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牛が人間を食べた。現代詩。

牛が人間食べた。

牛は言う。

人間は牛を食べる。

なら

牛も人間を食べてもいいでしょう。

なんか

言い返せない。

だから。

なんか。

いいよって

言った。

なんか

言った。

それは

言わされたの。

それ

なんで

そんなこというの。

わからない。

なんか

牛は

軽く笑った。

ぼくも

軽く笑った。


牛は嘲笑った。


僕も嘲笑った。


牛は嗤った。


僕も嗤った。


喰ってやろうかと

言われた。

なんか。

言われた。

ぼくは


手に持ってた

ナタで

牛を

傷つけた。

牛を

傷つけた。


牛は。


お巡りさんと

言った。

なんか。

言った。


私は

なるほどといった。

牛は

また

お巡りさんと言った。

私は

また

ナタを持った。

ナタを使った。、


今日は

steakだと

想った。


牛は

両目で

私をみた。


牛は

冷静に

両目で

私を見た。。


私は、ナタを

振り落とした。


牛を食べた。

牛を食べた。

牛は人間を食べた。

牛は人間を食べた。


ぼくは


牛を食べた。


ぼくは



嗤った。



ただ。


それだけのこと。


ぼくは


うしを


たべた。


ぼくは



うしを



たべた。


それだけの


こと。



ただ


それだけのこと。




ただ



それだけのこと。





それだけの。





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