気になるぽん

本や書店が大好きです。気になる新刊(未読)や本のことを発信していきます。 毎週更新はで…

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本や書店が大好きです。気になる新刊(未読)や本のことを発信していきます。 毎週更新はできませんでした! コロナ禍で書店にもゆっくり行けず、新しい本との出会いが少なくなっていると感じる今日この頃。 「え、なにそれ、気になる!」という気持ちが伝染していったなら嬉しいです。

最近の記事

読食欲の秋_10月28〜11月2日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

読書の秋でもありますが、食欲の秋でもあり、秋はなんでもありでいい季節だなと思います。 今回は新刊4点をピックアップ! 『あなたとなら食べてもいい (新潮文庫)』 新潮社/千早 茜 他 作品紹介より引用 本屋大賞作家・町田そのこ書き下ろし含む7つの「食」を巡るアンソロジー。 穏やかな食卓を囲む二人に潜む秘密。 盗まれたエクレアが導く驚きの結末。 最後の砦のような居酒屋に集う人々の孤独。 減量に奮闘する女性が巡り会った恋。 美食の上で繰り広げられる女同士の舌戦。

    • 私が母の誕生日にプレゼントした本はこちら【人に贈る本を選ぶのって難しいですよね】

      先日、私の母が誕生日でした。 この時期なので、誕生日プレゼントには、いつもは来年のカレンダーとか、温かい手袋やマフラーなどを選ぶことが多いのですが、今回は本にしてみました。 本を人に贈るのって難しいですよね。。 「贈る」だけじゃなく、「貸す」のもけっこう難しいと私は思ってしまいます。 むかし、「これ、おもしろいですよ!」と知人に貸した本が、全然読まれないまま「ごめん…」と返ってきた思い出があります。(そのときに貸した本については後述します) 自分に合わない本を読むのは、な

      • アメリカ人が日本語で書いた小説が文学賞を受賞!?_10月27日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

        先日書いた記事を、note公式の「今日の注目記事」に選んでいただきました…! もう感謝しかないです。。 今回は、気になる新刊4点をピックアップ! 『鴨川ランナー』 講談社/グレゴリー・ケズナジャット 作品紹介より引用 日本と世界の狭間で生まれた中篇2本。 「鴨川ランナー」……外国から京都に仕事に来た青年の日常や、周囲の扱い方に対する違和感、その中で生きる不安や葛藤などを、「きみ」という二人称を用いた独特の文章で内省的に描く。京都文学賞受賞作。 「異言」……福井の英会

        • めちゃくちゃ笑った!_10月20〜25日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

          最近グッと寒くなりましたね。 朝起きるのが辛くなってきました。。 さて、久しぶりになってしまった新刊記事です。 今回は4点ピックアップ! 『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』 講談社/福井県立図書館 作品紹介より引用 「とんでもなくクリスタル」「わたしを探さないで」 「下町のロボット」「蚊にピアス」 「おい桐島、お前部活やめるのか?」 「人生が片付くときめきの魔法」「からすのどろぼうやさん」 「ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本」 「八月の

        読食欲の秋_10月28〜11月2日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

        • 私が母の誕生日にプレゼントした本はこちら【人に贈る本を選ぶのって難しいですよね】

        • アメリカ人が日本語で書いた小説が文学賞を受賞!?_10月27日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

        • めちゃくちゃ笑った!_10月20〜25日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

          明けない夜もあるんだ、世界には。_10月6〜7日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

          むかし、国語の先生から「あなたたちの世代はもう、本当の暗闇を知らないでしょう?」と言われたことを、今でも覚えています。 当時の私には想像することができなかったからこそ、記憶に残っているのかもしれません。 今回ピックアップした新刊は「夜」がテーマになりました! 『ダンデライオン (小学館文庫 な 20-2)』 小学館/中田 永一作品紹介より引用 それは、仕掛けられた出会いだったのか。 11歳の下野蓮司はある日、病院で目覚めると大人の姿になっていた。 20年の歳月が流れ、そこ

          明けない夜もあるんだ、世界には。_10月6〜7日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

          文系人から見てもワクワクする理系本!_9月24〜29日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

          これはワクワクせずにはいられないぜ。。 そんな新刊を3点ピックアップ! 『解きたくなる数学』 岩波書店/佐藤雅彦 他作品紹介より引用 あの「ピタゴラスイッチ」制作メンバーが、これまでにない数学問題集を作りました。そこには、ひと目で心を奪われる問題ばかり。数学が苦手な人も得意な人も、魅力的な写真とグラフィックで表現された23題に、きっと夢中に。論理の組み立てが学べ、思考のジャンプが身につきます。考える楽しさを求める中学生以上のすべての方へ。 みなさんは好きですか?ピタゴラス

          文系人から見てもワクワクする理系本!_9月24〜29日新刊のなかの気になる本【新刊情報】

          本から始まり、本で終わる。_9月15日新刊 の中の気になる本【新刊情報】

          毎週更新すらもままなりません。本当に毎日更新している人すごい。。 それでもフォロワーさんが増えたり、過去の記事にスキしてもらえて「書かねば!」という気持ちがわきあがってきました。 今日は9月15日(水)の新刊のなかから、気になる本をピックアップ! 『一日の終わりの詩集 (ハルキ文庫 お 9-5)』角川春樹事務所/長田 弘作品紹介より引用 「こんにちは、と言う。ありがとう、と言う。結局、人生で言えることはそれだけだ。」(「言葉」より) 「言葉にできない感情は、じっと抱いてゆ

          本から始まり、本で終わる。_9月15日新刊 の中の気になる本【新刊情報】

          いろいろ穏やかじゃない小説たち_8月23〜29日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          今週はおもしろそうな(癖も強そうな)小説の新刊をピックアップ! 『プエルトリコ行き477便 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)』 二見書房/ジュリー・クラーク (著), 久賀 美緒 (翻訳)作品紹介より引用 ☆ 米Amazon2020年前半のベストブック選出! ☆ ☆ 〈ニューヨーク・タイムズ〉紙 2020年の夏に読むべき本選出! ☆ 暴力的な夫からの失踪に失敗したクレア。 見知らぬ女性と身分を交換するが…… ケネディ家に次ぐ名家に嫁いだクレアは夫の暴力に

          いろいろ穏やかじゃない小説たち_8月23〜29日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          “真実”とか本当のことって結局何なんだろう_8月16日〜22日の気になった新刊【新刊情報】

          平日毎日更新→毎週更新に頻度を下げました!(無念!) 日によっては気になる本があったり無かったりだったのと、あとはその…うん…ほらやっぱり(以下略) いやー、毎日更新している人ってすごいです。 それでは気になった本の紹介です。 『地球の未来のため僕が決断したこと』早川書房/ビル・ゲイツ作品紹介より引用 温室効果ガスの排出量をゼロにするしか、我々が生き残る道はない。「気候大災害」を回避するために、ビル・ゲイツは政治・経済・科学のあらゆる側面から分析を進めてきた。10年の調査

          “真実”とか本当のことって結局何なんだろう_8月16日〜22日の気になった新刊【新刊情報】

          花で人生に潤いを_8月12日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          今日の新刊は可愛らしいお花の表紙がたくさんありました。 気になる3点をピックアップ! 『漢方で冷え・ストレスのないからだへ』 東洋出版/石川 晶三作品紹介より引用 冷えとストレスは万病のもとです。ところが西洋医学には「冷え」という概念がありません。そのため附子(ぶし)や乾姜(かんきょう)のような温める飲み薬がなにもないのです。また日本語には気が滅入るとか、気が弱いとか「気」をつかった言葉がたくさんあるけれど、この気とは五臓六腑を動かすエネルギーのようなものです。肝は全身の気

          花で人生に潤いを_8月12日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          猫とひろがる物語_8月11日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          本日の新刊から気になる本を3点ピックアップ! なんだか猫作品が多い日でした。 『ねこのふしぎ話』 興陽館/やまだ紫作品紹介より引用 ねことの暮らしは不思議がいっぱい。 こころにしみる珠玉の「ねこ話」。 急逝した天才マンガ家、やまだ紫。 新しいマンガ表現を切り開いた作家のねこの漫画たち。 お蔵出し作品を含む詩情のねこ世界。 さみしくて、あたたかい、 ねことの日常を繊細に描く。 やまだ紫さんの過去作品のレビューを見ると、絵もそうですが、詩もとても素敵なようです。 紹介文にある

          猫とひろがる物語_8月11日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          「魔法」を感じる_8月10日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          今日は気になる新刊がたくさんありました。 その中でも特に気になった3点をピックアップ! 『存在しない時間の中で』 角川春樹事務所/山田宗樹作品紹介より引用 『嫌われ松子の一生』『百年法』の著者が、生きることの根源的な意味を問う〝いま読むべき物語〟の誕生。 「この世界は何ものかが創ったものだ」と証明されてしまったら、あなたはどうしますか? 「とんでもない作品に出会ってしまって震えている」「なんて怖い小説だ」「驚愕。なにこの設定……」など、発売前から話題沸騰! ! ■あ

          「魔法」を感じる_8月10日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          暑い夏にはクリームソーダ!_気になる未読本【本の紹介】

          今日は気になる新刊情報がなかった(新刊点数も少なかった)ので、代わりにテーマを設けて3冊ピックアップします! テーマはクリームソーダ!です。 『クリームソーダ 純喫茶めぐり』 グラフィック社/難波里奈作品紹介より引用 戦後〜昭和30,40年代の高度成長期に開業した歴史ある純喫茶の定番メニュー「クリームソーダ」を新規に取材、撮りおろし写真で紹介する。 内装などクリームソーダ以外の見どころや、マスターの「なつかしエピソード」も。 クリームソーダ好きなら読んで損なし!とのこと

          暑い夏にはクリームソーダ!_気になる未読本【本の紹介】

          現代版シンデレラ。だけど王子はシャイボーイって展開最高かよ【ぜひあなたに読んでほしい本】【読書感想文】

          普段は新刊(未読本)を紹介していますが、今回は読んでみて久しぶりに熱くなった本を紹介します! 先に言っておきますが、この本を読んだら、 あなたの心がトキメキハートな瞬間が、最低でも3回、必ず来ます。 『赤いモレスキンの女』 新潮社/アントワーヌ・ローラン作品紹介より引用 男はバッグの落とし主に恋をした。手がかりは赤い手帳とモディアノのサイン本。パリの書店主ローランが道端で女物のバッグを拾った。中身はパトリック・モディアノのサイン本と香水瓶、クリーニング屋の伝票と、文章が綴

          現代版シンデレラ。だけど王子はシャイボーイって展開最高かよ【ぜひあなたに読んでほしい本】【読書感想文】

          人生とアート_8月6日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          なんとか三日坊主は回避できました!平日は毎日更新していきたいですね。。 これまでスキしてくださった方、ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しかったです! 今日も気になる新刊3点をピックアップ! 『増補版 九十歳。何がめでたい』小学館/佐藤愛子作品紹介より引用 128万部突破ベストセラーが待望の文庫化 2017年「年間ベストセラー総合第1位」(日販・トーハン調べ)のエッセイ集が待望の文庫化。新たに本書が売れに売れた後の「怒濤狂瀾の日々」を綴ったエッセイや、旭日小綬章を受

          人生とアート_8月6日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          今日は文庫が熱い!_8月5日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

          今日も気になる新刊がいくつもありましたが、なかでも特に気になった文庫3点をピックアップ! 『未来』双葉社/湊かなえ作品紹介より引用 「こんにちは、章子。私は20年後のあなた、30歳の章子です。あなたはきっと、これはだれかのイタズラではないかと思っているはず。だけど、これは本物の未来からの手紙なのです」ある日突然、少女に届いた一通の手紙──。家にも学校にも居場所のない、追い詰められた子どもたちに待つ未来とは!? デビュー作『告白』から10年、湊ワールドの集大成となる長編ミステ

          今日は文庫が熱い!_8月5日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】