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なんか言うことある。現代詩。

ポタポタと

黒いTシャツに

口から

歯磨き粉の液体が漏れる。

それは

黒のTシャツに

白さを残すのかな。

わからない。

けれども。

やたら


もれるような。

それに

たいして

なんかいうことある?

疑問形でいいかな。

疑問を持っていいかな。

わからないから。

足をすごく出した。

それを理解してくれるかな。


わたしは

わたしを

つらぬく。


わたしは

わたしを

つらぬくしかない。

それは

なんかのこだわり、

それを

理解してほしいけれども。

だれが

りかいしてくれる?

あなた?

あなた?

あなた?

わからないから。

また。

なんか。

無言で足を伸ばした。


うるさい黙れと

飛行機の中で

言われた。


なんか。

わかる気がした。


その後、

起こった人は、

違うことで

キャビンアテンダントに

なんか

言われてた。


レンタカー屋さんの

店内で

みつけた

その人は

そんなことを

言う人ではないような

言うような。

そんな

年配だった。


なんか。

なんか。

なんかいうことある。

あんかいうことある。

じぶんにきいてる。

だからこそ。

熟考したぼくは。


何も言えない。


だからこそ。


また。


空を眺め見る。


なんかいうことある。

なんか言うことある。



なんか。


わからない。


から。


いまを。


生きる。


いきる。


そう。


生きる。

自分を生きる。


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