あのおもちゃが教えてくれたこと
『∞(無限)プチプチ』『∞(無限)エダマメ』というおもちゃが、いまから約12〜14年前に流行っていた。衝撃に弱い製品を包装するために用いられる、いわゆる「プチプチ」を押すときの、あの触り心地と弾ける音。また、枝豆の粒を押し出すときのあの感触。これらを数回こっきりではなく、ずっと体感できる商品として販売されていた。
僕は発売から数年遅れ、小学校4〜5年生くらいのときに、その商品の存在を知った。「あの感触を何回もできるの?」と心弾み、新宿のヨドバシカメラでどちらも親に購入しても