ハト麦しづく

仕事や人間関係に関することを、プライベートから社会情勢(大げさかな・・)まで書き溜めて…

ハト麦しづく

仕事や人間関係に関することを、プライベートから社会情勢(大げさかな・・)まで書き溜めています。わくわくするのは、社会学・怖い話。趣味は散歩と、お洋服と、家族や友人とランチすることです。2023に不妊治療はじめました

最近の記事

やること山盛り。全部成功させたくて焦ってるときの対処法

掃除もしないといけないし、資格試験の勉強もしないと。仕事のあれとそれも整理しておかないとやばいし、家族用事のあれもどうのこうの、ほにゃらほにゃら。。。 今日の分はやったとはいえ、焦る気持ちでいっぱいな夜が続く。最近は焦りで体が緊張しているのか、いつもより睡眠時間短めで目が覚める。ただし、早起きでぎらぎら活動できるならまだしも、日中しっかり眠い。というわけで、残念ながら早起きメリットは特にない。 ただ自分が大人だと自覚して早数年もたつと、さすがにデジャヴな場面に遭遇している

    • 家族の像は当たり前じゃなくていい

      先日職場でキャリアに関する面談があって、これからどうするとか、どうなりたいとか、そんな話を上司としていた。今回の面談は特別コース?らしく、自分の人生観や価値観を振り返って、そのうえで人生をまるっと仕事も含めて考えてみようという、上司と気ごころ知れていなかったらお通夜になりそうな構成になっていた。幸い自分は上司と親しくしていたので、わりと思うままに面談準備をした。 自分の歴史を振り返るのは、年を重ねるほど面倒で、あまり気持ちいい物でもない。年次が進めば進むほど何ができるように

      • 子供より先に、自分のために生きてあげたいなと鏡の前で思う

        私は20代で、不妊治療をしていて、体外受精を行っている。 多嚢胞(所謂PCOS)の体質で、AMHが18ある。(平均AMH6)どのくらい多嚢胞なのかというと、飲み薬では全く育たないが、自己注射だと最も少ない量でひと月に70個の卵胞が育つ。(平均10個) 先日18個採卵したのだが、胚盤胞になった凍結卵子は1つだった。 ちなみに不動化精子抗体が96.44(2以上で陽性)なので、顕微授精でないと受精しないと言われてきた。受精はふりかけ半分、顕微半分で行った。しかし案外振りかけ法をし

        • 多嚢胞性卵巣症候群+体外受精+不動化精子抗体96.44以上+20代採卵後の様子(長文)

          採卵が終わった。意外にタイトルと同じ状況の患者さんブログを見かけない。多嚢胞の症状自体、女性の8%くらいと医師に聞いたから、妥当か。 誰かの参考になるかもしれないから、自分で書いておくことにした。 多嚢胞性卵巣症候群という言葉が一般普及していないのか、変換リストに出てこない。私も普段使うことはないので、辞書登録した。そのくらいレアというか、認知の低い症状ではあるのだろう。私だって、きっと私より数万倍辛い症状のある病気の名前を全く知らない。結局私は当事者にならなければ、本気で

        やること山盛り。全部成功させたくて焦ってるときの対処法

          不妊治療、いつやめようかな

          共感されない痛みに耐えて2週間。もはや副作用で胃腸炎になっていることよりも、副作用で胃腸炎になる人が少なすぎることの方が辛い。 本当は健康体なのに、薬で害される食生活、QOL。平日は休みたくもない仕事を休み、休日も痛みに耐えながら横になり終日過ごす、この虚しさ。服用薬で胃腸炎になる人はほぼいないようで、ネットの海に仲間を探すこともできない。 ちなみに、痛みに耐えても卵胞は育たない。2週間(D14)で7㎜程度。 「全然育ってないですね」と苦笑いする医師を傍目に、そうですかと

          不妊治療、いつやめようかな

          排卵誘発薬「フェマーラ」の副作用が辛い

          胃がとても痛い。フェマーラというマイルドな刺激が売りの薬を処方されて、安心して飲み始めた2日目のことだった。服用期間は5日間。仕事中に耐えられないほど胃が痛くなり、吐き気を感じながらうずくまった。しばらく身動きがとれなかった。 テレワークだったので、そのまま退社して、ベットに横になる。仕事は繁忙期でとても休むような雰囲気でなく、自分も一過性だと信じて明日の予定を頭で計算していた。休みたくない。苛立ちさえ浮かんだが、座りなおそうと体を持ち上げては、全身に走る鋭い痛みで引き戻さ

          排卵誘発薬「フェマーラ」の副作用が辛い

          素敵な日を過ごすと、1日を大事にしたくなる

          夫が出張から帰ってきた。私は夫にぺったりなタイプの妻なので、夫がいない日は生き方のテンポがずれて体調まで悪くなる。夜遅くまで起きて何か食べていたり、朝胃が重くて夜まで何も食べずに寝て過ごしたり。20代後半で若くはないので、ダイレクトに倦怠感や憂鬱につながっていた。 怠い目元をこすりながら、夫がいなくなったらどうなるんだろう、とちょっと怖くなる。とはいえ私は自分が思っているよりも図太いし(思いつめるがどこかで浮上できる)、そもそも人間慣れるので夫が去ったとしても数年すれば自分

          素敵な日を過ごすと、1日を大事にしたくなる

          深く考えるのを辞めてダンスをする

          そこまで暑くないと思って30度でも扇風機だけで仕事をしていたら、 頭皮が痒くて、お尻も太ももも汗だくになる。 何度も頭を掻いた爪をふと見ると、白い皮と血が詰まっていた。あわてて掻くのをやめた。初めて見た。 皮膚が生まれつき弱くて、ファンデーションも日焼け止めもおいそれと塗ることはできない。そうなんだ、顔だけじゃなくて頭皮も弱いのかと自覚する。血と皮を見たのは初めてだけど。このままふけが出るようになったら、坊主にして保湿剤をたっぷり塗って過ごした方がいいかもなあ。清潔感的にも。

          深く考えるのを辞めてダンスをする

          顕微授精してまで子供がほしいのか?

          人生白黒決められないことの方が多い。冷静で元気な時は"最善"を選んで踏ん張れるが、心で悩んで、体が疲れていれば、最小の動きを選びたくもなる。ただ、上がったり下がったりしながらでいいから、自分の納得いく道を選ぶことは諦めないようにしたい。 顕微授精を検討するにあたり、クリニックを変えた。私が通っている医院もけして悪くはなかったが、医師と信頼関係を築くのが難しかった。真面目で治療や技術に関して詳しい先生だった。話のテンポも合う。でも、いつもほんの少しだけ言葉足らずな印象を受けて

          顕微授精してまで子供がほしいのか?

          20代、顕微授精からのスタート

          タイミングという言葉の意味を理解するより先に、培養士と挨拶することになりそうである。 不妊治療に通い始めて数週間。診察室に入るなり、お世話になっている医師が深刻そうな顔をしているからとても緊張した。血液検査で何か重大な病気でも見つかったのかと怯えながら座る。すっと差し出された検査結果には、赤で大きく丸がついていた。 「今日は大事な話があります、この値を見てください。」 抗精子不動化抗体、PQと小さく表記されていて、そのすぐ下には94.6以上という数字があった。良く分からな

          20代、顕微授精からのスタート

          20代で不妊治療はじめました

          「排卵してなさそうですね。うちでは見れませんので妊娠したら来てね」 心臓がぎゅっとなって、それからしばらく唖然としていた。そうですかとか、ありがとうございましたとか何か言った気がする。ぼんやり声を発して、診察室を出た。自分の今の状況を、どんなふうに解釈していいのか良くわからなかった。とりあえず分かるのは、綺麗に線を引かれて追い出されたような気分で、自分は何かしら傷ついていそうなことだ。 ぼんやりと会計待ちのソファへ座った。目の前を横切る女性たちは静かで、お腹をさすったり、

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          なんのために「それ」をしているかが大事

           発信にしろ、事業計画にしろ、「どういった理由でその選択に至ったのか?」が明らかにされていることが何より大切だ。現代の情報過多な状況で、何のために選択したのかが言語化できていないと死活問題になる。流れ込んでくる情報を適切に捌く労力は極力減らして、「しかるべき人にしかるべき方法でしかるべき目的の元届ける」ことに専念しなければ精神がもたない。  何のためにその選択に至ったのか、がしっかりととらえられていれば、「今受け取った情報は考える価値があるかどうか」が分かる。考える力は有限

          なんのために「それ」をしているかが大事

          芸術や音楽に抱くコンプレックスは、お金がないからじゃない。心が貧しいんだ。

          先日、ニュースでとある特集が組まれていた。米国の有名私大マセチューセッツ工科大学の生徒のうち約4割が音楽に関する科目を取得、もしくは受講するらしい。タイトルは下品な形でまとめられていた。「なぜ高学歴エリートは芸術を学ぶのか?」。 私は思う。音楽や芸術と言った類は、とにもかくにもお金と場所がなければ手が出ないのだと。本当に、一部の上流階級の嗜みに近いものが多い。4割と聞いて、あきれた。余裕があれば、誰だって音楽やら芸術やらは学んでみたい、学ばせたいと思う領域でしょう。私大の方

          芸術や音楽に抱くコンプレックスは、お金がないからじゃない。心が貧しいんだ。

          媚びを売られるのは、気持ちのいいものではない。

          片思いは恋愛だけではない。友人であっても、上司や部下であっても、片思いはするものだ。時に振られるし、振ることがある。もっと自分になついてほしくても、自分を重要視してほしくても、自分を大切な人間として認識してほしくても、叶わずに傷つくことは沢山ある。そのたびに苦い思いをして、少しの怒りと恥ずかしさを抱えながら、しかし仕方ないと諦めるのだ。 私は、異性の目が偽物だとは言わない。けれども、同性の目はいつも非常に冷静である。正直な心と損得勘定が自然と表れやすい(と私は思っている)。

          媚びを売られるのは、気持ちのいいものではない。

          何者にもなれなくて辛いんだ。でも諦めて幸せになるのはいつでもできるから、もうちょっとだけ頑張るんだろう。

          今日の話は私自身に贈る。いつも自分に向けて話してはいるけれど、今日はちょっと特別に私に向けた話。 先日、うまくやれると思って結構な大金(50万弱)を投じて取り組み始めて3か月ほどたっていたネタが、取りやめになった。いや、こうなるのは時間の問題だったかもしれない。始める前から心のどこかで、売り物としてのこいつに自信がなかった。そしてこれを買う人を想像して、馬鹿にしていた。人を助けるようなものでなく、自分が楽しいようなものでもなく、ただ得意で、そして弱者から搾取するだけのものの

          何者にもなれなくて辛いんだ。でも諦めて幸せになるのはいつでもできるから、もうちょっとだけ頑張るんだろう。

          それでも私は、女の人は顔じゃないと思う

          「男の人は顔じゃないよ」というのは、比較的だれにでも受け入れてもらえる。そうだね、金だねと意地悪く言われることもあるが、イケメンでなくても価値が高いという意見に多くの支持が得られる。 どうして「女は顔じゃないよ」という主張は、ネット上ではあまり支持が得られないのだろう。綺麗ごとだ、ブスのたわ言だ、と尖った声でつつかれ、「女は顔じゃない」とひとたび口にすれば、しこめが自分の擁護のために叫んでいると揶揄される。どうやら「女は顔だよねうんうん仕方ないよね、自分磨き頑張らなきゃ!」

          それでも私は、女の人は顔じゃないと思う