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#3 人生設計へのこだわり方【いつか本を出版したい】

前回は、書籍のテーマを「人生設計にこだわることの大切さを説くもの」とした上で、なぜわたしがそのテーマを選んだのかについて提示した。

今回からは、どのような方法で人生設計にこだわるのかを考えてみたい。


選択肢を増やすことが肝心

端的にいうのであれば、人生設計にこだわる方法は選択肢を増やすことだ。
自分のなかで、漠然と「これが常識」と思っていることを疑ってかかるだけでも選択肢は増えてゆく。

ただ、これだけの説明ではまだぼんやりとしている。


例1 RPGは選択の連続

例えば、RPGなどのように自分の選択肢ひとつで物語が進行するゲームを思い浮かべてほしい。その選択肢が決まりきったもの、そして1つないし2つの項目しかなければ、そのゲームは俄然つまらないものになってしまうだろう。

人生はゲームと同じではないけれども、選択の連続であることは確かだ。
そして、その選択肢が多いほど納得した生活を送ることができるのは明らかであろう。


例2 卒業後の進路は周囲の人間に左右

一つの例として、大学や専門学校の卒業後にどのような進路をとるか。

文部科学省のデータでは、13%が進学、76%が就職、進学でも就職でもないことが明らかなものの割合が8%であった(もろもろの項目は飛ばしている)。
概ね想像通りの数字なのではないだろうか。

わたしは、これらのデータを参照するにあたって「大学卒業後 進路 データ」とGoogleで検索したが、結果は「就職」に関するトピックが多くを占めていた。「大学卒業後の進路=就職」と考える人の割合が多いからこそ起こる事象である。

関連して、大学在学中あるいは卒業後に海外留学を行った学生の留学理由のなかには「誘われたから」、「以前住んでいたから」との回答がある。

周囲で海外渡航に慣れ親しんだ人がいる、ましては自分が以前に住んでいたために留学するという選択は、この回答をした彼ら以外には無いものと考えられる。


選択肢は周囲の人間と環境からできあがる

このように、選択肢は周りの人間や自分が育ってきた環境に大きく寄与するものなのだ。
では、これらをどのように増やせばよいのか?

次回以降は、さらに具体的な方法を示してゆきたい。

ではみなさま、また次の日曜に。
気候にはお気をつけて、よい毎日を。


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