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静 霧一/小説
2021年6月25日 20:33
檸檬の甘酸っぱい香りが漂う。私はどうも、恋をしたようであった。◆とある平日の午後のこと。ふらりと外を散歩していると、洋菓子屋の前に行きついた。こんなお店、前からあっただろうか。私はおぼろげな記憶を思い返してみる。確か、ここには定食屋があった。老夫婦が営む、古い定食屋。居ぬき物件ということもあり、店外の様子は、ぼんやりとであるがあの定食屋の残像がある。私は、その懐かしさ
2021年3月5日 20:01
こんばんわ、霧一です。少しづつ朝が長くなって、夜が短くなっていく季節ですね。私は桜の木の下でお酒が呑めることを、そわそわしながら待ち侘びています。さて、ステイホームが長引く昨今ではありますが、少しでも皆様の楽しみが増えるよう、私からおすすめの記事紹介をさせて頂きます。静 霧一の独断による小説の記事紹介が以外にも好評を博しましたので、今後は月一ペースで創刊できればと思っております。こち
2021年2月5日 20:28
こんばんわ、静 霧一です。最近、見る情景の全てが言葉に変換される病気にかかってしまっているのか、脳が言葉の波で爆発しそうです。小説ばかり書いている私ですが、noteには言葉を巧みに使う方々が非常に多いので、一時筆をおかせて頂き、少しばかり勉強させて頂いたnote記事を紹介させて頂きます。①原井 浮世 さん無駄のない、洗練された日本語の言い回しが非常に上手いです。言葉によって生み出された
2021年1月23日 20:32
『私は小説と生きている』私にとって小説とは、世界を創造する文字の芸術だと考えております。それゆえ、いい作品には心を動かされた直後には、すでに指が動き出し、気づけば小説を執筆してしまっている始末です。(おかげで、深夜まで執筆してしまっているせいか、MONSTERパイプラインパンチばかり飲んでいる気がします)そんな私が、最近購入しました小説の紹介をさせて頂きます執筆のインスピレーションの