愛されたいと想うこと。現代詩。

愛されたいと言う人は

人を

愛したこと

ありますか。

単純に流れる

思い出に

恋い焦がれること

ありますか。

ぼくはまだまだ

たぶん

子供なんだろう。

もう

なにも

考えたく

ないから

目を瞑った

大いなる

価値観を

また

理解しようとも

なにも踏み出してない

左右の足は

まだ

膠着してる。

愛して欲しいと

行き交う人が多い

駅のプラットホームで

叫んだ。

駅員を呼ばれた

薬を疑われた。

そんなことはないのに。

危険人物のレッテルを貼られた。

何の利益があるのだろう。

ぼくと言う

価値を

価値観を

探って欲しい。

愛されたいと言う人は

人を

愛したこと

ありますか。

僕は

人を愛したこと

ありますか？

単純な解答に

会話する

快楽と快晴

わたしは今も

愛されたいと

叫んでいる。

おかしい人と想われようが。

何度でも

叫んでやる。

愛されたいから。

それは

愛されたいと

駄々をこねる子供のよう。

それなら

大人は

どうするの？

愛されたいときは。

返答待ちは続く。

その間も

愛されたいと

思う。

常に思う。

愛されたいと。

愛されたいと言う人は

人を

愛したこと

ありますか。

また

たぶん

考えてしまう。

それが

愛されたいと

想うこと。