TVアニメ学校の怪談ふり返り⑭

今回は第18怪「放送室の茜さん 死者の声」について。

さつきが放送委員の代役やったら茜さん出てきてピンチとかいう話でしたが、さつきさん飼育委員は嫌がってたのにあっさり引き受けていて「!?」てなりますね。夕方は朝ほど忙しくないのか?というか、飼育委員の件もそうだけどこの学校の先生方って父子家庭の児童に係頼むの酷くないか?と思う。そういうところ気にしないところも、学校という秩序が作りだす緊張というやつなのかなと思います。

では、今回の気になる点。まず民俗学的な所から一つ。茜さん登場シーンが貞子リスペクトでしたね。這うように動くというのは恐怖演出としてよく見かけます。これ何で怖いのでしょうね?心理学とかで研究してる人いないかな?

次に言語・文学的な点から一つ。さつきが茜さんに襲われたけど霊眠方法が分からなくて心の中で思ってたセリフ「ママだっていつも方法を見つけてきたんだ、きっと。」というもの。これ霊眠というのは方法であるということを改めて確認するセリフだと思うのですよ。

霊眠は方法なので霊能力のような特別なものはいらない。しかし、状況が変われば霊眠方法も変わってくるので観察が必要ということです。

この話しもさつきが茜さんが数字の4を避けており、4=死を避けようとしていることに気づいて「よん、よん・・・」と言い続けたことによって霊眠に成功しています。

また、ババサレの時も霊眠には失敗しましたが、お湯が掛かったババサレの色が薄くなったことに気付いたのもさつきだけでした。この辺りを見ていくと、どうもさつきというのは霊眠という方法を見つけるための観察力に優れていると考えるべきです。

何が言いたいかというと、さつきはやはり第20怪で本人が言うように霊力がないのではということです。なぜそのような結論になるのかというのは第20怪のふり返りの際に説明しますが、第18怪はさつきに霊力がないことを表す根拠の一つであると思っています。

今回はここまで。


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学校教育と学問との繋がりを考える。あと時々(結構)サブカルチャーも。プロフ画像はツイッターのフォロワーであるアガヴェ様(@Marginata_Aurea)に描いていただきました。
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