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書評

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とりあえず読んだ本の感想など
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2019年7月の記事一覧

『人、旅に出る』酒の肴にね。

『人、旅に出る』酒の肴にね。

SWITCHはときどき読みたい時がありますね。勝さん北野さん寺島さんの各インタビューを読んだらお腹一杯になりました。だって、誰一人とってもそれだけでお酒が進んじゃうじゃないですか。新井さんは今はcoyoteですかね。そういえばcoyoteも星野道夫さんとかキャパの特集号は本棚に刺さってたなあ。また読んでみるか。酒の肴に。 #SWITCH #インタビュー #北野武 #寺島進 #勝新太郎 #新井敏記

いつの間にかハックされていたそんな時代に僕らは生きている。

いつの間にかハックされていたそんな時代に僕らは生きている。

『デジタル・ポピュリズム』操作される世論と民主主義 福田直子著

ポピュリズムについて、とうとうと語っているのかと思いきやそんなことはなくて、FBやTwitterやyoutubeを見続けていると知らないうちに、ハックされ人心操作にあう危険があることを実例を交えながら解説した本でした。時々あるんですが、期待した方向とは違うんですが当たりというやつでした。

SNS上の情報をプロファイリングに利用され

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復刻本と僕がお世話になったアニメーション

復刻本と僕がお世話になったアニメーション

復刊ドットコムで、小林さんの本が復刊ということで。小林さんと言えば、東映動画に入社。その後は小林プロを設立し、新オバQ、ど根性ガエル、ガンバの冒険、元祖天才バカボン、エースをねらえ、ルパン三世・カリオストロの城、あしたのジョー2、コブラ、うる星やつら2などなど数々の名作アニメの美術監督を務めてらして、自分などは幼少期から青年期までテレビ画面を通して大変お世話になった方であり、その小林さんの本が復刊

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結局人に聞くのが一番いい。

結局人に聞くのが一番いい。

今朝、卓脇の書棚から引っ張りだしたのがこの雑誌『DHBR1999-9』特集ナレッジマネジメント。理由は、今日の午後に若手社員の発表会があって、レビューアーとしてコメントしなければならないからだ。発表内容は発表タイトルから類推するにナレッジの共有化らしいので、寝ぼけた頭で参考文献がないか机の上を弄ったらこの本が眼に入ってきたというわけ。まあ、コメントもらうなら、学会発表であれ仕事であれ、資料くらいは

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Are you happy? もちろん!今ハマっているので。

Are you happy? もちろん!今ハマっているので。

ウェルビーイングが良好な状態のとき、人はハピネスを実感しやすい。ハピネスな人は、健康的で仕事へもポジティブに取り組めるから成功する機会に恵まれるので、結果的に生産性が高くなるそうだ。

いわゆる働き方改革では、リモートワークやフレックス勤務などの勤務制度の改正やセキュアPCやタブレットなどのICT利用による、間接業務稼働の削減や効率化による生産性向上に目が向けられがちだが、肝心なのは雑務から解放さ

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使い方に注意!クスリにも毒にもなります

使い方に注意!クスリにも毒にもなります

シュピッツアー先生は、子供の脳の成長にデジタルメディアが害をなすとしてデジタルメディアへの批判を学術調査を基に徹底的な批判を展開。もちろん先生もデジタルメディアなくして社会が成立しないことは重々理解した上で、その濫用に対して警鐘を鳴らしております。アナロジーとして、放射能の危険性が十分に認識される前の1950年代にピドスコープ が靴屋に設置され多くの人が高線量被曝の被害を受けた歴史を持ち出したり、

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