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超短編戯曲・小説

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超短編戯曲・小説を不定期に書き綴ります。
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#作品

【超短編小説】キロ(300字)

【超短編小説】キロ(300字)

人生には岐路がある。

あの時こうすれば良かったと後悔することもある。

男が一人、岐路に立っていた。男の心にだけ響く声が聞こえる。

「一度だけ、過去のあなたの道を変えることができます。」

男は半信半疑だったが、変える道について考えてみた。

変えるなら、まず学校の選択だ。今度は猛勉強して良い学校に入って、良い会社に入るのだ。

そうすれば妻も子供も今より楽な暮らしができる。

男は妻と子供の

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【超短編小説】カタツムリ(300字)

「ああ、もれる、もれる。」

男はいつもの様にトイレに駆け込み、便座に座って用を足した。

ほっとしたところで、ドアに一枚の張り紙を見つける。

「このトイレは自動爆発トイレです。便座を離れると自動的に爆発します。」

驚く男。

が、その時すでにウォシュレットの勢いが強すぎたため、立ち上がろうするのを必死で堪えていた。

何とか、ウォシュレットの電源を切る男。

「誰かの悪戯だろう。」

そう思

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【絵から小説】夕焼け小焼け(300字)

【絵から小説】夕焼け小焼け(300字)

夕焼けが好きだ。

でも気になるのは、小焼け。

小焼けって何だろう?

小焼けの存在は、誰も知らない。

夕焼けに聞いてみたところ、

「知らないな。いつも後ろにいるけど、俺もよくわからないんだよね。」

と、言った。

私は、小焼けを探して旅に出た。

まず「仲良しこよし」の仲良しを訪ねることにした。

仲良しは、自宅のマンションにいた。

不機嫌そうに出てきた、仲良しに尋ねてみた。

「その

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【絵から小説】わたしとワタシ(300字)

【絵から小説】わたしとワタシ(300字)

私は、二人いる。

わたしとワタシ。

どちらも私。

ロングヘアーが、わたし。

ショートボブが、ワタシ。

仲は良い。

喧嘩はしない。

一度だけどちらが、わたしかワタシかで喧嘩をしたことがある。

理由は、些細なことだった。

ワタシの方が、タワシに似ているということから。

結局は、わたしも、たわしに似ていることには変わらないということで、喧嘩は収まった。

喧嘩の後、わたしとワタシは一

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