#8 ほたるいかのごはん
ぱんぱんに腹のふくれた蛍烏賊をみると買わずにいられない。
そのまま食べたり、青さとパスタにしたりアヒージョとかももちろん美味しいし、シンプルに葱とからし酢味噌和えにしててっぱいみたいにしてもいい
和洋なんにでもよく似合うほたるいかが大好き。
小さい宇宙人みたいな蛍烏賊の、目や口をむしったり背骨引っこ抜いたりする時間も嬉しくなるくらい 楽しい台所仕事。針生姜の香りとはらわたの出汁をよくしゅんだごはん幸福度高いのでこの季節にみんなに食べさせたい。
□材料 ごはん2合分
ホタルイカ 100gくらい できるだけ太ったやつ
白だし(原液) 大さじ1~1.5くらい
酒 大さじ1くらい
醤油 少々
ショウガ 2㎝ぶんくらい
木の芽か三つ葉 お好みで
☞大まかな手順☞
1)いつも通りのごはんを炊く準備をする
2合分のごはんを炊く準備をする。水の分量は計量カップに白だし大さじ1、酒大さじ1をいれ、最後に2合分の適量の水を加えて割る。なめてみて好みの塩味になるように白だしで調整する。ホタルイカにある程度塩気があるので出汁は薄味のほうが、ホタルイカのおいしさが際立つ。
2)ほたるいかの下処理をする
ホタルイカはそのままでも食べられないことはないけど、目や口、背骨は固かったりすじっぽくて口に残るので取り除いたほうがおいしい。ピンセットがなくてもてでむしって取れるのでYouTubeを参考に、下処理する。ショウガはお好みで2㎝分くらいを千切りにする。1)のごはんにショウガ、下処理済みのホタルイカを加え、醤油ひとたらしする。醤油は香りづけ程度で、醤油味にはしないように1)の味付けには使わない。
3)炊き上げて蒸らし、最後に木の芽または三つ葉をちらす。
はらわたの旨味とショウガの香りが旬だごはんがめちゃくちゃ美味しい。ある程度ホタルイカを崩しながら混ぜ込んで、お茶碗に盛るときにきれいなホタルイカと木の芽をあしらうと上品に。
ホタルイカの下処理
このほたるいかの目ほじったりするのすごい無心になれるから地味に好き。炊き込みごはんのふたを開ける瞬間の、高ぶりほど口福な瞬間はないんじゃないかと思う。下ごしらえの時間はむしろ前戯。おもてなしのときには、土鍋でふたを開ける瞬間のわくわく感をゲストに感じてほしいので、ご飯もののときは炊き込みご飯、演出含めて最高なのでおすすめです。
ねこぶだし
私がずっと好きな和食に最適な調味料、液体根昆布だし。瓶のパッケージから真空ボトルになって扱いやすい。うどんだしにももちろん美味しい。胡麻和えや白和えなんかの、和食の定番和え物のときも醤油や市販の白だしの代わりに味付けに使うと旨味と塩味がちょうどいいので、使い勝手がよくおすすめです。夫はこの根昆布だしをつかった、わかめとあさりのおうどんがお気に入り。だしが澄んで繊細なのに味わい深いので買って損ないです。
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