものさし

          過ごしたい場を作る[Footwork & Network vol.24 No.3]

           この春休み、まちづくりやまち使いを楽しむ人たちにたくさん出会うことができた。そしてそこで自分が感じた価値観や思いについて自分の地元町である埼玉県宮代町で3/18,19に行われた「わわわ!トウブコ」でのことを中心に書きたいと思う。  今までいろんなまちづくりイベントに参加したり、遊びに行ったりしたが今回のイベントを通して一つの重要だと思う価値観が見えてきた。それは「まちづくり、場づくりでは自分が過ごしたいと思う場を自分で作ることが良い」ということである。例えば、自分の家や部

          過ごしたい場を作る[Footwork & Network vol.24 No.3]

          ”桜”を作る

          先日(1/21)、自分の地元まちである埼玉県宮代町@東武動物公園駅前無印「みんなの広場」で行われた「トウブコの冬2023」(日本工業大学主催)にて屋台を出店できる機会に恵まれたので出店させていただいた。(いいご縁に恵まれたことや屋台や場所を貸してくださった東武公駅前無印さんや日本工業大学の方々に感謝!!) 屋台出店の理由は「やってみよう」だった。去年は「池袋リビングループ」や「青山ファーマーズマーケット」などに足を運び、まちで過ごすことの楽しさやその可能性を感じていた。

          ”桜”を作る

          不合理は楽しい

          人間は一人で過ごしても生きていける。子供や病床に臥す老人でもない限り、大体の大人は一人で生きる方が自由だし、お金も掛からない。しかし、それと同時に人間は生活費や家事も増やしてまでも誰かと一緒に暮らしたり、効率が落ちるかもしれないのに誰かと仕事をすることもある生き物だ。一人で生きることもあれば、合理性を欠いても誰かと生きたいと望むこともある生き物である。しかし、二人以上で生きると何か不合理なことが起きる機会が増える。それでも一緒に過ごしたいと思うのは楽しいからや幸せだからではな

          不合理は楽しい

          わからなくてもやってみる

          ツイートから約1ヶ月、この時はカメラやマイク、zoomについてほとんど理解していなかったが、今ではゼミをハイフレックスでできるくらい(改善するべき点はまだたくさんあるが)少しはわかるようになった。機材へのなんとなくの興味やハイフレックスによってゼミの可能性を広げたいという気持ちが原動力になって勉強を始めたが、1ヶ月で今まで大して使ったことのない機材やツールを使ってハイフレックス環境に対して工夫ができるようになった。やったことないことやわからないことに対して考えたり試行錯誤する

          わからなくてもやってみる

          父とFA

          「フリーエージェントたちは必ずしも孤独のままではいない。」(P.149 L.8)私の父は大工であり、一人親方をしている。特定の会社に勤めず、個人事業主として案件を請け負うという形で働いている。まさにFA的な働き方である。そんな父だが、数年前にそれまでの得意先と人間トラブルがあったため、別の企業から案件を請け負うことにした。また、近頃は年齢から身体の調子が安定せず、新築ではなくリフォームの案件を請け負っている。どちらの案件も見習い時代や仕事を通じて知り合った他の一人親方から紹介

          父とFA

          ちょっとからやってみる

          熟達化には自分の能力を少し超えた仕事をする事が重要である。春学期の経営組織論で学んだことだ。これにはやったことないことをやってみることが重要なのではないか。春学期を振り返ると、今までほとんどしたことなかった料理はだいぶ出来るようになった。ゼミ活動も同様である。ワークショップやフィールドワーク、ボランティアなどは初めての経験だったし、当時と比べたら今は考えることや動き方も変わってきている。ここから思うに、やったことないことにチャレンジしてみることは熟達化への第一歩ということだ。

          ちょっとからやってみる

          Tシャツを買って、[Footwork & Network vol.22 No.3]

          6月5日、青山で開催された保護犬保護猫の譲渡会イベントに行った時。 Dog Shelterという保護犬団体のスタッフさんとお話しした時のことについて。 譲渡会は近くのファーマーズマーケットと併設した場所で行われており、マーケットを見に来た人がふらっと立ち寄りやすいような仕組みになっていた。 私は元々、譲渡会目当てで会場に向かったのだが、ファーマーズマーケットの方も魅力的でじゃがいもと玉ねぎを購入してしまった。また、初めてヴィーガンドーナッツを食べたが美味しかった。(他にも

          Tシャツを買って、[Footwork & Network vol.22 No.3]

          ワクワクする学び

          6/30、DNPプラザで行われたカフェゼミでデンマークの成人教育機関、フォルケホイスコーレへの留学経験がある大城さんのお話をお聞きした。フォルケホイスコーレには試験や成績評価がなく、家を建てる授業があるなど授業も多様で日本の大学と大きく異なる印象を受けた。今の私は試験のための試験勉強しかしていない。フォルケのような試験や成績以外についての勉強をしていたのは幼少期くらいだろうか。恐竜が好きで図鑑を見たり博物館で化石を見たりしていたことを覚えている。恐竜についての試験があるわけで

          ワクワクする学び

          大人について

          5月19日のカフェゼミで保護猫活動をしている方のお話を伺った。保護猫活動をしている方にはツイートのような印象を持っていたが、実際にお話を聞くと活動の忙しさは感じたものの、活動をされている方自身には焦りやカツカツしている印象を受けなかった(見せていなかっただけなのかもしれないが)。ゼミに入ってからこのような大人の話を伺う機会が増えた。大人は子どもと違って自立して生きなければならないので、自分一人が生きることに精一杯になりカツカツするのも当たり前だと思うが、それでも他を思いやって

          大人について

          真っ白な皿でいただきます [Footwork & Network vol.21 No.3]

          今回のF&N。ゼミの同期であるよしこへのインタビューを通して他人や物事を素直にまっすぐ受け止めることの大切さを再確認できた。また、自分の嫌いだった部分が治りつつあることも実感できた。 よしこはゼミの他にも活発な活動で有名な広告系のサークルに所属しており、彼女自身も活発に活動している。また、彼女はサークルとゼミの他に海外留学という野望(それも実現間近)を抱いており、私から見たらとんでもなく活力に溢れている人間だと感じた。 そんな彼女の活動や考えを聞いて「頑張れ〜!」という気

          真っ白な皿でいただきます [Footwork & Network vol.21 No.3]

          やりたい!が理由

          行動しない、腰が重い時は大体やらない理由を考えている時だと最近感じる。本当にやりたかったら理由など考えずにやるはずである。そもそもやらない理由を考えているくらいなら行動しても大したものは得られないと思う。なのできっかけや理由を求めるのでなく、理由を考えずとも心が勝手に動くようなものにアクションしてこそ成長できると感じた4月であった。今まで料理してこなかった私だが最近、料理をするようになった。なぜ料理をするかというと料理を喜んでくれる人がいるからである。人を喜ばせたいという気持

          やりたい!が理由