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小磯通信
2019年11月24日 23:29
・さあどうだ行くも帰るも自分次第これからの生を如何に使わん・一度きり刹那に散りゆくもいいさ紛れない「今」を感じながら・「運が悪けりゃ死ぬだけさ」 また明日も そう言いながら 生きていくのさ・大好きな歌を歌おう公園で下手くそだってかまわないから・将来も何も得てない僕だからつくれる歌を歌っていきたい・宵の更け漆黒に揺れる
2019年11月23日 21:53
・スマホから顔上げ慌て飛び降りたそこは最寄りの隣の駅さ・館内を出た後も続くストーリー映写機になった僕の目が映す・雨道で傘をステッキにステップを踏みたくなるのは映画のせいかな・ネオン街曲がった地下の小舞台夢見る彼女は命を燃やす・新しい喫茶店探し街歩きそれが密かな冬の楽しみ・街を行く体も心も財布まで寒い背中を風が吹きゆく
2019年6月23日 21:55
雨粒を 少しこぼした 赤い空あわてて駆け出す 痺れた腕でリコーダーが少し聞こえる昼間には珈琲が入るのを待ちわびる寝過ごしたぐらいがちょうどいい日には知らない街の知らないお店へ小説はページをめくる催眠術別の世界へ 私をいざなうわたしには 足りないくらいがちょうどいい満ち足る日待つ そのドキドキが(あとがき)短歌です。読んでください。(2019.6.23 文:ケビン