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父とFA

「フリーエージェントたちは必ずしも孤独のままではいない。」(P.149 L.8)私の父は大工であり、一人親方をしている。特定の会社に勤めず、個人事業主として案件を請け負うという形で働いている。まさにFA的な働き方である。そんな父だが、数年前にそれまでの得意先と人間トラブルがあったため、別の企業から案件を請け負うことにした。また、近頃は年齢から身体の調子が安定せず、新築ではなくリフォームの案件を請け負っている。どちらの案件も見習い時代や仕事を通じて知り合った他の一人親方から紹介してもらったらしい。組織に属さないFAだからこそ、FA同士のコミュニティーは重要なのだと父と文が重なった。縦ではなく横の繋がりを。

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