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Nao Kikuchi
2023年6月28日 20:23
先週、修学旅行に行ってきました。その道中、みんなの前である子に注意をする場面がありました。いま振り返っても、同じ場面になったらまた叱ってしまうだろうなと思います。時間が無い中で改善を求める声かけは、どうしても注意という形になってしまいます。でも、叱る側も、叱られる側も、見ている側も、気分はよくないですよね。僕自身も、「あぁもっと早く気づいておけばよかった」と反省したワンシーンでした。そ
2021年4月2日 17:41
4月。期待と不安の入り混じった表情で見つめる子どもたちに、毎年僕は話す。「僕だけの力では、この学級の、これからの一年を充実させることなんてできない。」こう言えるようになって、僕はどれだけ学級を楽しめるようになっただろう。どれだけ、子どもが頼もしく思えるようになっただろう。どれだけ、子ども達の良さに目を向けられるようになっただろう。教師が自分の限界と不安を率直に、そして丁寧に
2020年7月14日 21:14
「先生,一緒に遊びますか?」休み時間に,Uくんが僕のところに来て,照れ臭そうに言った。「うん!いいね!遊びたい。」と答えると,嬉しそうにはにかんで,友達を誘いに行った。僕も,素直に嬉しかった。「なんか,昨日,家で,お姉ちゃんに,菊地先生は業間休みに何してるの?って聞かれたんですよ。」一緒に,トランプをしながら,ひそひそと教えてくれた。その子の姉も,僕が昨年担任した子だった。「
2020年7月17日 23:41
これまで,様々な角度から「キャリア教育」に類すると思われる教育実践に力を入れて取り組んできた。社会に主体的に参画して,生き生きと働く大人を教室に招いてきた。自分の故郷を見つめ直す学習にも,機会を見つけて取り組んできた。手前味噌ながら,どの学習でも,子ども達は教科書をなぞる授業以上に目を輝かせて学んでいた。僕には提供できない学びを,たくさんの社会人が提供してくれた。そんな授業をしながらも