見出し画像

私中卒やからね。現代詩。

現代は

なんと

大きいのか。

じぶんは

中卒やから


遠慮ばかりして

生きて生きた。

わかってるよ。

そんなこと

関係ないんだろう。

関係ないんだろう。


わたしは

わたしと
言いたかった。

けれども

わたしは

中卒やから

中卒やから

いえない

中卒やから。

いえない。


そんな
わたしに

あなたはいった

卑屈なあなたは

中卒よりも

劣る。

なんかさ。

ないた、

泣いたよ。

それ

悲しいみなだ

哀しい涙


そんなこと。


わかった。


嬉しそうな

顔で笑ってた


それは

本音だ。


わたしは

闘いたい。


じぶんの

なかの

じぶんと


ひくつな

じぶんは


ひくつな

ひくつな


わたしは


だれに

あいされるの。


愛されたいと

泣いたよ


泣いたよ。

わたしは

ないたよ。


だって

愛されたいから。



あなた

なんとなく

頭を

撫でてくれた。


そしてさ。


わかったよ。

けれども

わたしは

あなたの

わたしでは

ないでしょうと


いわれた。


戦うよ。

闘うよ。

今日も

明日も


わたしは

わたしで

あることを

やめない。


そして

愛して

愛されたいと

それを

心に持ってる。


だから

こそ

わたしは


中卒やから

とは


いわなくなった。

それは

逃げだろう。

弱い自分なんだろう。

そんな

じぶんを

だれが愛してくれるの。


そんな

じぶんを

じぶんは

愛せるの。


愛されないよね。


だからこそ。


わたしは

そう

言った。


じぶん

自身に


甘えんなよと。


そう


言った。




わたしは

わたしだよ。


中卒だから

なんだ。


わたしは

わたしなんだ。


幸せに

なってもいい。

それは

自分次第


生きてきた

意味を

知りたいよ。

それなら

生きろよ。

わかってるわ





この記事が参加している募集

#現代文がすき

918件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?