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ブラック企業から抜け出すのは難しい。

ブラック企業から抜け出すのは難しい。

ブラック企業の定義がわからないけど…。

明らかにここはブラックだったと感じる場所があった。

採用されて働くようになったある日『ここブラックなの知らなかったの?』と言われた。

知らなかった。

知ってたら働かなかった、受けなかった。

と思いながらスタートした仕事。

2つ目の仕事だった。

その頃わたしはまだ21歳とかで…。

これが普通なのか?とか思わなくもなかったり…。

ブラックと言われつつも、耐えに耐えていた。


終わりを告げたのは突然に…。

まあ普通の職場ではなかったけど…。

ある日の休みの日。

休みだったはずなのに、どこかの公民館のようなところで話を聞きにいかないといけなくなった。

その日葬式があり手伝いをしてって言われていた。

それにそんな無意味なことのために行けなくなった。

親戚ではあるけど…少し遠い関係だった。

だけど休みの日なのに?って思ったのと。

これって身近なひとがもし亡くなった時もそうなのでは?って思って…。

それまで我慢していたものたちが溢れ出して。

退職したいと退職願とともに、話しをした。



受け入れてもらえなかった。



その後耐えていたものがぷつっと切れて行けなくなった。

あの日々を思うと…。

大した辛さも耐えられた。


おかしいことだけど…。

園長が毎日調理室に来ていて、何か気に入らないと食器を投げつけられたこともあった。

言ってないことを言ったと…ただのボケた老人。

そんなひとの相手をすることに疲れた。

それで気に入らないと保育園児、先生関係なく何時間も正座をさせてた。

罵声を浴びせられていた…。

ただただお茶をだすだけのために、夜9時くらいまで拘束され、残業代はなし。

あとは上司も気の短いひとで…。

近くにいる誰かにあたるひとで…。

よくあたられていた。

これぞパワハラみたいなのをされてたけど…その頃パワハラって言葉すら知らなかった…。



そんな日々。

1年は耐えれなくて…行けなくなり…最後に退職に関する処理だけに行き辞めました。



その時の解放感は今も忘れられない。

こんなにスッキリするのか…ってくらい…。

でももうこの仕事は選ばないって思って、せっかく短大で勉強した栄養士の資格を封印した。



ブラック企業って目には見えないのかもしれない。

働いてから知ることの方が多いのかもしれない。

わたしが言えることは…家族経営は怪しいってこと。

あとはその組織に入ってしまえば耐えるしかないということ。

入る前に見極めることが大事。

今はスマホで調べたら多少は出てくるのかも…。



ブラック企業から抜け出すのは難しい。

辞めることを許してもらえない。

今なら辞めるための手段をわかってきた。

結局、辞めることって大変で…。

辞めずに済む方がいいけど…。



ブラック企業と気づいたら…。

ブラック企業で働かないに越したことはないけど…。



逃げてください。

ただただこれだけ…。

わたしに言えることはそのくらいしかないんですけど…。



ブラック企業ってどうしてなくならないのだろう?



誰もが普通に働ける社会になれば良いのにな…。


おわり。

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