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視覚障害・聴覚障害のある人々のための大学、筑波技術大学の魅力とは?未知領域の開拓から共生社会の実現まで

私は、耳が聞こえない人が通う筑波技術大学の元学生で、現在は放送大学の学生である耳が聞こえない近藤  史一です。

筑波技術大学の紹介

耳が聞こえない中学生や高校生たちに聞きたいことがあります。目が見えない、耳が聞こえない受験生は、将来どんな大学に進学したいと考えていますか。今日は、私がおすすめする大学の一つ、筑波技術大学について紹介したいと思います。筑波技術大学は、日本で最初に視覚障害者と聴覚障害者であることを入学条件にした国立大学法人です。この大学の魅力は何でしょうか。私は以下の3つの点を挙げたいと思います。

・障害に合わせた情報保障を提供し、未知領域の開拓を目指す教育

・障害のある人々の社会参加と自立を支する専門職を育成する教育

・障害のない人々との交流を通じて、共生社会の実現に貢献する教育

障害に合わせた情報保障を提供し、未知領域の開拓を目指す教育

まず、筑波技術大学は、障害に合わせた情報保障を提供し、未知領域の開拓を目指す教育を行っています。この大学では、視覚障害者には点字や音声、聴覚障害者には手話や字幕などの情報保障が提供され、情報保障に関してはすごく恵まれた環境で学ぶことができます。また、既知の領域に留まらず、大学として未知領域の開拓を、学生と共に進めています。例えば、発達障害と聴覚障害と両方持つ人たちに対するサポート、技大の先生たちの助言を受けて自主的に作った聴覚障害がある事を周りに知らせるきこえんまあく気象庁との連携による教育研究活動や、本学学生デザインの東京2025デフリンピック大会エンブレムの制作などが挙げられます。このように、筑波技術大学は、障害に応じた教育環境を整えるとともに、障害のある人々が新しい分野に挑戦できるように支援しています。

障害のある人々の社会参加と自立を支援する専門職を育成する教育

次に、筑波技術大学は、障害のある人々の社会参加と自立を支援する専門職を育成する教育を行っています。この大学では、産業技術学部と保健科学部の2つの学部があり、それぞれにさまざまなコースが設置されています。ん

産業技術学部では、情報科学や建築機械そしてデザインを学び、保健科学部では、障害のある人々の健康や医療を支える知識や技能を学びます。また、この大学では、特別支援学校教員免許状や社会福祉士国家試験受験資格など、障害のある人々に関わるさまざまな資格の権利取得や障害者スポーツトレーナーの資格取得が可能です。このように、筑波技術大学は、障害のある人々の社会参加と自立を支援する専門職を育成する教育を行っています。

障害のない人々との交流を通じて、共生社会の実現に貢献する教育

最後に、筑波技術大学は、障害のない人々との交流を通じて、共生社会の実現に貢献する教育を行っています。この大学では、障害のある人々だけでなく、障害のない人々も一部のコースに入学することができます。また、この大学は、筑波大学の人間学群障害科学類、手話サークル、その他のイベントなどで交流・活動して、障害のある人々と障害のない人々が共に学んでいます。さらに、この大学は、障害者スポーツ教室や英文ビジネスメールの書き方講座など、学び直しや地域社会や企業との交流活動も積極的に行っています。このように、筑波技術大学は、障害のある人同士互いに理解し、協力し、切磋琢磨できる教育を行っています。

まとめ

以上のように、筑波技術大学は、障害に合わせた情報保障を提供し、未知領域の開拓を目指す教育、障害のある人々の社会参加と自立を支援する専門職を育成する教育、障害のない人々との交流を通じて、共生社会の実現に貢献する教育を行っている魅力的な大学です。筑波技術大学に興味のある方は、この大学に進学して、障害共生エバンジェリストになれる可能性を広げる一員になりませんか。

筑波技術大学の詳しいことやオープンキャンパスなどの情報は、下のリンクから確認できます。ぜひ、興味のある方は、チェックしてみてください。また、noteのコメント欄からどしどし投稿してください。皆様の質問を待っています。

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