孤独とともに暮らす

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最近の記事

【手紙】わたしを認めて励ましてくれるあなたへ【お誕生日】

あなたへ お誕生日おめでとう! 日頃の感謝を込めて、お手紙を書いてみました。 まずは、お誕生日おめでとう。365日余すことなく、 あなたにとっていい毎日が続くようにお祈りしてます。 いつも心地良い刺激をくれて本当にありがとうね。 あなたの第一印象は、声が大きくて発言力がある リーダー的な立ち位置の子だなあ、という感じでした。 それこそ、最初の頃はあんまり話す機会もなかったよね。 だから、実はわたしのことを尊敬してくれていると わかって驚いたし、すごく嬉しかったです。 わ

    • 恋人ではなくなった。

      2時間前、話をしてきた。 相手もわたしも、一度も声を荒げなかった。 わたしは「友達に戻ろうかと思って」と言った。 相手は、君が決めたことなら、と言った。 微妙な沈黙に、ほんの少しだけ期待した。 引き止められた時のシナリオを用意していた。 わたしはずっと笑っていた。 好きだったのだ。 話した直後は、解放感で満たされていたのに。 あのひとの気持ちがわからなかった。 自分の気持ちすら、わからない。 あのひとは、もう。 あのひとは、もう、わたしを。 好きだっ

      • 【解説】ファントムの自己肯定感の低さとクリスティーヌの求める異性の影【オペラ座の怪人】

        公開20周年を記念し、現在リバイバル公開中の『オペラ座の怪人』。 音楽もキャストも大道具小道具も、素晴らしいの一言。 ここでは、作品における展開の不可解さについて解説を行う。 ファントムはなぜあのような行動に走ってしまうのか? クリスティーヌはなぜなかなか決断できないのか? まだ観ていない、気になっているという方はこちらをご参照のこと。 主な登場人物ファントム:顔の傷によって、幼少期から忌み嫌われる。外に出ることは殆どなく、オペラ座の地下に住処をもち音楽家や建築家、デザ

        • 恋愛に終わりがない

          何かを愛することに終わりはないと思う。 生きている限り、わたしは わたしが愛すべき対象を常々 探し求めるのだろうと思う。 Kとは年明けからお付き合いを始めた。 二人を隔てる距離のために頻繁には 会えないが、それでもわたしは会いにゆく。 相手は来ない。 形勢逆転。 少しばかり諦めの漂う恋愛である。 愛すべきものは、簡単に日常に入り込む。 わたしに向けられる視線。 わたしに紡がれる言葉。 どうしたって、ときめきに素直にいたいのだ。 恋の終わり? 次の恋が巡っ

        【手紙】わたしを認めて励ましてくれるあなたへ【お誕生日】

          #4 人生の選択肢を増やす方法【いつか本を出版したい】

          前回は【本の出版】の連載をおやすみし、わたしの好きな梅雨について お話しさせていただいた。 前々回、「人生における選択肢」は 自分の周囲の人間と環境に大きく寄与すると記載した。 本日は、そんな状態のなかで 実際に選択肢を増やしていく方法について考えてみたい。 居場所を増やすまずは、自分が落ち着くことのできる居場所の数を増やすこと。 多くの人と関わるように見える学生でも、主なコミュニティは アルバイト、サークル、ゼミ(研究室)、家族となるだろう。 このうちサークルとゼ

          #4 人生の選択肢を増やす方法【いつか本を出版したい】

          【余談】梅雨という季節にしかない魅力

          こんにちは、「孤独とともに暮らす」です いつもは「いつか本を出版したい」というテーマで ひたすら語っています。 本日はわたしが一番好きな季節、梅雨についてのお喋りを 聞いていただければと。 雨の音で眠りにつける 雨の音って落ち着きます。 たとえそれが豪雨でも(土砂崩れなんか起きると大変ですが)、 路面に打ち付ける雨の音とか、車のタイヤが水溜りを通る音とか わたしはあまり苛立ちません。 寝る前、YouTubeで「雨の音」と検索して 眠りにつく人も多いのでは。 雨の日に

          【余談】梅雨という季節にしかない魅力

          #3 人生設計へのこだわり方【いつか本を出版したい】

          前回は、書籍のテーマを「人生設計にこだわることの大切さを説くもの」とした上で、なぜわたしがそのテーマを選んだのかについて提示した。 今回からは、どのような方法で人生設計にこだわるのかを考えてみたい。 選択肢を増やすことが肝心端的にいうのであれば、人生設計にこだわる方法は選択肢を増やすことだ。 自分のなかで、漠然と「これが常識」と思っていることを疑ってかかるだけでも選択肢は増えてゆく。 ただ、これだけの説明ではまだぼんやりとしている。 例1 RPGは選択の連続例えば、R

          #3 人生設計へのこだわり方【いつか本を出版したい】

          #2 書籍のテーマを決める【いつか本を出版したい】

          前回に引き続き、今回は「いつか本を出版したい」という大きな構想のもと どのような内容で書きたいのかを記すこととする。 #1で書きたい内容として提示したのは「人生設計にこだわることの大切さ」。構成要件として、以下の3つを提示した。 本日は、1番目の「若いうちから人生設計にこだわることの大切さ」の周辺について、わたしの見解を述べたい。 なぜ「若いうちから人生にこだわる」ことが大切か理由はシンプルだ。 若年のうちに人生について意識することで、それをしない場合と比較して充実し

          #2 書籍のテーマを決める【いつか本を出版したい】

          #1 さっそく反省。ターゲットを考える【いつか本を出版したい】

          #1からタイトルが「反省」というのも情けない話だ。 それもこれも、前回のnote投稿から10日も期間が空いたためである。 最低でも週に一度と心に決めていた手前、反省とともに具体的な投稿曜日を決めるのが打開策だろうか。 投稿は毎週日曜日に前回投稿日の5月2日は連休ということもあり、木曜日。 しかしわたしのライフスタイルやできるだけ日中に投稿したいというこだわりを上乗せして、毎週日曜日の投稿としたい。 そのように言い切って大丈夫か?と自分でも思っているが、 まずはアウトプッ

          #1 さっそく反省。ターゲットを考える【いつか本を出版したい】

          #0 いつか、本を出版したい

          みなさま、はじめまして。「孤独とともに暮らす」と申します。 タイトル通りの思惑で、今この文章を書いています。 このnoteは「いつか本を出版したい」わたしが 本を出版するまでの道のりを記すこととします。 とにかく書いてみよう、いや、しかし「いつか、本を出版してみたい」 noteユーザーの方であれば、一度はそんな夢が頭をよぎるのではないだろうか。 そうでなくとも、本という媒体や、執筆への興味はおありになることだろう。 幼いころから活字に親しんでいたわたしも、もちろんその

          #0 いつか、本を出版したい

          「ティファニーで朝食を」を一緒に観たいひとが欲しいような欲しくないような気がする

           わたしが1961年のアメリカ映画「ティファニーで朝食を」をはじめて観たのは、大学2年生の冬だった。  自分の本能に従ったままのアパートの一室や、部屋を一歩出たとたん自分を防御する甲羅のように振り撒く笑顔や、「ムーン・リバー」の旋律の豊かさなどに心惹かれてならなかった。  しかしいちばん心にずしんと重く残ったのは、ホリーを追い求めるポールの言動。  「人は所有し合う」「君が自分に課した檻はどこへでもついてまわる」と、彼の言葉は、それまで斜に構えていたわたしの恋愛観を覆し

          「ティファニーで朝食を」を一緒に観たいひとが欲しいような欲しくないような気がする