記事一覧
ある分野を勉強する時に私は何を目指しているのか
はい。またしばらく投稿が空きました。仕事で疲れ果てる上に、夏になり暑いのが苦手なためバテております。
さて、今日は根本的な話をします。タイトルにもある通り「ある分野を勉強する時に私は何を目指しているのか?」ということ。同じ分野でも勉強する目的って人によって違うと思うのですよ。知識を増やしたいとか、資格試験のためにどうしても勉強しないといけないとか。それでは、私は何を目指して勉強をしているのかとい
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑯
いよいよ、最後です。第20怪「さらば天邪鬼」について。
この回に出てくるお化けは逢魔の怨霊というものなのですが、地割れ起こして地獄の業火のようなものを吹きださせたりする他のお化けとは比べものにならない力を持った相手です。放送当時は「なんでこんな魔王みたいな妖怪なんだ?」と思って見ていたものです(なお名前が逢魔の怨霊とあるので正確にいうと妖怪ではなく幽霊ということになりますが)。
逢魔が何をイメ
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑮
今回は第19怪「首なしライダー!!死の呪」について。
といっても、実はこの話しアニメの本編が終わってからしばらくしてアニメGTOと組んで編成された特番のために作られた話しだったようなきがするのですよ。そのためか、アニメの主旨と繋がると思われる点が見つけられませんでしたね。
個人的に面白いなと思った点は一つ、首のない霊は力が強いから霊眠しても出てこようとするという設定。
首がない霊が強いという
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑭
今回は第18怪「放送室の茜さん 死者の声」について。
さつきが放送委員の代役やったら茜さん出てきてピンチとかいう話でしたが、さつきさん飼育委員は嫌がってたのにあっさり引き受けていて「!?」てなりますね。夕方は朝ほど忙しくないのか?というか、飼育委員の件もそうだけどこの学校の先生方って父子家庭の児童に係頼むの酷くないか?と思う。そういうところ気にしないところも、学校という秩序が作りだす緊張というや
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑬
連投です。今回は第15怪「悪魔のおまじない 闇の儀式」と第16怪「人を喰らう団地!!悪霊の巣」について。何故まとめたかというと、15怪と16怪の天邪鬼のセリフについて興味深いところがあり、一緒に考えると分かりやすいからです。
いつの時代も女の子はお呪い好きですが、さつきも例外ではなかったよう。
闇目って何なのでしょうね。「異世界から呼ばれた」とか言われてましたが、何なのかは本編では触れられてい
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑫
今回は第13怪「人を飲み込む絵画ダビンチ」と第14怪「命を奪う心霊写真魔の踏切」について。何故まとめたかというと、13怪の方が言うことないため。言語学、文学、民俗学が一応ふり返りの条件なので、話題がないのですよ。
いや、その他のネタでなら沢山あるんですよ。あんな変態的な幽霊そうはいないので。ただ、上記の条件に合わせて考えるとねというお話。むしろ、13怪については上記の条件に合う話題をご指摘いただ
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑪
今回は第12怪「死を告げる看護婦母の想い」について。敬一郎が「生と死とを理解する」という点で成長していく様を描いた回と思われます。
今回見直してみて思ったのは「まだ看護師って言わない時代だっけ?」という疑問・・・本題と関係ないので追求はしませんが調べたら2002年から看護師だそうですね。へぇー。
さて本題。最初に注目したのは序盤にある礼一郎が敬一郎のことを評して「まだ7つなんだママのことを分か
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑩
今回は第10怪「出口なきトンネル穴まねき」と第11回「話すメリー人形!!恐怖の影」について。この二つはいまいちテーマが分からないので、まとめてみました。
まず穴まねきについて。まあ、穴まねきに連れて行かれる場所が生と死の間らしいので、生と死がテーマであるような気はするのですが・・・それをテーマと考えるといまいち演出との合点がいかないのですよね。個人的には、穴まねきの呪に打ち勝つための墓石を壊すシ
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑨
今回は第9怪「夜をさまよう死体シロタビ」について。今井澪ちゃんという萌えキャラ登場回です。
澪ちゃんは動物好きなのか、単にウサギが好きなのかは分かりませんが1年生の時からずっと飼育委員だそうです。そんな子なら先輩とかから可愛がられてそうなものですが、「シロタビだけがわたしに優しくしてくれたの」と言っておりました。将来ヤンデレとかメンヘラになりそうな気がして心配です(そんな女の子も私は好きですが)
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑧
今回は第8怪「地獄へと続く回路!!黄泉の鬼」です。レオが黄泉の国に迷い込む話しでしうが、今回のテーマは「死」そして「死後の世界」なのは明らかです。
常光徹著『学校の怪談 口承文学研究Ⅰ』にも「彼らは「死」についてつよい関心がある、というか見えない世界に対してさまざまな想像力を働かせる。」とあるように子どもたちは子どもたちなりに死というものを見つめているようです。なお、この発見の前提として学校では
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑦-2
はい、では第17怪に出て来た小ネタについていくつかと。
1.霊眠方法について
厳密な説明はなかったですが、おそらく神社の境内もしくは鳥居の前で霊が生きていた時の写真を置く。写真を皆で囲んで「雪とともに往き、雪とともに逝く。」と唱えるのでしょう。ユキとイクとは同じ「行」という感じなので、わざわざ分けて言うということは上記のような使い分けがあるのかな?
そして生きてる美雪さんに使おうとしてたって
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑦-1
今まで順番通りに各話をふり返って来ましたが、今回は一気にすっ飛ばかして第17怪「血染め湖の恐怖!!雪の亡霊」について。この回は一番好きな回なので早く書きたかったのと、今日私の住んでる地域で雪(ほぼ霙だけど)が降った勢いで書いてしまいました。
何故好きなのかって?それは、学校の怪談という枠を超えた話しであることへの意外さと、美雪さん・雪ちゃんという二大萌えキャラが出てくるからです。
では、まずは
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑥
今日は2つ登校。今回は第7怪「鏡に盗まれた魂!!うつしみ」について。
この回のテーマは単純明快で「学校の怪談というジャンルに子ども達が求めるもの」です。
だっとの回で書いた通り、学校の怪談というのは子ども達にとっては学校という秩序との緊張感から生まれます。そして常光先生の考えによりますと、秩序関係がなくなることを子ども達は願っている。だから、子ども達は逆さまというのを意識するというのです。
TVアニメ学校の怪談ふり返り⑤
今回は第6怪「扉を裂く悪魔の手 惨劇の夜」について。皆のトラウマであるらしいババサレが登場する話しですね。
ババサレって放送当時は全く知らなかったのですが、常光徹著『学校の怪談 口承文芸の研究Ⅰ』によると本当にある怪談らしいです。以下はその内容。
「夜中の二時頃に団地に現れる。ドアをノックする音がし、ドアを開けるとお婆さんがいる。お婆さんは鎌を持っていて鎌で襲われるが、ババサレと言うと助かる。