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筑波技術大学の聴覚障害者向けの教育のここがすごい!入学を検討している高校生や中学生に知ってほしいこと

私は、耳が聞こえない人が通う筑波技術大学の元学生で、現在は放送大学の学生である耳が聞こえない近藤  史一です。

筑波技術大学は、視覚障害と聴覚障害者両者にとって魅力的な大学です。キャンパスが天久保(聴覚)と春日(視覚)と2つに分かれていて、私は耳が聞こえないので天久保の方に通ってました。今回は、視覚障害については置いておいて聴覚障害の所について詳しく述べたいと思います。理由は、以下のようにまとめられます。

魅力点


・筑波技術大学は、日本で最初に聴覚障害者であることを入学条件にした国立大学です。聴覚障害者の教育や研究に特化したカリキュラム(手話の専門家でありろう当事者が教える手話学やテレビやネットにおける字幕保障学)や施設(孤の形に置いた机やデフハウスを元にした遠くからでも手話で会話できる環境)が充実しています。聴覚障害者のための字幕や手話といった情報保障や支援サービスも提供されています。生徒数も少なく先生も教えやすいため、学生たちは、自分の障害に合わせた学習方法や誰もが知る大手企業への就職、大学院への進路を選択のサポートを受けることができます。例えば、図書館には一人で周りの目を気にせずに勉強できるスペース、保健管理センターの人とカウンセリングを行ったりすることができます。

・筑波技術大学は、産業技術学部というただ一つだけの学部が設置されています。この学部では、聴覚障害者が社会で活躍できるように、情報技術や工学、デザインなどの分野を学べます。一学年に、情報には20人、システムに20人、デザインに10人います。また、聴覚障害者の教育や福祉、医療などに関する知識や技能も身につけることができます。産業技術学部には、聴覚障害者の教員や職員も多く在籍しており、学生とのコミュニケーションや指導にも配慮がされています。

※あくまで技術系を学ぶ大学であって、障害福祉系、社会学系を重点的に学ぶ大学ではないので気をつけてください。


•  筑波技術大学は、国内外の他大学や企業との連携や交流にも積極的です。聴覚障害者の学生は、大韓民国やアメリカ合衆国(ギャローデっと大学とかロチェスター工科大学)や過去にはスカンジナビア半島の国々(北欧)といった海外研修やインターンシップなどの機会に参加できます。また、障害者スポーツや聴覚障害について語り合う文化活動などのクラブやサークルも活発に活動しています。人数は少ない大学ですが、聴覚障害者の学生は、自分の興味や能力を発揮できる場が多くあります。


・筑波技術大学は、聴覚障害者の社会参加や自立を促進するために、さまざまな取り組みを行っています。例えば、聴覚障害者の就職支援やキャリアデザインの教育、聴覚障害者の生活環境の改善に関する啓発活動や取り組み運動、聴覚障害者のコミュニティやネットワークの形成などです。筑波技術大学は、聴覚障害者の学生が卒業後も社会で活躍できるように、バックアップしています。

聾学校育ちの人は、手話が多かったです。健聴の学校で育った聾者もコミュ力があれは、普通に手話使えるくらいにまで成長していました。

また、筑波大学のサークルや授業も受けられることができました。手話サークルに参加して、コンテンツ応用論で落合陽一さんと佐倉まなさんやヤバTといった他のいろんな有名人と対談する講義はとても良い経験になりました。

以上のように、筑波技術大学は、聴覚障害者にとって学びや生活が充実した大学です。聴覚障害者の学生は、筑波技術大学で自分の可能性を広げることができます。筑波技術大学に入学を検討している高校生や中学生たちには、ぜひオープンキャンパスやオンライン説明会に参加して、筑波技術大学の魅力を感じてみてください。筑波技術大学にかつて在籍していた学生として、あなたたちの夢を心から応援します。

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