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ライブレポート

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Run for Pleasure 20xx - 2023 style -

Run for Pleasure 20xx - 2023 style -

散々な2ヶ月だった。
次から次へと悪いことがやってきた。こんなに続く?っていうくらい。
さすが大殺界。戦慄した。
大慌てで厄神さんへ伺い、人生で初めて賽銭箱にお札を入れて祈ったくらいだ。

8月上旬、旅行先に台風が直撃してホテルにカンヅメ食らったのを皮切りに、
その旅行中にインフルエンザ発症(カンヅメだったのにどこで拾ったんだ)、
試験に落ちて凹む暇もなく、愛猫の疾患が判明し、猫とのまったりライフ

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言葉をここに置いておこうと思う(ライブレポート on TK "Killing you softly" at 大阪市中央公会堂 2014/2/27)

言葉をここに置いておこうと思う(ライブレポート on TK "Killing you softly" at 大阪市中央公会堂 2014/2/27)

9列目、前のほうじゃーん!と思いきや、
行ってみたら9列目でも半分より後ろになるという会場の小ささ。
平らな(傾斜がない)床に椅子を並べているだけなので、
後ろにいけばいくほど、ステージが見えづらくなる。
TK様のお顔もほとんど拝めず、手元なんてぜんぜん見えない。
だったら、目を閉じて、音に身体を委ねてみる。
"seacret cm" の響きがきもちいい。ねむりそう。
贅沢。TK様の生歌聴きながら

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Run for Pleasure 20xx - 2008 style -

Run for Pleasure 20xx - 2008 style -

稲葉さんが指差す前から月が出ていることは知っていた。
それでももう一度、手をつないだまま振り返って仰ぎ見た月は特別な気がした。
みんな知っていただろうか、この裏には本当に丘があること、みんな知っていただろうか。

初めてのアリーナは、ステージから遠くて、遠くて、
遠くに小さく見える人影を認識することは難しくて、難しくて、
それでもいいんだって、ライブはやっぱりいいんだって思えるのは、
いっしょに歌

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1秒でもながく(ライブレポート on Breaking The Dawn Tour 2013 at Zepp Namba on 2013/10/4)

1秒でもながく(ライブレポート on Breaking The Dawn Tour 2013 at Zepp Namba on 2013/10/4)

連れは仕事で来れないし、
自分自身も慢性的な寝不足でコンディション良くないし、
会社は早退したものの、「行くのやめようかなぁ…」って考えてた。

それでもどうにかZepp Nambaまでたどりついて、入場したら、
隣に女子大生2人組、
“京大を目指す西大和学園に通う弟をもつ姉”の自慢話がいやでも耳に入ってきてうぜぇ。
ますますテンション下がるわ。

スタンディングライブだから、入場待ちから公演終了

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その目に見えてる音を聞かせて(ライヴレポート on TK from 凛として時雨 for FLY LIKE AN EAGLE@渋谷公会堂, Aug. 30, 2012)

その目に見えてる音を聞かせて(ライヴレポート on TK from 凛として時雨 for FLY LIKE AN EAGLE@渋谷公会堂, Aug. 30, 2012)

【あとがき、にして、前書き(Sep. 15, 2012追記/修正)】

ライヴレポートの書き方に正解なんか無いですけど、
演奏された1曲1曲について、こんな音でこんな声でこんな演出で、って事細かに描写したところで、
残念なことに、その場にいなかった人にはなかなか伝わらないものです。
そして、セトリやMCといった“あったこと”は、誰が書いても結局おなじでしょ。

だったら、あ・な・た・の レポートと

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Run for Pleasure 20xx - 2018 style -

Run for Pleasure 20xx - 2018 style -

絆なんてクサい言葉は大嫌いなのだが、
席に着くまでの混雑した通路で何気なく放たれた
「B'zはオレたちにとって絆みたいなところもあるからな」
という言葉は なににも引っかからず 心に受け止められ、
この夜、だいじなものを取り戻したようなきがするよ。

大丈夫だよ、
って言ってあげたい人のことを思い浮かべて、
と稲葉さんにいわれたとき、
わたしは振り上げた自分の右腕に残る手術痕をみていた。

I’l

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