怒りは悪者ではなくて想いの強さである
「わざわざ怒る必要はない」
僕が生きてきた中で怒りの感情を露わにしていることほど愚かで不愉快なものはないと考えていた。
「相手に伝えるなら感情を抜きにする」
個人的に心掛けていることで爆発しそうなこともあるけどグッと堪えて我慢して発言する。
我慢って内側に発生したフラストレーションを開放しないことで気持ちを乱さない為のクールな呪文のようなもの。
相手に対して怒りをぶつけることは八つ当たりに近いなと思っている。
だから僕は怒ることが大嫌いだ。
この概念を壊してきたのは息子の瑛斗くん。
寝る前に家族で一緒に歯磨きをする。
洗面所にある歯ブラシをママに取ってもらい
「パパどうぞ」と渡してくれる。
リビングのソファに3人で座ってシャカシャカする習慣があって歯ブラシを口に入れたまま走り回っていた。
危ない事だと伝えても一切止めることなくやり続けていたから歯ブラシを強制的に取って
「危ないって言ってるでしょ!瑛斗が怪我したらパパもママも嫌だからダメだよ!!」
僕は普段怒らない。
煮えたぎる様な怒りは持っているけど大きなエネルギーは相手にぶつけない。
万が一が起きて欲しくないから強い口調で辞めて欲しいことをぶつける様に伝えたら真剣にこちらを見て話を聞いてくれた。
「パパ抱っこ」
離れてママのところへ言って大泣すると思っていたからビックリした。
「僕のことを大嫌いになってもいい」
開き直った思考と行動は思いもよらぬ方向に転がった。
瑛斗はパパの愛情として受け取ってくれたのかもしれない。
‘’怒りは悪者ではなくて想いの強さである’’
想いの強さの延長に怒りはあるのかもしれない。
内側にある相手への想いやり。
きっと脱線した車両を力づくでレールに戻すようなこと。
この線路は間違いなくて自分の中で揺るぎない意見。
僕の持っている概念が書き換わった瞬間。
「父親らしさ」を自分に感じた。
柔らかく相手へ接することを自分なりに大切にしてきたけど違う僕もいる。
けれど相反するようなこの2つの想いは共通している。
「想いがそこにあるか?」
相手を想いやることを考えさせられた経験だった。
今日は家族で過ごせる日。
僕の楽しみにしている時間を最高に過ごしていこう。
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