マガジンのカバー画像

スタッフJの歩み

15
大事なことはコイントスで決めます。
運営しているクリエイター

#富山

東京から富山に移った今『あのこは貴族』はどう映る?

東京から富山に移った今『あのこは貴族』はどう映る?

デパート内部にある高級志向のカフェは、私をのぞいてご婦人ばかりだった。どうしても、ちょっといいスイーツと共に紅茶を飲みながら読みたい本があった。

山内マリコさん作の『あのこは貴族』。電車に揺られながら「第一章 東京(とりわけその中心の、とある階層)」を読んで、文章を追う勢いは加速するばかりだった。これは天井が高くソファがひろく紅茶がおいしい、上品なお店でめくるべき本だ、そう直観してまさにその通り

もっとみる
主役の白えびに代わって

主役の白えびに代わって

富山といえば白えび。
駅なかに白えび。
寿司屋に白えび。
居酒屋に白えび。
スーパーに白えび。
ポスターに白えび。

ところで私は白えびを食べたことがございません。一度エビの名がつく居酒屋さんで白い塊の乗ったネタを口に運びかけたら、すかさずそこにいた人が「それ白えびだよ!」と注意してくれたのでした。危ない、呼吸困難で救急車にお世話になるところでした。一度も食べたことがないのだからそれが白えびだとも

もっとみる
今こそ!家にこもってできる趣味トーク

今こそ!家にこもってできる趣味トーク

こんにちは。

世界中が自粛モードのなか、旅館に来てくださいね!とも言いづらい現状です。喜代多旅館でも、スタッフは再利用可能な布マスクを配布してもらったり、エントランスには衛生用の消毒液を置いています。先行きは不透明ですが、ひとまず生き延びましょう。

そんな4月は「家でできる趣味をひたすら語る回」をお届けしていきます。各スタッフが1週間に一度更新予定(できるかな?)。暇つぶしにどうぞ。

自宅で

もっとみる
ガラス作家を知ってますか。

ガラス作家を知ってますか。

「将来何になりたい?」と聞かれたら

「絵本作家」

と答えていました。

そこで富山県民なら、

「ガラス作家!」と答える子どももいるのでしょうか。

関東出身のスタッフは、ガラス作家という生き方があるなんて喜代多旅館に来るまで知りませんでした......。

併設のフレンチレストラン「ビストロカドゥー」には、ガラス作家さんの作品が飾ってあります。それが初めての出会いでした。

実は富山市内の駅

もっとみる