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日経平均がとっても元気。

ふと、こんな記事を書いてみました。実は、ニワカ経済通であったりします。経済ニュースは大体目を通してますし、もちろんNISAもやっております。実は、NISAは4年前からやっていたのですが、初回はS&Pを半年ほど積み上げてて、全て売却してしまったんですね。その理由がトランプ大統領のホワイトハウス襲撃事件。その際、この後、アメリカはどうなるのかな…と思いましたが、むしろ、特に何も起こらず、むしろ、コロナバブルからのインフレで米国株はずっと右肩上がりでした。その反省もあり、正直、応援する気が全く起きない米国株は手を出すのをやめて、そこから2年半近く日本株(日経225インデックス)を買ってたんですね。その結果、含み益がそこそこになりました。まあ、全然驚くほどの金額では無いので公開はしませんが(いつか、驚く金額になったら公開します✨)、日経225をドルコスト平均法で積み上げております。
とまあ、驚くべき金額になるように祈っている私ですが、そんな訳で「日本経済は明るい」と自分は思っています。その理由をつらつらと書き連ねていきます。異論、反論、大歓迎です。是非是非、コメントくださいませ🙂✨

1,日本は安すぎる

1,今までの日本経済の振り返り

今、約30年ぶりに日経平均が最高値を更新しようとしているのですが、日本経済は30年間何も成長していないかというと、そんなことはないと思うんですね。渋谷や丸の内を見ていたら、30年前とは全く風景が違います。身の回りにIT機器は溢れ、ソフトバンクや楽天、サイバーエージェントなど、様々な巨大IT企業が生まれました。つまり、ITは世界と同じ様に発展していっており、全国どこでも光回線とWifiが使えます。にも関わらず、全く成長がなかったものがあります。それは「給与(収入)」「物価」です。どうして、「給与(収入)」が上がらなかったかというと、一言で言えば「デフレ・スパイラル」で片付けられるのですが、要は、国民全体で給料のバーゲンセールをやってしまったんですね。
日本人は美徳として、「良い物を安く買う」という商習慣がありますが、皆が良い物を安く買おうとした結果、利益が上がらなくなってしまいましたそのため、給料まで割引してしまった結果が今の状態です。ただ、その間に働き方の変化がありました。その一番の変化が「女性が結婚後も正社員として働くことが一般化した」ことが挙げられます。つまり、家庭全体における「世帯年収」は30年間で増加したということになります(ちなみに証拠は以下のとおりです)。

要は、一人当たりの収入に期待できないから、夫婦共働きで頑張ろうという話です。その結果、育てる時間が無いので「少子化」は加速し、リストラは増え、女性の収入や出会いが増えたことにより「離婚率」は上昇した訳ですが、振り返ってみると、これらも給与が上がらない(≒景気が上向かない)ことの副産物であったと言えます。
そして、私が一番の問題だと思っている、派遣社員・契約社員の増加も給与を安くする流れに拍車を掛けました。
つまり、「旦那が正社員で、奥さん専業主婦(&マイカー、マイホーム)」という、「昭和の当たり前」を維持することが難しい世の中になったのが、失われた30年だと言えます。
もちろん、昭和の当たり前を維持することが必ずしも良いかというと、そうとは言えないかと思います。働くことが好きな女性は多いですし、都心部であれば、車は要りません。マイホームも必ずしも買う必要はないでしょう。ライフスタイルの変化と共に、昭和の当たり前は消えていく運命にあったとも言えます。
ただし、世界は違います。日本が30年モタモタしているうちに、世界はインフレしながら成長を繰り返し、気付いたら以下のようになっていました(下記参照)

つまり、一言で言えば、「とっても安い国、ニッポン」になってしまった訳ですね。これがバブル崩壊後からの現在までの日本の現状だと言えます。

2,これからの日本経済の予測

あくまで私見なので、当たらないかもしれませんが、冒頭でも申し上げた通り、「日本経済は明るい」と考えています。その理由ですが、

  1. 外国人が日本のことを高く評価している。

  2. 中国が大量の不良債権を抱えており、これから低迷期に入る。

  3. ロボットの技術水準が高く、これらの覇権を握れる可能性が高い

という、3つの要因からです。特に1,2は現在の株高の理由の一つとされています。昨今の中国の景気悪化も伴い、香港市場からの流入も多くあるみたいですね。要は中国株は怖くて買えない訳です。それに加えて、日本は外国人からの旅行の人気度も高く、以下のランキングでは1位を獲得しています🙂✨

また、日本のゲーム、アニメも人気があり、任天堂の大株主はサウジアラビアの皇太子であったりします(なお、サウジでは「アニメEXPO」が開かれるほどの日本アニメ贔屓)。
ヨーロッパ、アメリカでも日本のゲーム、アニメ人気は高く、日本人から見てサブカルチャー扱いだったものが、外国人から見ると、ある種、メインカルチャーになっている節もあります。そのくらい、日本のエンターテイメントは世界から見て、魅力的に映っている様子ですね。

私自身、ゲームもアニメも超ニワカですが、FFとドラクエ、ガンダム、エヴァンゲリオン、ワンピース、鬼滅の刃、ドラゴンボール、ジブリ映画はある程度こなしているので、まあ、一般常識程度の知識はあると思います。オタクになれるほど好きになることはないのだけれども、小学生の時はスーファミのカセットを並んで買っていたので、別に嫌いではないと思いますね。PSも1~4までは一応買ってます。
とまあ、そんな日本のエンターテイメントが大なり小なり海外のファンを作り、日本に興味を持つキッカケになっているのは間違いないでしょう。その上で、実際に訪れると、「物価は安く、コンビニは24時間空いており、水道水は綺麗、トイレも無料で綺麗、電車は時間通りに運行し、おまけに治安も良い」という、海外では到底考えられないレベルのサービスが、日本全国で普通に存在しており、海外の観光客が増えるのは当たり前といえば当たり前なのかもしれません。

そして、「3.ロボットの技術水準が高く、これらの覇権を握れる可能性が高い」に関してですが、現在、とても賑わっている技術としてAIがあります。私も昨今のAI技術にはとても驚いており、

「迷ったら、兎にも角にもAIに聞く。」

こんな時代がきたことに対し、リスクを感じつつもワクワクしている自分がいる訳です。
さて、今後のAIの進化についてですが、AIはまだソフトウェアが主流な訳ですが、そのうち、肉体(機体)を伴った超ロボットが出現してくるだろうということは容易に想像できます。そのロボットで覇権を取るのはどこの国か?と問われると、私は「日本」と答えます。なぜならば、その答えは簡単です。日本は産業用ロボットのシェアNo.1である、実はロボット大国なのです。

ロボット製造技術はガソリンエンジン等と同じ様に、高度な職人技術が必要とされるため、一朝一夕には作れません。いわば、製造業の王様的な一面もあると思われますが、AIの進化が一段落した後に日本のロボット産業が脚光を浴びる日が来るでしょう。
また、これは余談にはなりますが、次世代の太陽電池である「ペロブスカイト太陽電池」、次世代型バッテリーである「全個体電池」、次世代型半導体である「光電融合技術(IOWN構想)」、これらの技術は全て日本がトップの技術を持っています。それに加えて、その次の世代であると考えられる「水素」、「核融合」に関しても、日本はトップクラスの技術を持っているので、ここから30年近くは繁栄を続けると考えています。かなり強気の見方かと思われますが、まあ、少なくとも、日経平均は上がり続けると考えています。
ただ、ここでリスク要因として考えられるのが、「①人手不足」、「②ライバル国」、「③政治」の3つであると考えています。
①に関しては、「ロボットの活用により、人手不足を解消していく」という流れになっていくことにより、少しずつ、解消していくでしょう。少なくとも、単純な接客業は全てロボットに置き換えても良いかもしれません。もちろん、急なトラブル対応のために人間も必要ですが、基本的には、製造業、主要サービス業はAI,ロボットに任せるというのが、今後の大きなトレンドになっていくかと思います。
②に関しては、これが本来であれば、「中国」であった訳ですが、ここが折れると予想しています。というのは、中国は不動産バブルの崩壊に伴い、ここから30年近く低迷期に入ることが予想されます。そこで台湾、尖閣を取りに行くのかどうなのかはわかりませんが、 TSMCが熊本に工場を作り続けている所を見ると、今のところ、政情不安が日本に利する展開になっています。少なくとも、中国がやぶれかぶれで侵略戦争を仕掛けても、それが功を奏すことはないでしょう。世界から大ブーイングを受けるのがオチの山です。したがって、例え、中国が攻めてきても、特に気にすることはないでしょう。日本の自衛隊は本当に強いです(米軍が舌を巻く程強いです。。。)
ただ、③に関しては…「経済は一流、政治は三流」という言葉があるそうですが、少なくとも、今の政治(政策)が広く支持を集めているとは言えないでしょう。現在の労働市場を作った根源の一因として、小泉・竹中構造改革路線により、格差社会が拡大した結果、デフレが止まらなくなってしまいました。その後のアベノミクスにより、市場は回復しましたが、給料は上がっていません。働き方改革で残業は少なくなったので、その分、副業や投資をする人も増えたのかもしれませんが、全体的なトレンドとしてはまだまだ少数派でしょう。
どちらかというと、最近の傾向としては「働き方改革」、「週休3日制」など、働き方そのものを改善していく方向にあり、給料をアップしていく方向ではないような気がします。個人的には嬉しいトレンドなのですが、そのやり方だと、「景気が良くなったと実感する人は少ない」と思います。要は、休みは増えても、振り込まれる額は変わらない訳ですから。
とまあ、今の政治に不満がある人が多いので、日本の将来に興味が持てない日本人はとても多いと思います。それらは景況感にいくらか反映されてくる所もあるでしょう。アメリカと違って、若者が投票に行かない(行っても無駄と捉えている人が多い)ので、それも今の日本の状態が改善されないことの一因であるように思えます。大学からスタートアップ企業を立ち上げたり、シリコンバレーのような雰囲気は日本からは生まれにくい土壌にあるので、それらは政治が支援しなくてはいけない訳ですが、「日本は若者に金を使っている余裕がない」ので、税金が社会保障に消え続ける運命にあります。
私個人的には、若者でなくても、チャレンジ精神のある高齢者がたくさんいるので、そこに乗っかっていけば良いと思っています。元々、日本は「米国IT企業のような若い人が成功すると、叩き潰される」という悪習がある反面、ホリエモンのように、「反骨精神で長く活躍し続ける」という人がむしろ多い気がします。欧米と違って、年功序列の考えはなんやかんやで存在するため、若い人にはチャンスが巡ってきにくい日本ですが、その分、社会が安定するという一面もあるわけです。少なくとも、資本主義の王様であるアメリカの弱肉強食度(≒治安の悪さ)は、日本の比じゃないので多少イキがったくらいの中途半端な若者は、銃社会アメリカでは自然淘汰される運命にあるでしょう。むしろ、日本の方がある程度、バランスが取れていると言えます。
とまあ、ちょっと日本贔屓な視点から物を書いてみましたが(共感はされないと思いますが)、それにしても、今の政治家だけは頂けません。これが一番の問題なのではないでしょうか。少なくとも、若い人が希望を持てる様な、カリスマ政治家が現れてほしいと願うところです。

2、最後に一言

今回も長々と書いてしまいました。ご拝読頂きありがとうございました。

また、今後ともよろしくお願いいたしますー🙂✨



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