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“真実”とか本当のことって結局何なんだろう_8月16日〜22日の気になった新刊【新刊情報】

平日毎日更新→毎週更新に頻度を下げました!(無念!)
日によっては気になる本があったり無かったりだったのと、あとはその…うん…ほらやっぱり(以下略)
いやー、毎日更新している人ってすごいです。

それでは気になった本の紹介です。


『地球の未来のため僕が決断したこと』早川書房/ビル・ゲイツ

作品紹介より引用
温室効果ガスの排出量をゼロにするしか、我々が生き残る道はない。「気候大災害」を回避するために、ビル・ゲイツは政治・経済・科学のあらゆる側面から分析を進めてきた。10年の調査が結実し、パンデミックをも予期した著者の描く未来像が明らかに。20年ぶりの著作。

未来を予測する系の本って、とくに最近目につくようになってきました。みんな将来が不安で、それに対して何か情報を得ようとするので、こういう本を買ってしまうのでしょうね。はい、私も『2040年の未来予測』(著:成毛眞)買いましたすいません!

未来がどうなるかは別として、未来予測系の本はこれまでの歴史を振り返ったり、現状を把握するには最適な本なのかもしれません。

ビルゲイツさんはどう予測するのでしょうね。気になります。


『新型コロナワクチン 本当の「真実」 (講談社現代新書)』講談社/宮坂昌之

作品紹介より引用
免疫学の第一人者として絶大な信頼を得ている著者が、最新の科学的エビデンスをもとに新型コロナワクチンの有効性と安全性を徹底分析。これ1冊読めば、ワクチンに対する疑問と不安がすべて解消する新型コロナワクチン本の決定版!

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の切り札と期待されている、新型コロナワクチン。現在、日本で接種が進んでいるファイザー製ワクチンとモデルナ製ワクチンは、発症予防効果約95%という驚異的な効果を持つ一方で、ウイルス遺伝子の一部を使う世界初の本格的なmRNAワクチンであること、開発期間が極めて短期間なこと、従来のワクチンに比べて、副反応の発生頻度が高いこと、などが相まって、接種に不安を持つ人も多い。
新型ワクチンは本当に効果があるのか? 
本当に安全といえるのか? 
将来予期せぬ問題が発生することはないのか? 
英国型変異株(アルファ株)や」インド型変異株に対しても有効なのか? 
など、誰もが知りたい情報を、日本を代表する免疫学者である著者が、最新の科学的エビデンスをもとに平易に解説する。

ワクチン接種、みなさん受けられた方もたくさんいらっしゃるかと思います。私も1回目受けました。

未知なものは怖い、というのは人間誰しもそうですよね。今回のワクチンは副反応が大丈夫なのかとか、基礎疾患がある人にはどうとか気になってしまうことがたくさんあります。

本書はその答えをくれる本なのでしょうかね。結局不安は拭えないままかもしれませんが、勉強にはなりそうです。


『世界の不思議な街の空から』パイインターナショナル

作品紹介より引用
なぜ、こんな街になったのか…?不思議な街を巡る空の旅。

奇妙な構造の都市、断崖に建てられた街、隔絶された秘境に佇む集落……。世界には多くの不思議な街が存在しています。それらの街を空から俯瞰してみると、壮大な歴史や人間の営みの偉大さを垣間見ることができます。本書は、世界中の不思議な街を空撮・ハイアングルで撮影されたダイナミックな絶景写真で紹介します。

ドローンでこういうのも簡単に撮影できるようになったのでしょうね!すごい!

騙されたと思って、Amazonの試し読みページを見てみてください。「おぉ、なにこれ…」となるはずです。

欲しいなーけど高いんだろうなーと思って見たら2000円ちょいという良心的価格!ポチッと。


『名画小説』河出書房新社/深水黎一郎

作品紹介より引用
13の名画に隠された、驚きの謎、恐怖――秘密が明かされた時、あなたは戦慄する。 
『最後のトリック』の深水黎一郎が芸術への深い造詣とミステリーを融合させた傑作短編集。 

絵画×ミステリーは原田マハさんのイメージがかなり強いですが、本作品はどうなんでしょう?

この作家さんの作品は読んだことがないのですが、過去作品のレビュー欄には賛否両論、といった感じです。結局は自分で読んでみないと分からないってことか。。ポチッと。


『ごめん。 (集英社文庫)』集英社/加藤元

作品紹介より引用
学生服専門の洋品店で働く吉本佑理(32歳)は、職場上司の無自覚なセクハラやパワハラに合いつつもなかば諦めも感じていた。ある日、例のごとく「きみ、彼女いないの? 吉本さんを誘ってあげたら」と言う部長に対し「無礼です」と言い切る出入りの配送業者、里村の自然なふるまいが佑理の心に飛び込んできた。その後デートを重ね次第に距離を縮める二人。そして、告白のタイミングでこれまで三、四人と付き合ってきたと言う里村に対し、佑理は今まで彼氏が一度もいなかったことを、勇気を出して告げる。すると里村は何も告げずに去ってしまう。フラれた。失意の佑理に里村から電話が。「ごめん、おれも付き合ったのは中学の時にひとりだけ。いまマンションの下にいるんだ。戻ってもいいかな」(第一話「ひとり道」)。
あなたは“その言葉"を一日に何度、口にしますか? 様々なシーンのごめんで登場人物たちが少しずつ繋がってゆく、心温まる連作短編集。

これは表紙の猫と、「ごめん」というタイトルのインパクトが強かったのですが、それ以上に作品紹介文が良かったです。

個人的には本の紹介とかって「ちょっとネタバレ」くらいが一番読みたくなります。今回はまさにそれです。

私も普段から「ごめん」ってよく言っちゃいます。日本人あるあるですかね?そうでもないでしょうか?

いろんな「ごめん」が登場するという切り口も素敵です。



今回紹介した本のなかに、みなさんも気になる本がありましたでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではみなさん、よい読書を!


▼これはぜひ読んでほしい本です


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