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酔っぱらいにからまれた話

こんにちは。こだわり子です。
去年、息子が酔っぱらいにからまれました。
幸い無傷でしたが、疲れきった様子でした。


その日、母が来るということで夕食の待ち合わせをしていたのですが、私はお酒を飲んでできあがった状態でした。

母の用事がおわるまで時間があったので、先に息子と焼肉屋さんに入りました。

しばらくすると、息子がこんな話をしました。

「昔、ご飯だから片付けてって言われて、俺も適当に片付けてたと思うんだけど、帰れって言われたんだよ」

当時、息子と離れて暮らしていて会えるのは月に一度でした。

なんてひどいことを言ってしまったんだと、息子に謝ったのですが、酔っぱらっていた私はそこでおわりませんでした。

「自分の理想ばっかり押しつけて毒親だ」

正直、息子は優しいので「そんなことない」待ちをしている自分もいました。

息子は何も言いませんでした。

その時、今までずっともやもやしていた気持ちが爆発しました。

そばにいられなかったこと、いても何もできなかったこと、お酒に逃げてしまったこと、
息子はどんな気持ちだったかと泣き出したのです。

そこに母が到着して、息子が
「酔っぱらって1時間からまれてた」
と言いました。

私の頭の中は毒親でいっぱいで、席が仕切られていたからまだいいものを、ひたすら泣き続けていました。

帰りにコンビニに寄っても、帰ってからも、寝るまで5時間くらい泣いていたと思います。

おそらく、これまでの人生でいちばん落ち込みました。

翌日、母が
「おいて帰っちゃえばよかったのに」
と言うと、
「いや、それはしない」
と息子が言いました。

その一言で、私は母として出直すことを決めました。

「今日のことは今日までのこと」
昔、友人がかけてくれた言葉です。

いくら考えても悩んでも、もうその時には戻れません。


その日から、これは違うと感じたことや、必要のないこだわりをバサバサきっているところです。

まあいっかとやっていたら、息子にとってはよくないこともあり、出直すということが思いのほか楽しいです。


昔、スクランブルエッグを作っていると、即興で【ポロポロたまご】という歌ができあがりました。


また歌ができあがった時は、勝手ながらご報告します!



最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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