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#4 人生の選択肢を増やす方法【いつか本を出版したい】

前回は【本の出版】の連載をおやすみし、わたしの好きな梅雨について
お話しさせていただいた。

前々回、「人生における選択肢」は
自分の周囲の人間と環境に大きく寄与すると記載した。

本日は、そんな状態のなかで
実際に選択肢を増やしていく方法について考えてみたい。


居場所を増やす

まずは、自分が落ち着くことのできる居場所の数を増やすこと。

多くの人と関わるように見える学生でも、主なコミュニティは
アルバイト、サークル、ゼミ(研究室)、家族となるだろう。

このうちサークルとゼミは自分と同年代の者が集うコミュニティだ
(場合によってはアルバイトも)。

明らかに年上の社会人や、人生を達観したような人物との
定期的な交流の機会が確保されていない。

ぜひ、若いうちに自分よりも人生経験の豊富な人の話に耳を傾け
それを手本にしたり、反面教師にしたりしてほしいのだ。

小学校や中学、高校ですでに繋がりをもった先輩に声をかけると
関わりの機会を持つことができるのではないだろうか。

仮にそうしたところで大したコミュニティにはならないと考えるかもしれない。
しかし不思議なことに、一つコミュニティができれば
自然と交友関係は広がってゆく
ものだ。

さらに、自らの手で交流の機会を創出するという経験によって
次々に行動を移しやすくなる。

補足すると、年上は基本的に年下に頼られることが好きである。
もしそうでなくとも、下からの誘いの方が断りにくいことは事実だ。

ここに関しては、若さを存分に利用していただきたいと考えている。

自分の引き出しを多くする

自分の思考の引き出しを充実させておくことで
会話のネタが増え、居場所をつくることもさらに容易
になる。

これは、先述の「居場所を増やす」ことによって自然に身につくものでもある。
「引き出し」は「考え方」や「観点」、「パターン」とも言い換えられるだろう。

引き出しを多くすることに成功したなら
次はその引き出しの滑りをなめらかにすると尚よいだろう。

自分のキャパシティを把握する

これまで経験してないことを思いつきでやってみることで
自分のキャパシティを図る
ことができることがある。

よくビジネスで使用されるモデルだが、個人にはそれぞれ
「コンフォートゾーン・ラーニングゾーン・パニックゾーン」が存在する。

端的には、心理的に以下のような状態をさす。

コンフォートゾーン:安全性が確保されている
 ラーニングゾーン:ほどよい緊張感がつきまとう
  パニックゾーン:恐怖や危機を感じる


わかりやすく整理された画像を引用させていただいた。
ぜひ、こちらの記事もご参照いただきたい。

自分の将来を考えるためにパニックゾーンに足を踏み入れては本末転倒だ。
しかし、ラーニングゾーンへ進出することで
コンフォートゾーンを拡大することができ、
現状の自分にできること・できないことを把握
することができる。

無計画な弾丸旅行、一人呑み、資格勉強や自転車での遠出など
「少し憧れるけれどやっていないこと」を行動に移してみてはどうだろうか。
(それがパニックゾーンだとしたらすぐに引き返すことができるよう
1〜2日、長くとも1週間で終了するプログラムをおすすめする。)

計画に沿って行動できる資質はこの上なく大切だが
選択肢を積極的に増やすには、挑戦が何より大事である。

時たまには、自分の理解の範疇を超えている、規格外だと思うことにも
身体じゅうで体感してみていただきたい。

「意外とうまくいった」という経験が
自分の興味関心や才能に気づくきっかけとなるのである。

それでは、ここまでのお付き合いに感謝して。
みなさま、健やかな毎日を。


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